晴、12度、69%
「和バラ」のブーケをいただきました。「和バラ」?初めて耳にする言葉です。でも「日本のバラね。」と思って箱を開けました。 色合いが庭のバラとも切花のバラとも違います。淡いシックな色合いです。
「WABARA」と言う守山市のブランドです。親子で「和バラ」の開発に取り組んでいるのだとか。開発というより品種改良です。花は一つ一つが小さく、八重咲き。丈も切花のように大きな花瓶に合うものではありません。一番の特徴は色です。幾品種を束ねたグラーションあるブーケです。香りはありません。
早速、花瓶に生けました。我が家は日本家屋です。漆喰壁に木の柱、 このブーケはしっくりと馴染みます。古来からある品種ではなく開発品種です。
花や野菜の遺伝子段階での品種改良は目覚ましいと聞きます。「お米」「いちご」は年々新しいブランドが生まれます。庭植えの花たち、帰国以来、この7年間で年々新しくなりました。北海道のお米を頂戴した時、「北海道でお米?」と目を見張りましたが、これがまた美味しいお米でした。そしてこの九州にも流通しはじめています。
「WABARA」はブランドとして世界発信をしているそうです。 箱を開けて出したばかりのブーケ、麻紐の掛け方、水を含ませた紙の色にまで気配りを感じます。こうしたプロの花扱いはとても勉強になります。
明るい花いろは元気をもらいます。シックな花いろは落ち着きをもらいます。花好きには堪らないブーケです。
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