雨、7度、84%
帰国以来、年末になると友人から「仏手柑」が送られて来ます。字の通り仏の手のような柑橘の実です。食べることが出来る実の部分はほとんどありません。柑橘系特有の爽やかな香りです。色や目をひく形、名前から縁起物とされています。お正月飾りに使います。
昨年の私の誕生祝いに「仏手柑」の苗をいただきました。一年苗は花を咲かせません。成長しないようにみえた苗木は夏の盛りになるとめざましく新芽をつけ始めました。その丈がいただいた時の倍になりました。 長く鋭い棘があります。2年目になるこの春花をつけてくれれば、実を結ぶかもしれません。実は開いた方を下向きにつけるそうです。我が家のほかの柑橘の木と違い、一本まっすぐに伸びた主幹で脇枝を持たない木姿も、実同様、特異です。
まだ花も咲かせないのに、たくさん実をつけた木を思い浮かべます。細木に黄色い手の様な実がぶら下がっている光景です。冬を越し、春の開花をいちばんの楽しみにしている「仏手柑」、果たして来年のお正月は自前の黄色い実を飾ることができるでしょうか。たくさん出来れば毎年送ってくれた友人に私から送れることも楽しみの一つです。
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