ちかちか日記

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ピアノコンサート

2015年12月06日 | 音楽
12月5日(土)アイザックスターンホールでの小山実稚恵のピアノコンサートに行ってきた。ちらしのプログラムにショパンのポロネーズ「英雄」を見つけたので、これは是非とも・・・と。
「英雄ポロネーズ」は息子が中学生の時、ピアノの発表会で弾きたいと先生に頼んで弾いた曲。先生は「あら~ むつかしいのよ!」とあきれ顔でおっしゃったが、発表会の後で、「むつかしい音は少し抜いたけど、形になったね」と、・・・・そんなことがあった。





プロフィールに
人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。デビュー30周年を迎える。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールの二大コンクールに入賞以来、今日に至るまでコンチェルト、リサイタル、室内楽と、常に第一線で活躍し続けている。



プログラム
シューベルト :即興曲 ハ短調 作品90-1
シューベルト :即興曲 変イ長調 作品142-2
シューベルト :即興曲 変ホ長調 作品90-2
バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ

リスト  :愛の夢 第3番
リスト  :巡礼の年 第3年より第4曲「エステ荘の噴水」
ショパン : アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
ショパン :ピアノ協奏曲 第2番より 第2楽章「ラルゲット」
ショパン :ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」



当たり前だけど、やっぱりすごかった。やさしいシューベルトと力強いバッハ、二部は超有名な曲<リストの愛の夢 第三番>で始まった。次のリストの曲も、当然のことだけどトレモロがすごくきれいだった。

ポロネーズはポーランドの舞曲、「英雄ポロネーズ」と言われるにふさわしく、小山さんの演奏に圧倒されるような力強さ、勇ましさを感じて、やっぱりすごいと感じた。その後アンコールは4曲も、そして曲名を紹介する声の優しくきれいな事。ドレスは光沢のあるグリーン。素敵だった。
    
アンコール曲
スクリャービン:左手のための二つの小品 作品9-2(ノクターン)
ショパン:華麗なる大円舞曲 作品18
アルベニス:パヴァーヌ・カプリチオ
ショパン:子犬のワルツ


観客はみんな落ち着いて聴いていて、フライング拍手もなく、素晴らしい演奏会だった。終わって外に出たら、風が冷たく寒かった。あたたかい余韻が消えないように、自転車で4分、ぶっ飛ばして帰宅した。




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