今日は、バルコニーの掃除と決めていた。
鉢を片づけてバルコニーを綺麗にするのは、結構時間が掛かった。綺麗になったよ。
賑やかになるのはいつ?
仕方がない、来年の4月まで、待つことにするか。
新聞やホームページを調べて、映画を見ることにした。
元々映画が大好きで、登山を始める前は、よく見ていた。
今年は見てないナー。
そして選んだ映画は「ニューシネマパラダイス」や「海の上のピアニスト」で知られる、ジュゼッペ・トルナトーレ監督、音楽がモリコーネという黄金のコンビが作った映画。
期待を込めてシアターキノに行く。
始まりからショッキングだった。これが彼の作品?と疑いたくなる。
サスペンスタッチのストーリー。裏切られたような不思議な気分なのに、スクリーンから目が離せない。
私は母でも無いし、子供も居ないのだが、奥底にある「母性」がくすぐるのである。
ネタバレさせては行けないことになっているので詳細は言えないが、最後に幸せの涙が溢れて止まらない。
終始、何かに狙われているようで、怖い。
とあるワンシーンでスクリーン上の彼女に疑いの目を向ける。でも、裏切られたことにほっとした気持ちになる。ああ、またしてもこの監督の思うつぼにはまった。
しばらく見ていなかった映画だけれど、情緒に訴えるしっかりした映画をチョイスしたなと、嬉しくなった。
その帰りに、三越デパートの地下にパンを買いに行った。
お腹が空いているときにここに来てはダメ。
「きのとや」の前に来たら、どうしても甘いお菓子が食べたくなって買ってしまった。
誘惑が多い札幌中心部なのであった。