カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

自分の持っているマジックの道具をカップを中心に紹介。

ARTISAN COLOR-CHANGING KNIVES BY TCC

2022-01-14 14:58:00 | カップ&ボール以外

「カップ&ボールを中心に」ということで、ほとんどカップ&ボールの紹介でしたが、少し違うテーマについても持っているもの(持っていたもの)を紹介させて頂きたいと思います。実は以前から別のものも紹介したいなと思っていたので、国語屋稼業さんの記事は行動を起こすきっかけとなりました、ありがとうございます。

 私が自分の演技で使っているモガー製のナイフは次回紹介するとしまして、今回はリクエストのあったTCCのナイフについて紹介します。まずはTCCの動画です。

 使っているのは基本的な技法ですが、鮮やかだと思います。

日本でもいくつかのお店でも扱っておりますが、個人的にTCCの扱いが多いと感じているセオマジックさんのページを示します。

ARTISAN COLOR-CHANGING KNIVES by TCC |全商品一覧や手品グッズ揃うマジックショップ|セオマジック

 私は昨年のブラックフライデーでTCCから直接ちょっとお安く購入しました。実は気にはなっていたものの、自分のルティーンではもう少し色が必要なのでちょっと要らないから~と思っていたのですが、ブラックフライデーで安くなっているのを見て気が付いたらポチっとしていました(;^ω^)

 まず、デザインがこれまでのナイフと少し違う気がします。カタログの言葉を借りると、「美しい貝殻のような白と墨のような黒の翡翠(ヒスイ)」の持ち手とダマスカス模様の刃が特徴的です。高級感があります!

 ただ、私のナイフは写真のように黒の色が濃くありません。白も、真っ白ではなくグレーっぽい色の面積も割と多いです。ですので、光の関係などでは白との色の差が明確でない感じです。もっと濃い黒の方が個人的には良いと思いました。また、商品ページでは凹凸がありそうにも見えますが、白と黒は共に凹凸の無い似た感じの素材です。ですので、ポケットの中で触ってどちらの面かを判断するのは難しいです。ナイフが出る方向で判断はできなくはないと思いますが。複数ナイフが入っていたりとっさにというと、やはり表面の触った感覚が違う方がいい気がしますが、ここをどれだけ重視するかは手順などに依存するのであくまで私の意見です。

 次に厚さや丸みなどが関係する、パドルムーブのし易さについてです。これは個人的にはとても良かったです!自分が普段使っているナイフに比べパドルムーブがし易いと感じました。理由としては、ナイフが柄の中にかなり入り込んでいること、また2つのナイフが出せる形状になっているため、真ん中に窪みができます。このため、真ん中を持ってのパドルムーブの時に刃が邪魔になりません。端が少し細くなっているのも使いやすいと思います。パドルムーブに関係ないですが両端が同じ色の金具で作られているのも少しだけ出したときに面に関わらず差が無いので良いと思います。

 完全な個人的意見としてまとめますと、気になるのは、色のコントラストと触感での面の判別、それから手順としてもう少し色が欲しいことであり、良いと思う点は高級なデザイン(フォーマルな立食パーティーなどで使えそう(;^ω^))とパドルムーブのし易さ、両端のデザインです。あと、専用ケースもいいですね。

 大きさや重さはちょうどよい感じです(個人的にですが











左がモガー製のナイフです