記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

大人のおもちゃ?!

2018年01月31日 15時04分25秒 | Weblog


首を長〜くして待っていた大人の科学、ついに届きました

お目当ての付録は、小さな活版印刷機

活版印刷の素朴な字体、指でなぞるとかすかに感じる凹凸感いつか名刺を作ってみようと思いつつ、まだ実行していなかった。

でもこれがあれば出来そう

組み立ては1時間弱。30分で出来ると書いてあったが、途中ネジを止めてしまったために遊びが無くなり、うまく部品がハマらなくなっていたのだ
ここは、手順通りとは異なるが、ネジは最後に留めることをオススメする

無事完成し、インクをのせてローラーに染み込ませる。ふと、小学校のときに刷ったガリ版を思い出した
今は流石に使われていないよね?ガリ版と言う言葉自体知っている人が限られちゃうかな

あのギラギラした真っ黒い色と、インクの匂いがキライだったし、いつのまにか腕や服にインクが付くのもうんざりだった原稿用紙様のマス目で、蝋が塗られた薄い和紙に、鉄筆でガリガリ音を立てて書くのが1番緊張した。筆圧が慣れないうちは、直ぐに紙を破るからだ。うっかり字をまちがえて専用の修正液を塗るも、乾かないうちに書くから紙が破れるなんとも扱いが難しかった
ただ、刷り上がったときの感動は、その手間を忘れさせた

当時、教室で残って書き続けたあの時を思い出しながら、一枚目を刷った。
インクの付け過ぎで、紙が活字にひっつき、外した時のブレもあって字がつぶれた
追い追い、慣れていかないとね
でも、この素朴な字体、見ていてホッとするきちんとアルファベットが並ばず、ぎこちなさのある感じも好きだ

大人の科学というより、私にとっては、飽きのこない大人のおもちゃです













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生き残る術(すべ)

2018年01月27日 22時33分21秒 | Weblog



「才能をつぶす子育て、伸ばす子育て」と題し、
サイエンスZEROのメインキャスターである竹内薫氏の講演を聴いてきた

麗沢大学付属中学高等学校の企画であるため、教育に関する内容だが、私にとっても興味深いお話を伺うことができた

今の小学生の65%は、今存在しない職業に就く
〜NY市立大学大学院センター教授 キャシー・デビッドソン〜



この話から、
1 今ある職業のうち、何が消えて何が残るか?
2 今無い仕事は一体全体どんな仕事?
3 2045年問題:人工知能AIが支配する近未来にどう順応していくか?

答えはいかに

どんな仕事が残って、何が消えるかは誰にもわからない。ただ、確かなことは、人工知能が出来ないことができること
つまり、人間の想像力と創造力に長けていること人がやる事に意味があるものであれば、生きていけるのだ
芸術家やアスリート、そしてロボットに作れないものを創造したり、マネージメントできること

元々は画家になりたかったわたし
いまは歯科医師と写真家であるが、今後は更に創造的な活動を広げていきたいと考えていた矢先のこのお話だった

だれにでも出来ることは、何ら魅力を感じない。
自分にしか出来ないことをやりたい
自分が資本 
尊敬する藤田嗣治氏の本のタイトル、「腕(ブラ)一本」を思い出した。
その一言に尽きる。



腕一本・巴里の横顔 (講談社文芸文庫)
藤田 嗣治
講談社




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誠実な対応

2018年01月25日 23時27分00秒 | Weblog


昨年春に訪れた、益子陶器市で一目惚れしたうつわ
実はふたつのうち、ひとつが油のシミが付き、洗っても取れなくなってしまった
焦げ茶色の素焼きタイプの器だから、使う度にどうしても気になってしまう

早速買った時に入っていたショップカードを探し、メールで問い合わせた
状況が解るように写真を添付し、シミ抜きの対処法を教わった。
しかし、全く変化なし
結局、うつわを販売者先に送ることとなった。

