記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

2018秋イタリア経由パリ行きvol.13

2018年12月30日 09時45分43秒 | Weblog


ヴェルサイユ宮殿は今回で3回目かな?

今回来るきっかけとなったのはカール ラガーフェルドの写真だった。CHANEL NEXUS HALLで見て、静寂に包まれたヴェルサイユを撮影したくなったのだ

朝一の直通バスを利用して、お昼にはパリに戻るプランを立てた。
Versaille express

1時間程で着いた。とても楽ちんです。
ただ、唯一の難点は、バスがなかなか来ないこと。薄暗い中、出発時間に間に合うようにみんな来ているのに、40分後に到着した。(ちなみに1番に着いたのはワタシ!)
パリでは至る所で忍耐力が試されるのだ

入口には長蛇の列
私は庭に入りたいので、長い列を横目に庭の入口へと向かった。
10月半ばの朝のパリは、さすがに寒かった。太陽もまだ低いから日差しも冷たい。
手がかじかんで感覚が無い。静寂のヴェルサイユを撮るため、手をこすり合わせて温めた

昼には来たバスで帰るから、それまでは自由。ただ、この広い庭、迷子になったら大変だ
危ない橋は渡らないように、帰り道がわかるように歩いた。

途中、猫に遭遇!意外と太ったネコ。この宮殿のどこかで、ご飯を戴いているのかしら?
私が猫に生まれ変わったとしたら、このネコみたいにヴェルサイユに住んでみたいものだ。

宮殿の外壁が工事中だったので、それがわからないように撮影するのが一番難しかった。全貌を撮りたいんだけど、撮れないもどかしさ
ホームページに、工事中って書かれていたのかな?たいしてチェックしなかったけど。。。

帰りのバスでは、2階に私だけだったので、眠さに負けて爆睡してしまった
だから、パリにはあっという間に着けた

この日は一足先に、友人が帰国する
さすがにお昼は一緒は無理だろうな、と思っていたらLINEが入った。結局、大好きな海老ワンタンのお店、ミラマで一緒にランチを食べることにした。ここの海老ワンタン、ホッとする味なのプリプリの海老ワンタンが8個ほど入っているなんて、海老好きな私には天国です

ミラマからは本当にお別れ。「気をつけて」と、言い合ってお互い逆方向に向かって歩いた

その後、ボンマルシェへ。ジャムとロウソクを買いたい。

ロウソクは、去年、これまた重量オーバーの危険があるため、買うのを諦めた一品。今回はなんとか持ち帰りたい。だから、バターとチーズは諦めた。
ジャムも瓶詰めだから重いけど、どうしても欲しい。いつも重いものばかり買ってしまう癖、何とかならないかないや、友人みたいにスーツケースを2つにすればいいのか
要検討事項

ボンマルシェの帰りにモノプリに寄って、夕飯のクスクスを買った。ホテル近くのパン屋さんでは、大好きなミルフィーユをお買い上げ
片頭痛が少しあったこともあって、パリ最後の夜は、ホテルでのんびり食べることにした。

翌日はとうとう日本に帰る日。急に現実に引き戻される帰国前日。まだまだパリにいたいのにぃ

最後の日は、午前中に紅茶を買いにヴォージュ広場に行きます


朝の7時半ごろ。乗り場はエッフェル塔の下あたりのセーヌ川沿い。

待ちくたびれました

標識を見るとワクワクします。

到着!影が、まるでドレスを着ているみたい

可愛い天使





Bonjour

わーい
海老ワンタン麺と野菜炒めが、いつも注文する定番メニュー

クリスティーヌさんのジャム勢ぞろい
パリで買うのは難しいと聞いていたから心配していたけど、大丈夫でした

この列、全部持ち帰りたい

ボンマルシェで手に入れたサラダとフルーツ。
沢山種類があって、選ぶのに10分も悩んでしまった

サンジェルマン デ プレのモノプリで買ったクスクス。
オリーブオイルとビネガーで味付けが大好き

このパリパリ感、伝わるかな?
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2018秋イタリア経由パリ行きvol.12

2018年12月30日 09時45分02秒 | Weblog



あいにく片頭痛薬を切らしていたので、ボルタレンを飲み、1時間半ほど横になったら、拍動性の頭痛は和らいでいた。普段はこんなに早く良くなることはあり得ないんだけど、気力でねじ伏せたに違いないそれもタルタルを食べたい一心でね要は、食いしん坊なの

