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タイ米が1kg560円でした。

2007-05-15 14:21:05 | 米食とマラソン
昔の米不足のときには、いらないのについてきちゃったタイ米ですが、買いに行ってみたらずいぶんお高いんですね。タイと米の間に、「香り」って入ってるから、きっと非常に良いやつなのかなって思っておとなしく購入いたしました。

どうやら海外から日本国にコメを輸入する場合、1kgあたり341円ほどの2次関税がかかるみたいですね。

ちなみに2004年の秋田県指定標準米(2004年3月31日で指定標準米制度廃止)って10kgで3760円くらいだそうですから、1kg341円(10kgで3410円)の関税がいかに高いかわかりますなあ。(っていうかいかにも数字合わせ的にも感じるけど、たまたまなんでしょうね)
現在は激安店なら国産米(ブレンド米)で10kg2600円ぐらいからあるみたいですからねえ。

Q. コメ輸入時のミニマム・アクセスと関税化とは何ですか
http://www.jetro.go.jp/jpn/regulations/import_10/04A-000913

上記ジェトロのページでは平成19年3月31日までとなってるので、今はどうなってるんでしょうなあ。
ま、これぐらい税金かけとかないと国内の米作農家が成り立たなくなってしまうのでしょうね。
私みたいにどうしてもタイ米のチャーハンが食いたいやつは税金払ってねってことでしょう。
ま、タバコや酒を飲むのに税金払うよりは、栄養になる分ましですかね。

で、このインディカ米と呼ばれる長粒米なんですが、日本国内では元来ジャポニカ米のみで、食味の劣る長粒米なんて生産されていなかったと勝手に思い込んでいたのですが、実はそうじゃなかったようです。
ちなみにこのインディカ、ジャポニカという呼び方は、九州大学の加藤茂苞(しげとも)氏という学者さんが昭和3年に命名したそうであります。
(学名でジャポニカといった場合、自然薯のことみたいであります)

中世から近世(17世紀末頃)までは、日本国内でも長粒米を生産していたそうです。
「唐法師、大唐米、占城米と称し、一般的には「赤米」と呼ばれていた」と、「コメを選んだ日本の歴史」の中にあります。
へえ、赤米って近頃復活してる縄文時代の古代米のことで弥生時代以降は滅びたのかと勝手に思ってましたが、薩摩藩では田んぽの50%も赤米が作られていたなんて聞くとびっくりですね。

古代米
http://www.naozane.co.jp/okome/kodaimai.htm

幕藩体制下の年貢としては、長粒米は認められていなかったので、主に農民が食べるために栽培していたようです。上記サイトによれば、昭和30年頃までは全国各地で栽培されていたとありますなあ。

そういえば、五穀米とか五穀豊穣なんて良く言うけど、「五穀」って何なんでしょうね、なんて興味は尽きませんなあ。

五穀
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%A9%80

ただ、こうやってちょっと調べただけで、私は色々知らないことが多いままお米を食べていることに気づかされたであります。
例えば、
●子供の頃NHKニュースで良く聞いた、米価審議会とか生産者米価って今でもあるの
●ないとしたら、お米の値段は誰が決めてるの
●で、お米はウルグアイなんたらで、輸入自由化されたんでしたっけ
●自主流通米って何
●政府米とか備蓄米ってあるの
●古米とか古々米って今でもあるの
●減反政策って今はどうなってるの
●ところで、お米農家は嫁が来なくて大変なの
なんて、色々良くわかってなかったりいたします。

新しくなった食糧法(改正食糧法)について
http://www.tamagawa.ac.jp/SISETU/kyouken/rice/syokuryouhou/index.html

ふーん、なるほどねえ。
世の中色々変わってるんですな。

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2 コメント

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Unknown (ハウオリヤコ)
2007-05-15 15:41:39
私は、白いご飯が無いと、食事をした気になれません。
なので、海外旅行先でも必ずご飯をいただきます。
美味しいお米を作って下さっている方々に、感謝です☆
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まずい米って (マハロ菊池)
2007-05-16 08:08:43
あまり出会うこともなくなりましたねえ。しいていえば、近頃食べたものでは、某代々木の有名家系ラーメン店のねぎめしくらいかなあ。炊き方がわるいのか、どんな米仕入れてるんだかわかりませんが、ある意味貴重かも。

ハウオリヤコさん、もしかして電気釜持ってったりしますか?
マラソン前にはやはりご飯がいっぱい食べたくなりますね。
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