素朴な焼き物ゆえ、釉薬に使用している天然素材の誤差による可能性が高いとのことで、調合テストが必要なのだそう。
焼き物の釉薬に関する詳しいことは無知なので、どれくらい大変な作業なのかがわからなかった。

5月中旬にやり取りが始まり、シミがつかない釉薬作りが完成したらご連絡が頂けるとのことで、メールは終わった。
7月半ばのことだ

いつになるか解らないうつわを待ち続けるのも何なので、その間、他に気になっていたお皿を差額で買いたいと伝えたら、商品が届いた
「御心労をおかけしたお詫びにお使いください」とのことなんだか申し訳なかったが、ありがたく使ってます
綺麗な瑠璃色で、艶感も美しい。お料理も映えてくれるので、頻繁に使ってしまうの


年が明けて、初の宅配が届いた
最近ネットで注文したものは無かったはず
住所を見ると栃木県。あ、あの陶器やさん

あれから半年経過。実はなかば諦めていた代わりの瑠璃色のココット皿があるから、まあいいやと、じぶんの中で納得していた。
ところが、無事に手元に戻ってきたのだ

びっくりしたと同時に感激した
早速メールを書こうかと思ったが、
「いや、待て!先ずは使ってからにしよう」
シミがつかないことを祈りつつ、おっかなびっくり、前回同様パスタを作った。茹でたてのパスタをオリーブオイルに絡め、明太子をトッピング

食べ終わり、洗って乾燥させてみる。
シミがない無いナイ

わ〜い

早速うつわのお店宛に、お礼のハガキを出した。

長くかかったけれど、誠実な対応に感謝
今年の陶器市も楽しみだ

オススメのうつわやさん、「木のね」はこちら!


可愛い形と色に一目惚れ!!

瑠璃色のココットも可愛い!!

今年届いたあのうつわ!!
この後洗って乾燥させても、シミはつきませんでした

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久しぶりのガーリック天国!!

2018年01月24日 00時03分21秒 | Weblog


14年ほど前、神楽坂に住んでいた友人に連れて来てもらったこのお店、はじめの一っぽ
新たな友人知人ができると、必ず連れて来たくなるお店の定番と化している
ただし、ガーリック好きに限る


私が初めて感動した体験を、同じように実感してもらいたい一心で、案内しちゃうの

お店の店員さんは、当時とガラリと変わってしまったが、フレンドリーな雰囲気は今も変わらないのが嬉しい
人は変わっても、肝心の味が変わらないのが重要なポイント
初めて来た友人も、期待以上の反応。ほっぺたが落ちそうなくらい、幸せな笑顔を見せてくれた

ガーリックを使ったお料理は、自宅ではあまりしないから、たまにガーリック三昧に浸りたくなる
出来ることなら、月一で、ぜひ訪れたいお店だ

幸せになりたいあなた
ぜひ訪れてみて


当日でも予約をすると必ずこのメッセージを書いてくれます

お通しは、ガーリックトースト

青森県天間林産 にんにくの丸揚げこれは外せません

豚耳・ガツ・豚タンとほうれん草のサラダ
これも外せないサラダ!!

ポルチーニ茸と3種きのこのガーリックオイル煮。
今回初めて注文したが、バケットにつけていただきたい逸品!!

特選 牛ハラミのガーリックステーキ 
お肉が柔らかくてソースが格別!!

天使の海老のガーリッククリーム
リングイネ!!
これまたエビとガーリックの濃厚ソースがたまらない!!

すでにお腹いっぱいだったけど、
気になる海鮮ガーリックチャーハンを〆に注文
大満足でした
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古巣の街で、美味しいイタリアン!!