美味しいタルタル、日本じゃ食べられるお店が限られてしまうから、レストランが豊富にあるこの地で沢山食べたい。

そういえば、アロマツアーでお世話になったTomomiさんは、パリに移り住んだ時、タルタルばかり食べていたらしいが、そのうち飽きてしまったらしい。
飽きるまで食べられるなんて、ある意味幸せかもパリならお肉屋さんでミンチにしてもらえて、自宅で食べられるんだって

ホテルのロビーで友人と待ち合わせた。
若干フラついたが、友人とタクシーでレストランまで向かった
お店は思いの外小さかった。でも地元の馴染み客ばかりのようで、店主と楽しく話している姿が何よりホッとする。気づくと店内は満席になっていた

お料理は、タルタルと熟成肉を2人でシェア2人の最期の晩餐だから、ワインで乾杯したいところだが、頭痛が復活するといけないので、私はミネラルウォーターにした。

このお店のタルタルが、いちばん美味しかったケイパーなどの酸味の味付けがいちばん好みだったから。
味付けは違うけど、タルタルは日本でいうユッケみたいな感じ。ただ、牛のユッケは食べられなくなっちゃったもんね。悲しいなぁ

添えられていたフレンチフライも、サクサク食感で美味しかった。あんなポテトなら、体に悪くなさそうに感じてしまう。揚げてる油が違うんだろうな

熟成肉は少し硬かったのが玉に瑕。しっかり顎を使って、噛み締めて戴きました

タルタル好きな方にはオススメのレストラン、ル・セヴェロです

翌日はヴェルサイユ宮殿ですよ。


Severo

予め取り分けてくれました
Merci beaucoup

熟成肉とサクサクフレンチフライ

プリンは、普通でした

このお二人がお店のオーナーです。
向かって左側のWilliamさんは、10月末に日本のお店に仕事で行くと言っていました。
日本のお店も行ってみたい

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2018秋イタリア経由パリ行きvol.11

2018年12月30日 09時44分00秒 | Weblog


パリ3日目の朝は、ラデュレのフレンチトースト
マカロンで有名なラデュレ。なんと朝食メニューがあったことを8月のにじいろジーンのパリ特集で知った!これは是非とも食べてみたい。ホテルから歩いていける距離だそうなので、友人と一緒に行くことにした

朝からラデュレの朝食なんて、日本じゃなかなか体験できない。せっかくなので、自分でデザインしたお気に入りのワンピースとロングコートを着て行った

お目当ては、ブリオッシュのフレンチトースト。しかも、フランボワーズトッピング付き
友人は過去にフレンチトーストを食べたことがあったので、クロワッサンやトーストがついているセットを注文。
オーダーしてしばらくすると、小さなテーブルに隙間なくお皿が並んだ。かなりテンション上がります。そして、フレンチトーストに生クリームをのせ、フランボワーズを一緒にパクリ。
言葉に尽くせぬ味わいだった。思わず目をつぶり、この幸せな瞬間を体の細胞全てて感じ取りたいと思った。

兎に角、ぜひ、食べて欲しい一品です

優雅な時間の後は、2人は別行動に
友人はお仕事に向かい、私は自然療法&オーガニックツアーに参加した。
最初TABITICKETと言うサイトから見つけた方。よく調べたら「パリ在住Tomomi主宰 本場フランスのアロマテラピー教室」を開いている方だった
ツアーは、ある程度カスタマイズが可能だが、私の場合、ランチを含めて5時間ほど。行きたいアロマやハーブに関するお店に同行していただき、専門的な内容を教えて頂くもの。気になっていたお店に行くことが出来、また、片頭痛に良いとされるハーブをチンキ剤で処方していただいた

Tomomiさんは、ホームページで見たよりも小柄で、渋めの赤に黒の柄の入ったマキシワンピがとても似合っていた。恐らく私よりも若いが、パリや日本でお教室を開いており、アロマのエキスパートとして活躍されているので、とてもしっかりとしていて、頼もしい雰囲気。ツアー代と一緒に、日本のお土産、信玄餅のビスキュイを渡したら、子供みたいに喜んでくれたのが、思いの外ギャップがあって印象的だった

ランチは、私の希望通り、タルタルが食べられるお店に連れて行って戴いた。これで、2回目のタルタル。味付けが少し変わっていたけど、それはそれで美味しかった

最後はポンピドゥセンターの近くで解散。
実はこの時、片頭痛が発症していた為、ホテルに直帰するしかなかった。本当はこの近くにあるはずの、セントルベーカリーを覗いてみたかったんだけど無理。夕飯までになんとか治したくて、速攻ベッドで横になった。
せっかく処方していただいたチンキを早速飲めば良かったかもしれないけれど、その勇気はなかった

果たして、無事に復活出来たのだろうか
次回に続く




ショーケースのケーキ、ひとくちずつ味見したい

小さな丸テーブルがいっぱいいっぱい!

