
今日のフォト。 商家に伝わるひな人形めぐり1(外村宇兵衛邸)
今年も滋賀県東近江市五個荘に、行って来ました。
「商家に伝わるひな人形めぐり」をするために。








ここは、近江商人屋敷、外村宇兵衛邸。
古いひな人形に、会いに来ました。
外村宇兵衛氏は、高級紳士服生地で有名な「御幸毛織」の初代社長で
全国の長者番付にも、名前を連ねた豪商。

そして今でも美しいお顔をした、お雛さまが飾られている。

約200年前のものと言われる、宮中を模した豪華な御殿雛を始め

古き良き人形が、座敷に飾られています。

「投扇興」という遊び(ゲーム)
桐箱の台に立てられた「蝶」と呼ばれる的に向かって、扇を投げ
その扇、蝶、枕によって作られる形を、源氏物語や百人一首に
なぞられた点式にそって採点し、得点を競う。

飾られたお人形、ひとつひとつに物語が感じられる。

このお雛さまは、私に何を語りかけているのだろう?

静寂の中、座敷にある、ぼんぼりに灯りが点され
娘が羽織った着物が掛けられていた。

こちらは昭和のお雛さま。

御輿入れ道具の牛車。
ひな壇にある道具、それぞれに意味がある。
ひな壇ストーリーを紐解くと、結構面白いですよ。
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