晴れ、12度、49%
この時期になると、毎年リースを作ります。時期が時期ですから、クリスマスのなんとも華やかな赤、緑、金のリースと思われますが、私のリースはいつも素っ気ないくらいに色がありません。その一年、生けた花をドライにしたものやドングリで作るリースです。2年前はドングリだけのリースを作りました。毎朝毎朝拾って来たドングリです。本棚の上にある大きなかごには、今年のドライフラワーが入っています。今は、かすみ草にアジサイがあります。
アジサイやユーカリは、生のままリースにしても自然にドライになってくれます。ユーカリは白っぽくなりますが、秋色アジサイは、ほとんど色を残したままです。ドライにするときは、花が終わる少し前に、水からあげます。リースの台も様々です。ドングリのときは、ワイヤーを幾重にもしてドングリを付けました。でも普通、 藤で編んだ、こんな台を使います。直径20㎝ほどです。随分昔、香港の花市でたくさん買い溜めました。リースを作ると、友人にもあげます。今、手元には、この藤のリースの台が3つになってしまいました。最近は、発泡スチロールやオアシスの台の方が流行なのか、見かけなくなった藤のリースです。
アジサイは、小房に分けて細いワイヤーをかけます。それを、この藤のリースの台に付けるので、いたって簡単。1時間もあれば充分に出来上がります。
いつも大きな束を抱えて花市から戻ります。ドライにできる花は、出来るだけドライにしてまた楽しみます。枯れ葉のようにカサコソと音のするドライフラワーも生とは違った雰囲気です。
11月も半ばを過ぎると、毎年同じ事の繰り返しです。クリスマス、お正月の向けての準備、寒さに向けての準備、ワーッと時間が過ぎて行きます。この年末に向けての家仕事、私は決して嫌いではありません。一年一年、私でも要領が良くなります。一年一年、掃除だって上手になります。後何年、こうして自分の手で年末の家仕事が出来るでしょうか。元気でいられることに、感謝します。
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