フランボワーズが可愛く並んでいます

一番好きな香り

これ、なんだかわかる?
舌ブラシ職業柄、気になる一品

日本のお店はまだ行ったことがないけど、こちらは一見、見過ごしてしまいそうな佇まいだった。

たくさんチンキが並んでいます。

ハーブの専門店。ハーブティもあります。こちらも、症状から処方してもらえます。

アロマオイルが買えます。

大好きなタルタル

バスオイルを作ってくれています。

このステッカーの上に水を置くと、水が美味しくなるそう。試しに買ってみた。
気のせいかもしれないが、ペットボトルの水が柔らかくなった気がした。

リヨンの旧市街にあるジャムの店、まさかのパリにあったここの、ヘーゼルナッツのジャム、一押しです

外の喧騒が窓から入って来ます。私はばたんキュー。
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2018秋イタリア経由パリ行きvol.10

2018年12月30日 08時51分34秒 | Weblog



夕飯の場所に選んだのは、プランタンの屋上
Perruche.
こちらも、今年の夏に出来たばかり
待ち合わせ時間より早めに着いて、夕方のパリの風景を満喫した暗くなったら見られないからね!

夜にはエッフェル塔のキラキラが見える。合計3回見る事が出来た。残念ながら、ムードあるライトがそこかしこにあるだけだったので、頂いたお料理はまともに撮影出来ず。何を食べているのかわからないので、iPhoneのライトで照らしながら戴いた
まあ、お料理は可もなく不可もなしだけど、夜景が最高だった
寒くない次期、かつ雨の少ない季節にオススメです。ランチも気持ち良さそう

友人とお友達の方は、数十年前パリに住んでいた時からの知り合い。あの時だから出来た、危険なエピソードが盛り沢山聴いているだけでもドキドキした
数十年前の異国の地、パリで日本人が働いて暮らしていくには、相当タフじゃないとやっていけない。2人の逞しさを改めて実感した密かな願いを言わせてもらうと、2人のパリ時代を映画化して欲しいくらい

オペラ座近くのカフェで、ショコラショー一杯で、閉店まで話し続けた。

翌日は、これまた楽しみにしているラデュレの朝ごはんです














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2018秋イタリア経由パリ行きvol.9

2018年12月30日 00時17分03秒 | Weblog


Charles de Gaulle - Étoile駅に降り、エスカレーターで地上に上がると、うっすら空が白みはじめていた

凱旋門前の横断歩道の中央が、撮影スポット更に、凱旋門に向かって10歩ほど歩いて撮影開始。肌寒い中、納得行くまで撮り続けた。
iPhoneと、一眼レフと、iPhoneに魚眼レンズをつけて撮るので、時間がかかる
しかも、車もなく、人っ子ひとりいない写真を撮るには、忍耐力が必要。さらに、同じように撮影に来る観光客もいて、撮ってあげたり、貰ったり!!

だんだん明るくなるわで、キリのいいところでやめた。
次に向かったのは、レ・アル。
かつてパリの胃袋と呼ばれた中央卸売市場だ。当時のことは写真でしか知らないが、留学していた頃に一度だけ来たことがあった。聖ユスタッシュ教会は覚えていたが、あの頃の風景とはすっかり変わっていた。アール・ヌーヴォー調の曲線が特徴的な建物だった。
朝早いからどこのお店も空いてないのが残念

ホテルには、9時半過ぎに戻り、初めてホテルの朝食を食べた。クロワッサンもまずまず
10時には閉まるらしく、ヨーグルトはお部屋に持ち帰ることにした。
もう少し、早めに来ていろんなパンを食べてみたい

この日は日曜日だったので、恒例のビオマルシェに友人と向かった
お目当てのバスソルトと、ランチョンマットを無事手に入れることができた去年はランチョンマットのお店の方が来ていなかったの