2018年01月22日 20時13分29秒 | Weblog

10年ほど前に勤めていた会社があった神谷町で、イタリアンの美味しいお店を発見
da peppe NAPOLI STA’CA” ナポリスタカだ 
当時すでにあったのかな

実は去年の12月に参加した、外国人が教える料理教室Tadakuで、おすすめのイタリアンレストランをいくつか教えてもらっていた。そのレッスンの時に一緒だったEさんと来たというわけ

予約してなかったら、並ぶ羽目になってた
お店はこじんまりとしていて、すぐに満席になってしまう。お客さんは半分くらいは外国人。
シェフはナポリ出身のイタリア人。店員さんも日本人だけでなく外国人で、元気に飛び交う言語もイタリア語。異国情緒漂う心地よい空間だ
そんな居心地の良い中で弾むのは、ヨーロッパ旅行の話。お互い行きたい国や住んでみたい都市、行きたい美術館などを挙げて夢をふくらませた

初めての来店だから、ふつうに前菜とピザ、パスタと注文したけど、どれもボリューム満点2人より大人数で来ることをオススメする。だって色々食べてみたいもんね
味は保証します



お店は神谷町駅の1番出口を出て、
東京タワー方面に向かった左側、歩いて5分ほど。



前菜の盛り合わせ2人前。この量、半端ない!!
これでお腹いっぱいになりそう!!

可愛い星型のピザはドンサルヴォ
中身はマルゲリータです。
最初のお店ではマルゲリータを戴きたい
耳の部分にはリコッタチーズとスパイシーな味付けのサラミが入ってます。

パスタは魚介のリングイネ。
お皿もカラフルでユニークなイラスト
日本にはない色使いだね

デザートにはほのかに苦味の効いたティラミス
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素敵なアロマ生活

2018年01月13日 20時04分41秒 | Weblog


暮れから長引いていた風邪も、ようやく峠を越え、復活をみせてきています
健康第一です

風邪を引いていなくても、普段出かける時にはマスクを欠かせないたち。
人様から風邪やインフルエンザをもらいたくないからだ。もう一つの理由は、マスクをつけることで暖かいから

最近ハマっているのは、マスクに好きなアロマをほんの少しだけつけること
香りはシトロンとラベンダー
付けすぎると精油の成分を吸いすぎて返って気分が悪くなるので、付いたか付かないかくらいが丁度いい。

マスクにシュシュッとスプレーするタイプのアロマも販売されています

風邪で絶不調の時は、お部屋全体にひろがるタイプの芳香器で、ミント系をメインに好きな香りを数滴加えると、スッキリして爽快になる
好きな香りだけを足したからと言って、必ずしも良い香りになるわけではないのが難しいが、試行錯誤することが楽しい
化学の実験みたいで面白いの

自宅にいるときは、限りなくリラックスできる空間を作りたい


左は去年パリの薬局で手に入れたレモンのオイル。
右はGINZA PLACEの9階にあるスパセイロンで。
スッキリ爽やかなラベンダーのオイルです。


アロマランプ(電気式芳香器)
上のお皿にオイルを数滴垂らして使います。


こちらは、大好きな信玄餅のビスケット
あえて「ビスキュイ;biscuits」とフランス語にしているところも憎いね
パッケージを開けた途端、きなこのいい香りで幸せいっぱいになります


こちらが市販されているマスク用アロマスプレー
香りは4種類あります。
好きな香りがあれば、こちらの方が使いやすいです。
パフェクトポーション(perfectpotion) リラックス マスクスプレー
パーフェクトポーション(PERFECT PORTION)
たかくら新産業


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掘り出し物?!

