☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

二口先生へ

2017-03-15 06:03:15 | 日常・雑感
いつもこのブログを楽しみにしている、と、よくメールをくれていた二口先生。
突然の訃報を聞いたのは、3/13早朝でした。

突然の事で、意味が分からず、涙も出ない。
一昨年の秋まで、何度も美瑛に足を運んでくれ、時に愚痴を、時に楽しみを、
たくさん語ってくれました。

いつも元気でいてくれたのに、なぜ?

昨日、告別式に行って来ました。
昔の職場の人とは繋がりを持っていなかったので、二口先生だけが、懐かしい話のできる友人でした。
告別式は、懐かしい顔がありました。
色々あって辞めたので、挨拶程度で終わった人もいたけれど。

目の前にいるフタさんの遺影は、まさにそこから飛び出して、「どうも」って言ってきそうないつもの顔。
写真だけなんておかしいでしょ。
久しぶりに会えたんだから、何か話してって言いたくなりました。

昨年8月に体調が悪くて病院に行ったら、もうステージ4の大腸がんだったそうで、他の臓器にまで転移していたそうです。
痛みで眠れなかった日々。
苦しかったでしょう。

寝ている顔は、穏やかだったけれど、本人か?って思うほど痩せていました。
どれだけの痛みと苦しみを味わったかと思うと、本当に心が痛みます。

葬儀には、現在の勤め先だった専門学校の、教え子達が来ていました。
学生達も泣いていました。
厳しくそして優しい、学生思いの先生でしたから、志半ばで放棄せざるを得ない苦しみがあったでしょう。

二口先生は、人の悪口は言わない、そして、良いところを絶賛評価する素敵な先生でした。
学生には、ダメなことはダメ、そういうことがあったら、学校中に響き渡るほど大きな声で叱る、厳しい先生でもありました。
でも、学生達も、みんな二口先生の事、好きだったよ!

雨男でしたね。
実習に出ると雨。
で、美瑛に足を運んでくれた時も、お天気が悪く、せっかく良い景色を見られずに帰りましたね!

今、二口先生に伝えたいことは、
「ありがとう」です。
同じ年に同期で勤め始め、色んな話が出来たこと。
いつも、私の授業を評価してくれたこと。
仕事辞めても、何度も美瑛に来て励ましてくれた事。
私が病気になって、退院した後も、励まし続けてくれた事。
ありがとう、しか出ません。

ありがとう。ありがとう。
いつも笑顔をありがとう。

そして、彼と一緒に働く場所を与えれくれた神様、ありがとうございました。


美瑛に戻り、美しい夕日に手を合わせました。
止めどなく涙が溢れてくる。
ありがとう。さようなら。二口先生。

コメント (2)
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