その足で、今年の8月に新しく出来たBeaupassageを探検に!
入口では、ヒマそうにタバコをくゆらすギャルソン達まだ、オープン前だったみたい。ザーッと見て、その場を後にした。

ランチはホテルの近くのお店で頂いた。初めてシューファルシーなるものに挑戦
実は苦手なロールキャベツに似ていると言われ、今まで避けて来たが、ソースがコンソメではないことを知り、友人とシェアして試すことにしたのだ

コレが美味しかった
ひき肉のボールの中に、ごろごろお野菜が入っていて、かみごたえ抜群かつ、トマトベースのソースが良かった。しんなりしたキャベツではなく、ザクザク食感も私の好み
パリに来たら、必ず一度は食したい一品になった

午後は夕飯まで友人とは別行動
モンマルトルの丘に向かった。去年、訪ねたパイのお店の姉妹店、クッキーのお店。実は夕飯を去年のリベンジにパイのお店と決めていたが、なんと、パイのお店、閉店してしまったことが判明
せめて美味しかったクッキーだけでも欲しくて訪ねた。どうして閉店したかを尋ねたら、近くに美味しいレストランが出来たことが主な理由だと言う。残念無念。
このクッキーのお店は閉めないでね
モンマルトルに行くときはぜひ立ち寄ってみて最寄駅はBlancheで、徒歩5分弱です。
BISCUITERIE

夕飯は、友人のお友達も一緒に、夜景のステキな屋上レストランです















オレンジジュースをサーブしてくれました

新鮮なバラがたくさん

10月に紫陽花あるのね!

右奥にギャルソン達



La salade niçoise:ニース風サラダ

これがChou farci:シューファルシーかなり大きいです。

Blanche駅を降りると、この赤い風車が出迎えてくれます

お店のロゴの字体も可愛い

量り売りもしてくれます

あぁ、再撮影をお願いしたかった!!
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2018秋イタリア経由パリ行きvol.8

2018年12月29日 18時32分08秒 | Weblog


ミラノ、リナーテ空港からパリ、オルリー空港までは、1,5時間弱
シャルル ド ゴールとは違ってシンプルな空港だった。

友人と合わせると、大きなスーツケースが3つ
乗るタクシーは少し大きめのバンが良かったが、最初に名乗り出たタクシーは普通の大きさ
無理だと友人が訴えても、ドライバーは御構い無しにスーツケースをトランクに詰め込んだ。急ブレーキでもかけようものなら、スーツケースが飛び出してしまいそうだった

「Ç'est pas possible.Ca va?」

と友人が聞いたら、黒人の若い運転手は、

「Je ne sais pas!」

と答える始末。なんていい加減なんだ
2人して眉間にシワをよせた。

一抹の不安を抱えつつ、2人して後部座席に座り、一番上、つまり真っ先に飛んでいきそうな私のスーツケースの車輪を左手でむんずと掴みながら走り続けた

なんとか、無事ホテルに着いた頃には、左手の感覚がなくなっていた

夕飯は、馴染みのベトナム料理やさんに行ったイタリアではカロリー高めの食生活だったので、ここいらでお腹の調子をリセットしてあげないと
パリに来た安心感から、普段は飲まないビールを注文して乾杯

今回初めて頼んだボ・ブン、私のパリお気に入りメニューに追加されたスープ少なめヌードルに、野菜たっぷり、お肉もたくさん、揚げ春巻きもトッピングされていて、甘辛ソースが絶妙な味わい。一押しメニューです

そして、パリでやっとバスタブに浸かる事が出来た。イタリアのホテルは全てシャワーのみだったの友人から貰った入浴剤を早速使って、至福のバスタイムお風呂が習慣の日本人には、必要不可欠の時間なのです

翌日は早起きして凱旋門に向かった。
2005年、パリの写真学校にいた頃、「いつか人っ子ひとりいないシャンゼリゼの写真を撮りたいね」と友人たちと話していたが、ついに実現出来るかも
てなわけで、まだ薄暗い空の下、ホテルを出てメトロに向かった。
どうやって行くかを、メトロの駅中で思案していたら、30代前半くらいの男性が話しかけて来た。どうやらメトロの工事のため、動いている電車が限定
されるらしい。乗り換えの方法を教えてくれた。「一緒にいこうか?」と、言われたが、申し訳ないので丁寧にお断りした。

