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タイ香り米の黒チャーハン、なかなか美味。

2007-05-16 12:52:38 | 米食とマラソン
で、買ったタイ米を使ってエスニックなチャーハン作ってみました。見た目は神戸のそばめしみたいですが、光が丘公園内の体育館横には、エスニックなレストラン「ラオタオ」がありまして、そちらで前に食べたラオスチャーハンを再現すべく作ってみたものであります。こういうところにあるお店って全然期待してなかったんですが、なかなか面白いメニューがいっぱいあっていいかも。

ラオタオ 老饕 LAO TAO ( 食べログ )
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13015789/


黒くするには中国製のたまり醤油「老抽王」を使用しました。味付けの調味料はそれだけでも結構美味いですよ。
タイ香り米は、炊いてるときは香ばしい香り。硬質かと思ったら、ふわっと柔らかい食感でした。
これならもう少し少なめの水で炊いた方が良いかも。なんか14年ぐらい前に比べて炊飯器も良くなってるんでしょうかねえ。

さて、それで日本のお米に戻りますと、よくよく考えると不思議な国だと思いますよね。
1. ジャポニカ米、命。しかも白米。
2. 長いことお米が貨幣基準だった(1石=人1人が暮らせる1年分の米=150kg)
3. 稲作の神様が国を統治していた。
など、はたして他の国ではありえるんでしょうか。

1.に関しては世界的に見ると、ジャポニカの生産量は米全体の2割でしかなく、貿易量は1割だそうです。(下記PDF資料より)つまり、長粒米の方が絶対多数の主流派なわけですね。
さらに、日本の世界生産に占める米の生産比率は1.7%(2002年)。ということは世界的にみると相当特殊な銘柄高級米を主食として食べてるのかなあって気がしますね。(今時コンビニおにぎりだってコシヒカリですからねえ)
ちなみに現在の日本人は年間1人あたり57.7kgの米を消費してるそうです。1/3石でありますなあ。所得が向上すると、食生活が多様化して米の占める割合が減るみたいですね。

世界の米需給構造とその変化(PDF)
http:// www.nochuri.co.jp/report/pdf/n0412re2.pdf

2.に関してはさすがに現代ではお米で給料が払われたりしないですが、江戸時代までは加賀百万石(総生産を米に換算した値)とか「石」ですべての経済価値を換算していたわけですから、よく考えたら変わってます。そういう国って他にもあるんでしょうかねえ。

3.もなかなかユニーク、というか独特な社会ですよね。新嘗祭や大嘗祭はもとより、神事とか祭事など基本は稲作が絡むわけですね。花見なんかも元は田植え前の顔合わせの意味があったようで、この国の色々な文化、風習は稲作と密接な関わりがあるんだなあと思いますねえ。

明治神宮を早朝ウォーキングしたり、皇居をグルグルしてると、お米が食べたくなったり、、しないか。

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3 コメント

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Unknown (マカニ・トモ)
2007-05-16 15:28:00
なんだか写真から香ばしさが伝わってくる様ですね。実に美味しそうです。中国製のたまり醤油というのにも興味ありますね。「カルディ」あたりで探してみようかな。
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 (みずやん)
2007-05-16 17:40:15
黒い食べ物にそそられます。黒糖系のスイーツとかイカスミ等々。
京都の新福菜館や富山ブラックなど黒いスープのラーメンも好きです。あれもたまり醤油かも知れません。
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醤油も (マハロ菊池)
2007-05-17 09:13:03
普段は普通のやつしか使わないのですが、これはなかなか良いかも。

マカニさん、クイーンズ伊勢丹で195円でした。

みずやんさん、武骨の黒とかたまに食べたくなりますなあ。
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