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ハンガリー・ブタペスト交響楽団 with 亀井聖矢

2024年06月26日 23時04分44秒 | 音楽
今夜7時からテルサでハンガリー・ブタペスト交響楽団with亀井聖矢
というコンサートがあり、聴いてきました。

曲目は
②ブラームス ハンガリー舞曲第一番、第五番。
②リスト ピアノ協奏曲第一番 (ピアノ:亀井聖矢)
③ブラームス交響曲第2番
指揮はマリオ・コシック。チェコを中心に国内外で活躍。

亀井聖矢は2022年ロンティボ国際コンクールで一位。(演奏動画)
日本音楽コンクール一位等受賞。2001年生まれの22歳。

今回も外国のオーケストラでどんな音なのか興味がありました。
ハンガリーは優れた音楽家、指揮者等を輩出。
中でもリストは有名で、今回もそのリストの曲が入っていました。


開始40分ぐらい前。 水曜日の7時は、サッカーと同じで集まるのが遅いですね。

まずは一曲目のハンガリー舞曲第一番。
初めて聴くオーケストラは、どんな音を出すのかワクワクします。
ブタベストを流れる大河ドナウ川を思わすような
雄大な川の流れを連想させる厚みのある音。
なおかつバイオリンの繊細で美しい音が耳に入ってきました。
どこか哀愁を帯びた曲調。

この前のウクライナのオーケストラのやや武骨で
ダイナミックな音とはまた違い、ダイナミックながら
洗練された、かつ繊細さもある音。
その国によって音がそれぞれ違うのも面白い。
第5番は自分も知っている有名曲。
なかなかの演奏でした。


続いて亀井聖矢氏がリストのピアノ協奏曲を演奏。
出だしがまるで球を転がしたような音で始まり、
やはりほかの誰とも違う音。
硬質でクリスタルを思わせる清冽。澄んだ音色。
しかしその音に中に亀井氏の情感が
深く籠められていて抒情的。
相反するようなものが同時に入ったような音で、
自分はこの音がかなり好きかも。
自分の心のひだに入ってくる音でした。

演奏中は息をのむような感じでずっと聴いていました。
オーケストラのメンバーの中には目をつむり
じっくりとその世界に入っている方もいました。
すばらしい演奏でした。

アンコールは「ラ・カンパネラ」
辻井さんに比べ、ややゆっくりしたテンポですが、
その分情がこもった演奏で、輝いて光るような音は美しい。

20分の休憩後、
最後の曲はブラームスの交響曲第2番。
前の演奏があまりにも良かったので、
なかなか曲に入っていけない感じでした。
この曲は比較的地味で、通好みなのか、
自分のような駆け出しのものには、その良さが
よくわからないのかもしれませんが、やや単調で
ちょっと長く感じました。
しかしながらバイオリンやチェロといった弦楽器の美しさ、
ダイナミックな音を聴かせます。

最後にアンコール。
名前はわかりませんが,多分ハンガリー舞曲の中の一曲か?
アップテンポで、華やか、踊りだしたくなるような曲。
おそらくオーケストラも指揮者も何度も演奏していて十八番なのか、
リラックスしての演奏は音量もスケール感もあり、ダイナミックで
見事な演奏でした。
オ-ケストラではこの曲が一番良かった。

ということでヨーロッパのオーケストラをまた聴くことができ、
豊かで幸せな時間を持つことができました。
やはり音楽は自分には欠かせませんね。

とはいえ、モンテディオのパークをスタジアムで大音量で聴いたときと、
どっちが感動するかと言われたら、とっさに答が出てきません。
それぞれによさがあるとしか言えないですね。











#モンテディオ山形



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