言われた通りホームに着くと、さっきの男性がホームにいた結局、一緒に乗り換えの駅まで行くことにした。彼は警察官だった。夜勤明けだそう。地名は忘れてしまったが、パリ郊外に住んでいると言った。綺麗な街だとも言っていた。私の年を聞いて、30前半にしか見えないとおののいていた
「今夜、ディスコに行かない?」と、彼。
初対面でディスコなんてそんな冒険できるほど若くはなかった

夕飯は友人と約束もあったし、丁寧にお断りした。私だけメトロを降り、車内の寂しそうな表情の彼を見送った。惜しかったかな?!なんてね

つぎは、人っ子ひとりいない凱旋門です。


また、イタリアに来るよ〜

小ぶりの飛行機でした。

ベトナムやタイのビールは、まるでパナシェみたいな味だから飲みやすいの

こちらはフォー

大絶賛のボ・ブン

リナーテ空港の免税店で散々試した挙句、3つセットの香水を買いました
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2018秋イタリア経由パリ行きvol.7

2018年12月29日 11時03分17秒 | Weblog


ミラノ2日目は、友人の案内でブレラ美術館までお散歩。澄み切った朝の空気が美味しかった

「宝クジが当たったら、あのマンションを買って住んでみたい」という友人の話から、2人して想像を膨らませた。生活するには好立地な場所。
私は、リヨンに1ヶ月くらい滞在したいな。永住するなら、パリ郊外かな
あぁ、こんな風に夢みる時間、大好きです。私たち、想像力たくましいんです
いつかまた、海外で暮らしたいな

既に美術館を知っている友人とはホテルで待ち合わせすることにして、わたしだけブレラ美術館に残った。

ブレラ美術館は、建物自体が素晴らしかった
中の作品では、今まで見たことのない赤を使った作品が一番印象的だった。
まるで血のような赤い色の翼が、少し怖かったんだけど、何故か忘れられない絵だった。

窓越しからだったが、こちらにもりっぱな図書館があった
海外の図書館は、日本と違って、より歴史の重みが感じられる。棚の高さや装丁のちがいだろうか?
一段一段梯子に登って、天井に近いいちばん上の棚にある本を取るのに憧れているの。自宅にそんな部屋があったらいいなぁ

ひと通り見学したあと、ホテルに戻ることにした。行きに教わったパン屋さんで、イタリアのお菓子を買った。
帰り途中、横目に入ったショーウィンドウに目が釘付け
Faliero Saltiと言うストールのお店。
ただ、敷居が高そうなお店だったので、いちどは通り過ぎた
が、やはり気になったので、回れ右をして引き返し、勇気を出して扉を開けた

いくつか試してみたが、やはりいいものはお値段もそれなりに
なんと言ってもシルクの肌触りが気持ち良かった
カラフルで、柄も豊富。お店の商品、ぜ〜んぶ、試してみたくなる
Amandaというボルドーの大判ショールが顔映りがよくて気に入ったが、予算オーバーだったので泣く泣く断念でも、ステキな体験だった

ホテルに戻り、友人と再会後にランチを食べに行った。友人の知っているお店で、ミラノ最期の晩餐ならぬ、昼餐だ
久しぶりに魚とリゾットを戴いた

夕方には、いよいよパリ入りです


ブレラ美術館

美術館の終わりに、素敵なカフェがあります。

お昼前に来たので、それほど混んではいません。

ナポレオン像です。

右手にはティンカーベルみたいな妖精が

ここで本を読んだら、賢くなれそうな予感

赤い翼、ちょっと怖くない?

可愛いらしい絵にホッとします。

趣あるブレラ通り。

なんと骨を取り除いてくれています

綺麗に取り分けていただきました

右奥のミネラルウォーターには北斎の絵がプリントされています。

こちらです。

南イタリアの伝統お菓子、スフォリアテッラと、カンノーリ

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2018秋イタリア経由パリ行きvol.6

2018年12月18日 23時43分32秒 | Weblog


ミラノはヴィチェンツァやボローニャに比べると、遥かに都会の空気街中は観光客であふれていた。

そういえば、ミラノ駅に白いりんごのモニュメントがあったホテルに向かうタクシーから見ただけなので、何を意味しているかが解らなかったが、後日イタリア、トリノに住んでいる友達に尋ねたら早速返事が来た

「復活したリンゴ 」 “Mela Reintegrata”

