まい（舞）ちゃん紹介

今日はあなたに話したくてしかたなかったけれど
ずっとナイショにしていたお話です。
おしゃべりな私がこんなニュースをブログにも公開しないで
秘密にしているの、ちょっと辛かった。
やっと家族の一員として迎える決心が出来たので
今日は我が家のニューフェイスを紹介します。



１歳の女の子の子猫で名前は「まい（舞）ちゃん」です。
我が家に新しい家族が増えました。
７月１日にたくさんの嫁入り道具と一緒にやってきました。

もとは飼い猫だったに違いないこの猫は
地元の公園で迷子になっていました。
公園の猫たちとしばらくは地域猫として暮らしていましたが
あまりにも人懐っこくて逃げないので危険だから
友人の猫姫さまたちが活動している
動物愛護団体の人がこの子を保護したそうです。



猫姫さまの家にも今６匹の猫がいて
これ以上飼えないので、その人が飼っていたそうですが
その人の家には今猫が十数匹いて
この子は保護されたものの
ずっと狭いペットゲージの中で暮らしていたそうです。
そんな話を猫姫さまから聞いて可愛そうに思っていました。



もう１匹ならなんとか飼えそうですが
私がためらったのは、今うちにいるリリーと梅のこと。
特にリリーは怖がりで、梅が来た時
押入れの中に引きこもり
食事も出来ないほど怯えていたものです。
押入れから出てくるのに１ヶ月以上もかかりました。



それに梅は匂いに敏感で、拒絶反応を示すとすぐに嘔吐。
梅は性格がきつくて、外の猫をベランダごしに見ても
威嚇の声をだしてうなる。
果たして新しい猫が来ても先の２匹が順応できるか。
もの言わぬ猫たちゆえ極度なストレスは避けてやりたい。
それにリリーは満１５歳。
老猫のストレス思うと、決心がつかずにいました。



それでもペットゲージで暮らすまだ見ぬ猫がなぜか不憫で
もしうちの猫たちが新しい猫を飼うのを許してくれたらと
１０日ほど試験的に預からせてほしいと猫姫さまに願い出ました。
一か八か、５０/５０。
サイコロは吉と出るか凶と出るか、決めるのはうちの猫たちでした。

生まれて間もない仔猫なら、先の猫は受け入れるらしいです。
でもこの子はもう満１歳。（推定）
難しいお嫁入りでした。

猫姫さまに一時的な預かりで、しばらく試験的にと言うと
それでもとても喜んでくれました。



これはこの子が持参してきた嫁入り道具です。
猫の草、フード缶、ぬいぐるみ、爪とぎ３個
お遊びボール２個、猫じゃらし、首輪。
それに避妊手術と予防接種完了の証明書。
避妊手術は公園猫の時してもらったようです。



この子の右の耳が少し欠けているでしょう？
ノラちゃんは避妊の手術をすると
しるしのためにこうして耳を少し切られて回復まで
動物愛護の人たちがお世話して、公園に放されます。

この子の耳は公園猫としてがんばって
１歳まで生きてきた勲章だと思っています。
うちのリリーと梅は３００グラム台で拾って来たから
こんながんばった勲章はありません。



しばらくは２階の娘の部屋で飼っていました。
３日目にバルコニーから息子の部屋へも行けるように。
１日１度、リリーと梅に対面させると
この子は嬉しくて無邪気に近づきましたが
リリーと梅は半狂乱でした。

１階のリビングには下りて来られないようにと
娘と息子の部屋のドアは閉めて、隔離状態にしました。
でも５日目にそのドアを開放してやりました。
食事とトイレは２階でしていました。
この子はリビングへ来たくてしかたないようでしたが
まだ怖いようで、２階の階段の踊り場から下を覗いていました。



１週間目の夜・・・
いきなりこの子がリビングにやって来ました。
私たちも唖然として、リリーや梅も唖然として・・・。
もの凄い喧嘩になると思っていたらリリーや梅は無視です。
この子も事情を察しているので避けて通ります。
次の日も夜だけリビングに下りてきて、私にまとわりついてきます。
そしてその次の日には朝からリビングにやってきて
リリーや梅に付かず離れずの状態でうまくやっています。

リリーと梅はやっとこの子を受け入れたようです。
家族がこの子を可愛がるのを見て、飼い猫だと認めたようです。
この子を「うちの子」にする決定権はリリーと梅が握っていました。
やっとうちの子になれました。



私がなかなかブログに発表しないので
友人の猫姫さまはまだこの子が正式に「うちの子」に
なれないのだと思っていました。

このエントリを公開する前に
「１１日のブログにまいちゃんを紹介するわ」とメールすると
それはそれは喜んでくれました。



名前はずっと公園で迷子だったので「まいちゃん」
でも「迷ちゃん」という漢字は可愛そうなので
女の子らしく「舞ちゃん」です。
命名で家族会議をするほど。
リリーも梅もお花の名前だったので
この子もお花の名前に拘って探していました。

蓮（レン）、沙羅（サラ）、桃（もも）、桜（サクラ）
リラ、カンナ、すみれ・・・・
そんな名前を考えては決定して呼び始め、また変更。
毎日違う名前で呼んでいたような気がします。

三番目は可愛いと言いますがまさにその通り。
リリーや梅の嫉妬に気をつけながら可愛がっています。



我が家の三姉妹。
この子が末娘の「まい（舞）」です。

まいもリリーや梅と同じように
幸せ運ぶ「招き猫」だといいなと思っています。

クリックすると写真が大きくなるので
可愛いうちのまいちゃんを見てやってね♪