うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

おかっぱ、今日明日も平常出勤らしいぜ

2021年07月22日 | 日記

先日、実家の洗面所から風呂場の天井に、

びっしり生えているカビを退治しに行ってきた。

 

おはようございます。

おそらく、衣類乾燥機を無くしたことで、

洗面場と浴室の空気の循環が悪くなったのだろう。

それで、カビが蔓延ってしまったのだと思うが、

これはいかん!

 

ということで、

ちょうど、おじさんの休日とも重なる土曜日を狙って、

おじさんにも手伝ってもらう事にしたのだが、

どういう訳か、おじさんは、カビに詳しかった。

 

「どの程度が分からなかったから、2種類の洗剤を用意しました。」

「あっ、そう。ありがとう。」

プロの調理師は、実は掃除にも一様の拘りがあるのだ。

特に台所などの水回りは、チカチカに磨いてなんぼの世界だ。

 

「酷いようなら、キッチンペーパーでパックして漬けこみをしましょう。」

「ん?・・・うん。」

私は、この辺りから、カビ取りがちょっと面倒くさいなっと思い始めた。

私は言い出しっぺのくせに、掃除が嫌いなタチだ。

 

「洗濯機など洗剤が掛からないよう、養生としてラップを使いましょう!」

「ん?・・・うん。」

面倒くさい、あぁ面倒くさい・・・。

 

「さぁ、準備をしましょう!」

「ん?・・・うん。」

オウ、マイガッ!めんどくさっ!!

 

もう一度記するが、言い出しっぺは私だ。

しかも、親に頼まれたわけでもなく、ただ「私がやる」と言い出し、

ましてや、おじさんにまで「手伝って」と言った。

だけど、もんのすごく面倒くさくなってしまったんだ。

もちろん、そんなこと、言えるわけもない。

だって、言い出しっぺなのだから。

 

テキパキと着替えるおじさんをしり目に、

私はチンタラ、だらけて、準備をした。

ビニールキャップに、カッパ、そして水中メガネ装着完了!

 

おじさんは、

「あとはマスクとゴム手袋をして作業しましょうね。」

と、汚れない仏様みたいな白装束(私と同じ恰好)で穏やかに諭した。

 

「おじさん・・・あ・・・あんた・・・すごく似合ってる。」

おじさんは、本当に似合っていた。

水中メガネの圧のおかげで、眼がきりっとして、

あれ?ちょっとイケメンじゃねっ?ってくらいの勢いで似合っていた。

手を合わせて拝みたくなるくらい、後光が差していたんだ。

 

その姿に、私は、なんだか悔しいっと思った。

だから、わざわざ、『SNOW』とかいう

画像を美しく編集できるアプリをダウンロードして、

カメラに収まる自分だけでも、美しくしてやらんと、

どうにかこうにか、加工してやったんだ。

もちろん、大真面目だ。

真剣に、美しく加工してやろうと、まじめに取り組んだ。

おそらく、小一時間はやっていた。

 

その結果

こうなった・・・

 

頑張った。

あたし、頑張った。

 

のん太「で、天井は、のんみたいに、まっちろになったのか、かかぁ?」

そりゃ、もちのろんよ!

 

のん太「どうせ、おじさんばっかり、働いたんらろーな。」

そりゃ、当たりまえだの、クラッカーだぜ!