今日のフォト。 あべのハルカス展望台より。
6月21日は、二十四節気の「夏至(げし)」
夏至とは、1年のうちで1番昼が長く、夜が短い時。
気温は上がり、暑さは日に日に増してゆくけれど
日照時間は、少しずつ短くなってゆきます。
2週間前の「芒種」から、「夏至」までの間に撮ったもの。
アザミの花に、アゲハチョウが止まっていました。
キンシバイ。
雨の季節に、鮮やかな黄色の花を咲かせ
私たちに元気を与えてくれる。
アガパンサス。
爽やかな涼感のある花を咲かせ、立ち姿が優雅です。
花が咲いた後、小さいけれど、柿の実が育っています。
ササユリ。(地域によって、ヤマユリと呼ぶこともある)
葉が笹に似ていることから、この名前が付けられた。
とても清楚なユリです。
七十二候=夏至初項。 乃東枯。(なつかれくさかるる)
冬至の頃に芽を出していた「靭草(うつぼぐさ)」が、枯れてゆく頃。
色鮮やかな夏の花が開花する時期に、枯れてゆく花に
思いを寄せた、古人の優しさを感じる言葉です。
七十二候=夏至次候。 菖蒲華。(あやめさく)
アヤメが花を咲かせる頃。 アヤメが咲くと梅雨到来。
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタは、よく似ていて、見分けが付き難い。
七十二候=夏至末候。 半夏生。(はんげしょうず)
この時期に、半夏(からすびじゃく)という薬草が生えることから
半夏生(はんげしょう)といい、
農家では、田植えを終わらせる目安としています。
「半夏生」は、夏至から数えて11日目の雑節。
関西では、タコの足のように、大地にしっかり
根付くように、タコを食べる風習があります。
明石焼き、たこ焼き、たこわさび、タコの塩辛。どれも美味しそう。
旬の食べ物としては、夏みかん。
疲れを和らげるクエン酸と、日焼けした肌に効く
美肌効果のあるビタミンCが、たっぷり詰まっています
夏みかんたっぷり入れて、ジュレを作りましょう。
ビタミン豊富で、疲れを知らない。
清流に住み、淡水魚の代表である鮎。
川によって味が違うと言われ、独特の香りから
「香魚(こうぎょ)」とも言われます。
夏至の日(6月21日)の大阪市の
日の出は、4時45分。
日の入は、19時14分。
日照時間は、14時間29分。
ちなみに2018年、冬至の日照時間は、9時間50分。
6月21日は、二十四節気の「夏至」
これから夏に向かってゆくけれど、少しずつ、日(陽)が短くなる。