小さな日記

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JUNO/ジュノ

2009年06月07日 | 映画
JUNO/ジュノ


16歳で予定外の妊娠したジュノ。ヒステリックにもセンチメンタルにもならず、等身大の正直さで突き進むジュノと、彼女の選択を尊重し、見守る周囲がとても暖かい。脚本、おもしろい!

この映画見て、つくづく思った。
なにか問題が起きると、理想的模範的答を考えて探して登場人物全てをそのとおりに動かそうとすることが多いんじゃないかしら?
で、そのとおりにならないことがまた問題を呼んで、問題は大きく重く膨れ上がっていく。。。 

ジュノは背伸びしない。自分にできることをしていく。それが理想的かどうかなんてジャッジしない。それが正直なジュノの精一杯。だから、周囲のひとも、「こうありたい自分」から抜け出して「本当の自分」を晒していく。

理想的でも完璧でも正義でもなくても、人間としての暖かい心をもって、等身大の暮らしをしていけばいい。みんな、普段はそうやって暮らしているのに、なにか問題が起きると、あらたまって考えて、理想に突進したがりがちじゃないかしら?
等身大がどんなだかもわからなくなっちゃってるひともいるかも。

前に、なにかをできるようになりたいと思ったら、できないことをするのではなく、できることをしていって、したいこともできるようになるって書いた。
ジュノは物語の始めから終わりまで、とっても成長した。できることを精一杯しながら成長していったのだ。

いい映画だなぁ 親もいい。