ちかちか日記

何にでも挑戦。楽しいことを探して豊かな人生を・・・

「或る列車」と、秋の豊後路(2)

2018年11月28日 | 国内旅行
11月26日(月)
ホテルは9時出発だから、朝はゆっくりでいいのに、年寄りはいつも通り早く目覚める。
朝食はビジネスホテルだから、バイキング。美味しそうな料理が並んでいたが、「或る列車」では乗車してすぐから、食べ物が出るらしいから、控えめにサラダ・ヨーグルト・果物。
私とえい子さんはバナナでゆう子さんとりつ子さんはパイナップル。だから、何なの?(笑)

でも、食べ終わってレストランを出ようとして、大分名物「とりてん」が目に入った。しまった!名物なのに! つまんで食べたかったけど、行儀が悪いし!!!


<或る列車>
明治39年、当時の「九州鉄道」がアメリカに豪華列車を発注したが、国有化されたため活躍する機会のなかった"幻"の豪華客車。よみがえったのは100年以上たった2015年で、スイーツのコースのD&S列車。


パンフレットや乗車券、メニュー表

 
大分駅9時46分発  日田駅12時7分着

ホームに上がったら、列車はホームに到着していた。乗車口にはレッドカーペット(短いけど)が敷いてある。VIP気分で乗り込んで、アテンダントの女性にコートや手荷物を預けて、写真撮影。




車体はゴールドと黒でとても美しい。


≪一号車≫ ロマンチックな色、クラシカルな形、明るく優しい雰囲気。天井も豪華な格天井、二人席、四人席がある。



私達は一号車の四人席 アップに耐えられないので、白塗りに。  二三年前は顔出ししたけど、今はねえ~ 



≪二号車≫ 落ち着いた色とウオールナットの組子で囲まれた個室タイプ。



廊下も列車のドアーもステンドグラス









先ず、都農のスパークリングワインで乾杯したあと


大分冠地鶏のそぼろご飯・関さば炙りサラダ・和牛と野菜の甘辛和え

海老真薯の入った蓮根のスープ

食器やスプーンはさくらの木で、湯布院の工房が製作。その他ワイングラスや白磁の食器、みんな匠たちのこだわりの作品。
鉄女のりつ子さんは波佐見焼きのミニャルディーズ(お茶菓子)用スクエア皿と、長崎ガラスのハンドメイドのタンブラーを購入。私達がお邪魔した時出してくれるとか

カクテルスイーツ

キウイ・リンゴのカクテル・柚子


スープスイーツ

ピーナツ・マリンレモン

メインスイーツ

和栗のモンブラン・ほうじ茶ジェラート

ミニャルディーズ

タルト・マカロン・パイ

どれもこれも見たことのないようなスイーツ、美味しかった。「或る列車」乗って良かった。

時々車内放送で沿線の見どころを紹介してくれる。その時だけ外を見て、後は「食べる」「しゃべる」
に終始した、あっという間の2時間20分。日田駅到着

日田駅で待っていたバスに乗りこみ、深耶馬渓へ

深耶馬渓(一目八景)
大分県中津市の深耶馬渓の中心にあり、周囲の岩峰群が一目で見られる景勝地
紅葉の季節は終わりかけていたが、ところどころ真っ赤に色付いた木が残っていた。







深耶馬渓~別府湾SA~蒲江~宮崎 6時50分 予定通り

楽しい旅行だった。次はいつ?どこかしら? 
私は自分では計画せずただ待っているだけの横着者 すんません

「或る列車」と、秋の豊後路(1)

2018年11月27日 | 国内旅行
2018年11月25日(日)~26日(月)
デパートの旅行サロン主催の一泊旅行に友達4人と行ってきた。鉄旅大好きの「鉄女」りつ子さんの呼びかけで、JR九州の豪華列車に乗って、スイーツを楽しむ旅。

或る列車」と秋の豊後路グルメ旅
「或る列車」は、クルーズトレイン「ななつ星」に劣らないラグジュアリーな列車。「ななつ星」は一泊コースでも料金30万くらいいるらしいので、「或る列車」で我慢。

7時20分 バスに乗ってデパートの横を出発。人数30人。殆どじいちゃん、ばあちゃん。
1時間ちょっと走ったら、トイレ休憩。添乗員さんは「はい、ここでお花摘みしてください」
出そうにないけど・・・・まあ、行っとくか!!


宮崎~川南PA~高千穂トンネルの駅~波野道の駅~阿蘇

フレンチレストラン「ア・マ・ファソン」で昼食






スープ撮り忘れた。サツマイモと、何とかのスープ・・・忘れた







優雅な気分で、仲の良い友人と、美味しい料理をいただいて、最高!!


次はお買い物
阿蘇、内牧  「ASOFORET」 チョコレートの専門店
じいちゃん、ばあちゃんは「年金生活で・・・」と、言いながら、みんな手に手に袋をさげている。


岡城跡  大分県竹田市 
海抜325mの台地、広さは100万平方メートル。東京ドーム22個分だとか。強固な石垣で難攻不落と言われた堅城。

数字で思いだしたが、とてもいい添乗員さんだった。はっきりと分かりやすく説明されるのは当然だけど、時に宮崎弁を交えながら、冗談を言って、みんなを笑わせるのがとても、上手。

初めに「説明をする時、高さや広さや数字を言うけど、メモらないでね。たまに間違ってるかもしれないから。スマホで検索しないでね。」これで大爆笑。以後2日間、笑いっぱなし。
きっとしわが増えて、深くなってる。でも、笑った分、長生きできるかも??





紅葉の時期が過ぎていたけど、こんなふうに、残っているところもあった。



ここは入場料が300円だが、巻物をもらったのにバッグに入れたまま。帰宅して思いだし、拡げた。
私の仲間は旅行中誰も見てなかった。まあ、こんな感じの友達(笑)





滝廉太郎の銅像


滝廉太郎は少年時代を竹田で過ごし、この荒れ果てた岡城で遊んでいたという。20歳の時「荒城の月」を作曲。もの悲しい曲でよく知っている歌だけど、作詞は土井晩翠。ふふ!知らんかった!


ホテル到着 5時半  大分


夜はふぐ料理  「ふぐ良茶屋」

茹でた肝をポン酢にといて、4人で喧嘩しないで、いただきました。

おっと、茹で肝の皿にお箸が・・・・りつ子さんは私の写真撮りが待ち切れなかったみたい(笑)

今回の旅はブログを書くつもりだったので、鍋の写真撮ったら、りつ子さんから「本番は明日よ。こんなのはいいの」と・・・

夜は一部屋に集まって、おしゃべり。明日は嬉しい「或る列車」
おやすみなさい