2018年01月08日 19時02分54秒 | Weblog


大学の同期の新年会の帰りに、東京駅構内で今日までの古本市を覗いてみた

古本市は好き
わたしは嫌いじゃない
古本市で興味があるのは、アートのたぐいだ

以前見つけた中で、いちばんのお気に入りはパオロ ロベルシ氏の写真集
通っていたパリの写真学校にも来て、特別授業をしてくれたこともあったので、見つけた時は驚きと感動に包まれた。ブックケースがボロボロになっていたが、中身は綺麗な状態だった。

さて、今日はどんなお宝に巡り会えるかな
探すドキドキワクワク感も大好き

決して広くはなかったが、一周したあたりで目に飛び込んで来た名前があった

カミーユ クローデル

その分厚い本を両手で取ると、訳者のひとりが、精神科医だった「なだいなだ先生」だったので尚更興味津々
これは私が手に入れるべきお宝だ

昨年パリ郊外に、彼女の美術館が出来たのでいつか必ず訪れたい。


元々の定価は1万円近くしていたんですね!
1/4ほどのお値段で手に入れました

こちらがPaolo Roversiの写真集のブックケース。
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念願の和紙とのコラボ?!

2018年01月07日 21時51分28秒 | Weblog

一昨年訪れた、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭で、和紙に写真をプリントしている作品を見た

なんとも言えないぽわ〜んとした、やわらかさがあり、一瞬を捕らえているはずが、時間の流れを感じる作品だった

私も、そんな時間飛行を感じる作品に仕上げたくなり、いつか和紙にプリントしてみたいと思い続け、今回念願が叶ったというわけ

普通のプリントと並べてみた
やはり和紙の方が私の写真には合っている

撮影するときは、いまこの瞬間を掴みたくてシャッターを切るが、作品を見るときは、その時の空気感、時間も感じるものであって欲しい
欲張りかな
でも、それが備わったものなら、わたしが見た風景に限りなく近い状態で写真を見ることが出来るはず

いつもプリントをお願いしているお店では、阿波紙だけ扱っていた。
是非とも他の和紙の出来栄えも見てみたい。そして一番合う和紙に巡り会いたい
今年は和紙にハマるかな






Gentillesse Dignifiée #blackandwhitephoto #fineart #blackandwhitephotography #fineartphotographer #fleurs #flower #rose

Masumiさん(@fineartphotographermasumi)がシェアした投稿 - <time style=" font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px;" datetime="2018-01-07T03:49:03+00:00"> 1月 6, 2018 at 7:49午後 PST</time>

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年始のご挨拶

2018年01月03日 22時27分52秒 | Weblog

明けましておめでとうございます

早くも三が日が過ぎ去ろうとしていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

実は暮れに疑問に思ったことがあり、ネットで調べ続けていたことを紹介したい

「門松の切り口に違いがあるのはなぜか

見慣れた切り口は斜めにカットされた形だ。
しかし、ここ数年あたりから、平らにカットされた門松をちらほら見かけるようになった
ナナメが見慣れているもんだから、真っ平らな方が、どうもしっくりこない
作業途中のような気もしてしまう

ネット調査報告
まず、ナナメの切口を「そぎ」と言い、平らな切口を「寸胴」と言う。
切口の謂れは多々あり、私の独断で信憑性があると判断したものを掲載する

元々は、平らな切り口が主流だったが、1572年徳川家康が、唯一大敗を期した「三方ヶ原の戦い」の後、甲斐の虎・武田信玄に対して「次は叩き斬る」という念を込めて切ったのが「そぎ」の始まりであるという。

そんな恐ろしい意味があったとは
もう一つは、ナナメの切り口に節を残した場合、笑っているように見えるため、「笑う門には福来たる」とも言われているようだ。(このタイプ、まだ見たことがない)

理由は判ったが、やはりナナメ切りが私は好みだ平らはこれ以上の伸び代がないように思えるからだ

毎年新たな年を迎え、歳を重ねつつも自らの成長は願いたいもの
徳川家康の意図したものとは異なるが、「そぎ」派に1票入れます。


今年の絵は昨年訪れたトゥルービル。

元旦に会った姉が絶賛していたみかん、手に入れました!!
マドンナの名にふさわしい味に感激!!
伊予柑くらいの大きさで、皮がこんなに薄いの!!
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