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カトラリーで有名な、デンマークのデザイナー、カイ ボイスン。とてもすっきりしたデザインで、デンマークの王室御用達だそうです。実は、私まだ、写真でしか見たことがありません。香港、やっと、イッタラの食器が売られるようになったばかりです。
二日前、雑誌のコラムを読んでいると、「カイ ボイスンのさる」という記事が目につきました。カイ ボイスンがデザインした、木でできたさるの事です。えっ?カイ ボイスンって、スプーンやフォークのデザイナーだとばかり思っていた私は、驚きです。木できた熊を持っているからです。
早速調べてみると、足の裏に、カイ ボイスンの名前があります。今、日本の雑貨屋さんの北欧コーナーに置かれている、くま、さる、かばのサイズより私のは、4倍ほど大きいものです。私が、中学のときにいただいたものですから、もう40歳を十分に過ぎています。同じ方から高校のとき、小さいサイズの熊をいただきました。大学で上京する私の荷物にこの2つの熊も入っていました。結婚して、香港にも2つの熊は一緒にやってきました。ところが小さい方の熊が、腕の付け根が取れてしまい、バラバラになりました。昨日探したのですが、見つかりません。捨てちゃったのかもしれません。
40年も経つと、飴色というか、かなり黒っぽくなっています。大小2つ並べているときは、可愛かったのですが、大きい方一つになって、どちらかというと大きなかごに入れっぱなしでした。2種類の木でできています。この大きい方は、うっかり落としでもして、足に当たると、かなり痛いのです。しっかりした木でできています。木でできたものは、私たちと一緒に年をとってくれます。久しぶりにかごから出して、手の届くところに置いてあげましょう。
あめ色になりより丸みが強調されて見えます。