東日本大震災から５年

今日のフォト。　宮城県南三陸町は、かつてはこんな美しい町でした。
（写真・南三陸の佐藤秀昭さんより）






　　　　　　　　　　　　









東日本大震災から５年。　遅れる復興、復興の格差
まだまだ報道されていないことが、たくさんある。









震災から１年後の２０１２年３月、１冊の本が出版されました。
和合亮一さんの言葉と、佐藤秀昭さんの写真で綴る
「私とあなた ここに生まれて」です。









この本には南三陸町の　震災前の写真、津波の時の写真
残された爪痕の写真が、載せられています。









小さな川が　たくさん　流れていて
小さな橋が　たくさん　かけてあって
大きな木が　少し　揺れていて
大きな店先に　少し吊るされている　干し柿
ふるさと
（和合亮一）









私とあなた　ここに生まれて
ここで手を結び　ここに今は
一人　立ち尽くして
私は　ここに生きている


話をしよう　風と命と海鳥とあなたと
あなたの生きた日々を　私は想っています
あなたの涙を　私の頬に流しながら
（和合亮一）









もう決めたこと　心が決まったこと
根を下ろし　枝を広げて


冬の凍てつく　空を持ち上げ
叫ぶような　決意の木に
その熱い頬を　押してよ
決意せよ
（和合亮一）









１日も早く、この美しい風景が戻ってほしいと願う。
東日本大震災から５年。


３月１１日、今年も佐藤秀昭さんが撮られた写真をお借りして
ブログを書かせていただきました。　ありがとうございました。






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