聖書に出て来るリンゴ、アダムが齧ったリンゴを針金で元に戻した。
自然の中にあったものを現代の技術で元に戻した。
この融合によって第三の世界、新たな楽園が見える。

作者のミケランジェロ ピストレットのインタビュー記事にあったのをネットで見つけてくれた。

なるほど。若干痛々しいリンゴに見えたが、新たな楽園が待ち受けていると言われると、悪い気はしないね
“Mela Reintegrata”

ホテル到着後、夕方のミラノを友人に案内してもらった。お目当てのお店にも無事に行けて大満足
ドゥオモ横のリナシャンテで、お土産に買う予定でいたBABBIのチョコレート。残念ながら見つからなかった
以前、友人に戴いたこのチョコが美味しかったので、大量に買う予定でいたのにガッカリ何でも今年は暑くて、工場から出荷されないとのこと。溶けちゃうからなの

リナシャンテの屋上にあるカフェで、夕日を見ながら軽く一杯飲みましょうと、友人の粋な提案にふたつ返事したが、同じように考える観光客の長い列に絶句
結局、ドゥオモ向かいに面したカフェでお茶をしたライトアップされたドゥオモ、綺麗でした

夕飯は、イータリーで
姉に頼まれていたリゾットや乾燥ポルチーニ茸なども、同時に手に入れることが出来た
実は、ミラノでは、馬肉専門店に行きたかったんだけど、ちょっと遠かった次回の宿題にします
ちなみにそのお店は、今年の3月終わりに見たテレビで知ったの。ロバのお肉料理もあって興味津々
ここです!!
翌日は、ブレラ美術館です




タクシーから巨大なリンゴを激写

ついに憧れのお店に来ました
天井が高く広いお店は、思いの外落ち着きます
お姫様になった気分でした

大切な宝物です
どうしても痛くて履けなかったら、オブジェとして飾ります

左がドゥオモ。

ドゥオモ撮影タイム!!

胃腸が心配なのでカモミールティーにしました

観光客でいっぱい

イータリーでアンチョビのピザをいただきました

魚介のフリット。大好きなえびちゃんがいます!!
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2018秋イタリア経由パリ行きvol.5

2018年12月10日 23時28分55秒 | Weblog


ボローニャ2日目の朝は、軽く朝食をとった後、友人お勧めの教会までお散歩
ポルティコ(注1)と呼ばれるイタリア特有のアーケード街を抜けた先に、その教会はあった

一見すると、普通の教会にしか見えないが、入ってみると奥が深い いや半端なく深かった
建物は一つだけではないのだ。
その教会の名は、BASILICA DI Sainto Stefano :サント ステファノ教会。
異なる時代に建てられた教会が7つある。
特に、セポルクロ聖堂が、いままで見たことのない教会だった
非常に厳かな空気に包まれ、祭壇も個性的だった。ここが一番古い建物。
かと思えば、中庭のような空間もあり、二階建ての見事な回廊まであるので、教会に居ることを忘れてしまう。
不思議な教会でした

次は、友人お目当てのインテリアショップ、BORGOへ。
実は、友人とは洋服や小物、インテリアに至るまで、限りなく好みが近いので、足を踏み入れた瞬間、私もお店のファンとなった
ただ、Maisons du Mondeみたいな可愛いお値段とは行かない
簡単には買えないのが残念だけど、お店に居るだけで五感が刺激され、幸せになれます

次は、ボローニャで外せない場所、旧ボローニャ大学にある、テアトロアナトミコ。アントニオ・レヴァンティの設計により1637年に完成した解剖学教室だ。
かつて大学3年の頃、人体解剖を経験した身としても、異国の解剖学教室を見てみたかった。
ちなみに、ネットでの情報では、世界最古の解剖学教室が、ボローニャとパドヴァで意見が分かれていて、どちらが最古なのかがわからない
(ヴィチェンツァの隣、パドヴァ大学にあるらせん状の解剖学教室も見てみたい

中央にある解剖台を囲むように、三段の見学席になっている。
まず、壁から天井に至るまで、見事な木造の彫刻に圧倒された。まるで天井から降って来そうな勢いだそれに比べて、中央に置かれた解剖台は、非常に小さく見えた大理石ではあるが、ここに人が横になったら、脚や手がはみ出てしまいそうなくらい
昔の人は小柄な人が多かったのかな
井上ひさしさんの「ボローニャ紀行」によると、仰天な事に、当時は公開解剖だったそう市民なら男女問わず、医学部学生と並んで見学席に座る権利があったと。
もしもその頃に生きていたら、見学希望したかな

