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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

脳男

2013年03月07日 | 映画
1


今日のフォト。 上映中に、やっぱりよく食べますね。
そして今回は、優待券での鑑賞。



2月に観た映画から・・・。









                 









2t


「腦男」を観て来ました。
原作は、首藤瓜於の同名小説、2000年に第46回江戸川乱歩賞受賞作品です。



全選考委員、満場一致で受賞が決定した作品であるが
「乱歩賞史上に残る問題作」とも、言われていた。









3


残忍な手口の無差別連続爆破事件を追う、刑事の茶屋(江口洋介)は
犯人の居所を突き止めるが、身柄を確保できたのは、身元不明の鈴木一郎(生田斗真)だけだった。









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共犯者と見なされた一郎は、犯行が常識を逸したものだったため
精神鑑定を受けることになった。



担当となった精神科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は
感情を表さない一郎に興味を持ち、彼の過去を調べ始める。









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生まれつき、常識では考えられないほどの 高い知能と
驚異的な肉体を持つも、人間らしい感情は全くない、脳男=鈴木一郎。



一切の感情を表に出さない、強烈な役を 生田斗真が好演する。









6


一度見たものは、人物、書籍などを問わず全てを記憶でき、決して忘れない。
ポルトガル語、ギリシャ語、ラテン語等、数多くの言葉も理解できる。



時には、すれちがいざまに人殺しをしたが、何の罪も感じていない
男の目玉を引っこ抜くなど、残酷極まりない行為にも、良心の呵責はない。









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この映画、生田斗真の体と演技が、一部で話題になっていた。
体脂肪7%、こだわり抜いた体型、役作り。



逮捕され、精神科医の真梨子(松雪泰子)による精神鑑定を受けることになり、
その検査の際にシャツを脱いだ時の生田斗真の体は、一切、余分な脂肪がついてない。









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筋肉の付き方もギリシャ彫刻のような美しさ。
まるで芸術品を見ているかのような完璧な肉体だった。



彼はこの作品のために、糖分、炭水化物を抑えるなどの食事制限を行い
体脂肪率を7%にまで落としたのだという。









9


また、彼はこの役に挑むにあたり、感情を消すために
数ヶ月、極力、人に会わなかったということです。



そんな努力もあってか、目の演技が、また素晴らしい出来栄え。









10


悪役、緑川紀子(二階堂ふみ)の演技もよかった。









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ベテラン、松雪泰子や江口洋介は、完全に若手2人に魅力を持っていかれた形。









12


地下駐車場でのラストシーンは、心が痛い。









13


生田斗真の演技が、素晴らしく光る映画だった。
続編を期待したい。












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