チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

息子のお嫁さん、孫娘が泊まりに来てくれました。

2017年05月16日 | 日々のこと

晴、15度、66%

 ゴールデンウィークの話です。東京から孫娘、お嫁さん二人が我が家に泊まりに来てくれました。4月の末に主人が帰って来ることも、この二人がやって来ることも連休中ですから随分と前から決まっていました。ただただ、モモさんがみんなに会えるようにと思っていました。モモさんが逝ったのは主人が戻って来た翌日です。心も身体も腑抜けたようなその二日後、孫たちはやって来ました。

 家に着くなり、「モモちゃんはお星様になったの?なぜ?」と聞きます。まだ3歳の子供には亡くなる意味がわかるはずもありません。モモさんと私が休むベットの下を覗いては、「モモちゃん。」と探します。孫娘とモモさんが会ったのは2回、香港に遊びに来た時と私が香港からモモを連れて帰国した時です。あの時はモモさんと息子家族と一緒に5時間の新幹線の旅をしました。

 3歳の子供の元気と明るさは、主人と私にモモさんを亡くした辛さを忘れさせてくれました。どこに行っても元気満点。公園だって走り回ります。家の庭だって走り回ります。家の中だってじっとはしていません。最初の晩、私が想像していた通りのことが起こりました。二人には2階に休む準備をしていたのですが、寝る段になると孫娘、「下のベットでかかと寝る。」と言います。以前もそうでした。その時は女3人で下の部屋で休みました。ところが今回は主人がいます。主人に2階に行って欲しいとは言えません。結局、私が主人のベットに移動、4人揃って同じ部屋で休みました。主人のベットで私と主人、私のベットに孫とお嫁さん。3人の寝息が聞こえる頃、4人が並んで寝ていることに思わず微笑んでしまいました。

 たったふた晩で東京に戻ります。ココが東京から運ばれて来る日に帰りました。あいにく、すれ違いです。お嫁さん一人で孫を連れ帰ります。何かともたせたお土産は宅急便で送ります。荷物を作る時、「真奈お母さん、冷凍庫の食パンをもらって帰っていいですか?」とお嫁さん。彼女は毎朝食パンです。とても嬉しくて「どうぞ、どうぞ」と私。それをそばで聞いていた主人が「僕が香港に持って帰る分は?」と言います。翌日には、主人が香港に帰ります。そこで孫が帰る日は朝からまたパンを焼き始めました。冷凍しないと食パンは形が崩れます。このところ、主人は香港に戻る時必ず私のパンを持って帰ります。

 慌しい3日間でした。でもとても楽しかった。4人で並んで寝たことも初めてです。私が焼いたパンをと言ってくれたお嫁さん、本当に嬉しかった。

 ココと二人だけの生活もそろそろ2週間です。友人、家族に見守られしっかりとモモさんを亡くしたことを噛み締めています。


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