さて、ランチはラザニアを是非とも食べなければならない
はじめに予定していた友人お勧めのお店が、まさかのお休み
急遽、初めてのお店に入った。
またしても、ボロネーゼを注文!ほうれん草のラザニアも!
ただ、これ、パスタの形が異なるだけで、中身は一緒だったことに後から気づいた
あぁ、それでも日本では食べられない味
ボローニャ大満喫しました

この後は、ミラノに向かいます

(注1) ポルティコは、歩道上の空間を活用し、部屋を増築するために作られた。
ヴィチェンツァでも見られたが、ボローニャではポルティコを維持することが義務付けられているため、多く見受けることが出来る。天井が高いため、優雅な空間となっている。これは、馬に乗った状態でも通れるように作られているそうだ。





























ボローニャ紀行 (文春文庫)
井上 ひさし
文藝春秋
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2018秋イタリア経由パリ行きvol.4

2018年12月02日 18時39分22秒 | Weblog


ボローニャで友人と合流

ヴィチェンツァからボローニャまでは、パドヴァで乗り換えて約1時間半チケットは予めネットで買っていたので、駅でまごつかずに済んだ今は便利な世の中になったものだ。QRコードが記載された紙切れを、車内で見せればOKだなんてね。

ボローニャ駅では、友人に言われた通り、地上には出ず、地下からタクシーに乗り込んだ。地上に出ると、ジプシーがいることもあって、おのぼりさんは危険らしい

到着したホテルは、教会に面しており、タイミングよく異国情緒あふれる鐘の音に包まれた。ヨーロッパの鐘の音って、いいですよね日本にはないあの音、なのに何故か郷愁にかられるのは何故だろうか

すると友人からお部屋にコールが入った
まだ部屋番号を伝えてないのに、テレパシーか?と一瞬ドッキリした

ロビーで待ち合わせをして、初めてのボローニャを友人に案内してもらった
友人が生ハム横丁と名付けたハム屋さんだらけの通りも、ついに見ることが出来たハムの大きさが半端ない!天井から生ハムの原木(足)がぶら下がっている。そういえば、以前カタルーニャ地方に滞在した時、大型スーパーにあの生ハムの塊が山ほど売っていた。一度買ってみたい
ただ、かなり重そうなので、友人おススメのボローニャハムを買った。

リヨンで見つけた大好きなお店、Maisons du Monde があり、立ち寄った。内容は、フランフラン、ザラホームみたいなお店だ。ここのお皿が好きなの今回も前回購入したデザインと同じもので、違うサイズを購入。アスティエとは違って普通の重さだから、泣く泣く2枚だけ。でもアスティエよりもお値段はとっても可愛いですよ!お店はパリのレアルにもあるようです。

夕飯はボロネーゼを堪能モチモチ食感のパスタに、じっくり煮込まれたであろう挽き肉の旨味が絡み合い、口の中が幸せでいっぱいになる
本場は違うね。挽き肉もゴロゴロとした塊で、食感も楽しい
ハムやサラミなどのシャルキュトリも種類が豊富で赤ワインが進んでしまうラザニアも注文していたが、なかなか来ないのと、お腹がいっぱいになってしまった為、キャンセルして頂いた

お料理が美味しいのはもちろんだけど、海外で友人と一緒に戴く夕飯は格別です
翌日は昼過ぎまでボローニャに滞在するので、ランチにラザニアを必ず頂きます


パドヴァからフレッチャロッサでボローニャへ。

無事到着!!

お部屋からは、教会の壁がそびえ立ちます
サン・ペトロニオ教会。

これがボローニャハム。いい塩梅の塩加減で、ワインがすすみますよ!

まるで木ですが、生ハムの塊です。若干パンにも見えるかな?

ランブルスコの発砲酒。

5種類ほどのハムと2種類のチーズ
中央にあるのがボローニャハム。

豪快なサラダでした

こちらがボロネーゼ

ホテルまでの帰り道にあったジェラート屋さん。
こちらでは有名なVenchiです。「ベンキ」と読むそうですが、
違うものを想像してしまい、どうも聞きなれなかった

ホテル横の教会の正面です。
教会前のこの広場がマッジョーレ広場。

気づかないうちに友人が撮影してくれました

Maisons du Mondeのお皿
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