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第305回山響定期演奏会

2022年11月20日 23時07分51秒 | 音楽
今日テルサで行われた山響の定期演奏会に行ってきました。

最近は定期演奏会、ほとんど聞きに行っている気もします。
いっそシーズンシートのように、会員になれば安く聴けそうですが、
そこまでその気にはならないようです。

今日は
①ヘンデル合奏協奏曲ト長調
②マルタン 7つの管楽器、打楽器、弦楽器のための協奏曲
➂ブラームスピアノ協奏曲第2番  ピアノ藤田真央


最初にプレトークがあり、阪さんと真央さんのお話が聞けました。
昨日は野球の話題で盛り上がったそうですが、今日はまた別のよもやま話。
とてもやさしい人柄が出てました。なお真央さんは男性です。

最初のヘンデルの協奏曲。10数人で弦楽器中心の構成。
ヘンデルとかバッハは、いわゆるロマン派の音楽とはちょっと違って
心地よい響き。 中学時代の音楽室に貼ってあったヘンデルとかハイドンのように
巻き毛長髪のかつらをかぶり、着飾った姿で演奏した姿が見えてきました。
前に出て演奏された二人のソリストは、この前の演奏会で、
コンサートマスターになられたと紹介された方と、
同じく第二バイオリン主席奏者になられた方でした。
こういう音楽好きですね。


二曲目は、管楽器中心の曲で、それぞれの楽器の音色や特徴が引き立つような、
そんな意図の曲のようで、それがよくわかりました。
それぞれの楽器の音を楽しむ曲の気がしました。
最後に8人の菅楽器奏者が前に出て挨拶してました。

三曲目はピアニスト藤田真央氏がピアノのブラームスピアノ協奏曲。
藤田氏は2019年、チャイコフスキー国際コンクールで2位。
23年1月にカーネギーホールでリサイタルデビューの予定。
2027年まで予定がびっしり詰まっているとか。

出だしから、まるで真珠を転がすような光り輝く音。
美しく、勝つ力強い。
辻井さんの音はやさしいというイメージでしたが、
それとはまた違った輝くような音。
大きな音になってもその音の美しさは変わらず。
オーケストラも、それに合わせるかのように、張り詰めた雰囲気で始まり、
最後はピアノとオーケストラが完全に溶け合ってました。

第4楽章まである50分近くある長い曲でしたが、
全く飽きることなく、その音に浸ることが出来ました。

昨日も満員ということでしたが、今日も同じく満員の観客から
最大な拍手鳴りやまず。
アンコールはありませんでした。
3つとも協奏曲で、いい音楽を十分堪能できました。

ちなみに今日の席は最前列の一番端。
音のバランス的にはあまりよくない席なのかもしれませんが、
それよりも演奏者の楽器の生の音が近くで聴けて、
その音圧を感じながら聴ける前のほうが好きです。
一番端は自分の好み。
一度後ろのほうで聴いたことがありますが、あまり良くなく
コンサートでは出来るだけ前のほうの端の席にしています。

最近の演奏会の中では、特によかった気がします。
第3楽章でのチェロ(?)の独奏的な部分も特に美しかった。
(一番前なので、演奏者が陰になって誰が弾いているのかわからない。)

いいのか悪いのか、モンテの生観戦だけではなく、
生のコンサートにもだんだんハマっていきそうです。

おまけ。
藤田真央ピアノ・リサイタル 日本ツアー2020 最終公演から




コメント
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