青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

猫の尿路結石

2017-07-09 08:14:58 | 日記
先週の水曜日に桜が血尿を出しました。
経血よりも薄い色の血痕が数滴。桜はすでに避妊手術を済ませているので子宮はありません。何処から出た血なのか、何の病気か、とパニックになって動物病院に連れて行きました。獣医さんの見立てでは、膀胱炎か尿路結石ではないかとのこと。消炎剤などの注射を二本打ってもらい、次回持ってくるようにと検尿用の道具を渡されました。
この日はちょうど、娘・コメガネも熱を出していたので、病院の梯子になり、バタバタでしたよ。

猫は環境の変化がストレスとなって、血尿を出すことがあるそうです。
我が家では五月末に仔猫ちゃんを二匹(蓬&柏)引き取ったのですが、それが原因かもしれないと思いまして、この日から桜を蓬&柏と別室で過ごさせることにしました。その方が、トイレを共用されずに済みますし。




桜は、一番荷物の少ない私の寝室を使うことになりました。
私の部屋は二年前にエアコンが壊れたのですが、夏場だけ娘・コメガネの部屋で一緒に寝ればよいと放置していたのですよね。ところが、今年になってからコメガネが、プライバシーがどうのこうのと小癪なことを言って一緒に寝させてくれなくなったので(私の部屋には勝手に入るくせに)、しぶしぶエアコンを買い替えたのです。その時は、もったいないと思いましたが、桜が私の部屋を使うのなら丁度良かったです。

猫の採尿は思った以上に難しかったです。
普通に猫トイレで排尿すると猫砂が尿を吸収してしまうので、容器に一握りだけ猫砂を入れて(まったく入れないとしてくれない)、何とか一回分だけ採尿できました。

それで、木曜日に容器に入れた尿をもって、再び動物病院に行ったのですが、何と尿に猫砂が混じっているため、検査が不可能ということ。再チャレンジとなってしまいました。この日は、尿を薄めるための液体を注射してもらって終了。採尿、難しい…。

検尿対策に、紙で出来た猫砂を使用することにしたのですが、砂の種類が変わったためか桜がトイレに座ってくれません。何とか一回分採尿できましたが、桜に余計なストレスを与えてしまいました。採尿した直後にいつもの猫砂に換えてあげたら、さっそく排便排尿をしたので、随分我慢させてしまったのだと思います。


それで、金曜日に三度通院しましたら、漸く検査の結果を出してもらえました。
尿路結石です。顕微鏡を見せてもらったのですが、ミョウバンみたいな結晶がいっぱいありました。


〈ロイヤルカナン 猫 PHコントロール1〉というキャットフードを渡されて、経過を見ることになりました。当然、次回の通院時にも尿を持参です。採尿は疲れるのですが、仕方ないですね。
〈ロイヤルカナン 猫 PHコントロール1〉は、下部尿路疾患(ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の猫のための療法食です。動物病院で買ったら、2㎏で4,450円もしてビックリしました。普段、どんだけ安物の餌を与えているのかというツッコミはご容赦ください。でも、Amazonなどではもう少し安く購入できますし、一日当たりの食事量で割れば、それほど高価ではないような気もします。

そんなことより、桜ももう若くはないんだなぁということの方がショックですね。
牡丹さんが死んでから今年で三年目ですが、飼っている生き物の死というものは、自覚よりも深く心に爪跡を残しているらしくて、今回の桜の血尿には肝を冷やしましたよ。死にかけの状態で拾って来て、その後もずっと体が弱かった牡丹さんと違って、桜はこれまで病気知らずだったので、覚悟が足りていなかったんですね。どんなに大切に飼っても、犬猫の方が我々よりも早く死にます。桜だけでなく、凜も、蓬&柏も。いつか来るお別れの時に少しでも悔いが残らないように、気を配って生活を共にしたいと思います。


最近の蓬はバケツに嵌るのが好きです。時々、バケツごと転がります。


蓬&柏は桜が大好きでいつも遊んで欲しがるのですが、桜の体調を考えて、これまでみたいに24時間一緒にはしないことにしました。獣医さんは、食事以外は今まで通りにしていてかまわないと仰っていましたけど、蓬&柏の遊んで攻撃は、人間でも疲れてしまうくらいしつこいので、桜の様子を見ながら少しずつ共に過ごす時間を作ります。
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