マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

御堂筋の銀杏

2005年11月29日 | 日記
ityo4

出先から家に帰らず心斎橋に行った。
明日は30日。11月も終わる。
30日のギャラリーの更新に
御堂筋の銀杏を使いたくて写真を撮りに行った。


心斎橋から難波に向かって歩き始めた。
今年は暖かい日が多かったせいで、まだ黄色くない銀杏もあった。
例年なら今頃もう御堂筋はまっ黄色に染まっている。


私は錦秋の季節の御堂筋が大好きだ。
淀屋橋から難波までの間に4列に並んだ銀杏並木。
車で御堂筋を走ると
フロントガラスに銀杏の葉がハラハラと舞い落ちる。
黄色いタペストリーを掛けたような風情だ。


京都や奈良には紅葉では勝ち目がない。
神戸のエキゾチックな雰囲気にも勝ち目はない。
秋の大阪が誇れることはこの御堂筋の銀杏並木だ。


この銀杏並木の誕生にはこんな秘話がある。


夏は青葉で緑の陰、秋ははらはらと散る風情が
都会に情緒を醸し出す樹を探していた。
ポプラやヤナギも候補にあがり、銀杏に決ったのは
東洋の特産で外国人にも珍しがられるという理由だった。


ところが当時銀杏の苗木が小さなものしか見つからず
完成を間近にした梅田から大江橋間に限ってプラタナスの並木
苗木を育てる時間的な余裕のあった大江橋から難波間が
銀杏並木になったという。


また大阪の秋の風物詩として
毎年御堂筋のギンナン落としのニュースが全国に流れる。
たくさんのギンナンを自由に拾っている姿は大阪らしくていい。


しばらくは歩行者やドライバーの目を楽しませてくれる
御堂筋の銀杏並木。
やがて落葉を迎えると大阪にも本格的な冬が訪れる。


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