私は、自慢じゃないが、
ヨン様と生年月日と血液型が同じなのだ!
おはようございます。
自己紹介の折には、必ずそれを付け加えて生きて来た訳だが、
我が家には、自慢じゃないが、のん様もいる。
この、のん様。
やたら手がかかる。
昨日も、のん様にお皿を進呈してみたが、
のん様は、その器を凝視したまま、後退りする。
そしたら、何と偶然にも、おじさんもお皿を買って来た。
のん様は、それにも同じく、後退り。
のん太は置き餌を好まない。
それでいて、一気に食べもしない。
「のん、今食べたいんら」というタイミングに、
パックから出したてのドライを、ちょこっと食べる。
それを、何度も何度も繰り返す。
我が家では、『わんこそば』になぞらえて、
それを『わんこ食い』と呼んでいる。
「これって、もしかすると器が食べづらくて、
そうしているのかもしれない?」
と我々は考えた。
そこで、のん様専用の器を探し始めた訳だが、
のん様は、見慣れない器から、真剣な面持ちで後退る。
「あぁぁ、やっぱりか」と落胆するが、予想通りでもあった。
分かっていても、なぜか、のん様のために
大の初老が2人して、右往左往してしまう。
恐るべし、のん様だ!
おじさん「のんちゃんが、トイレへ!」
小走る、我ら。
はい?
ははぁ。
おかっぱ「のんちゃん?そのポーズは!!」
おかっぱ「カリカリさんが食べたいのね?」
化粧中だが、ササっと立ち上がるも・・・
違ったのね?
ごめんね、ごめん。
こっちね。
撫ぜ撫ぜね。
私ら、どうして、こんなに翻弄されてんのー?