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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

夢幻華1(アート花火)

2024年01月23日 | 写真

 

 

今日のフォト。 びわ湖花火。

ここに足を踏み入れたら、帰宅難民となり

その日のうちに、家に辿り着けるかどうか。

微妙な恐さがあった。

 

私が造形花火(アート花火)を撮り始めたのが2014年夏。

前年の秋、写友からアート花火を見せられたのがキッカケ。

ただただ、その美しい芸術花火を

1日も早く撮ってみたいと切望した。

 

2014年夏、関西の花火を片っ端から撮りまくった。

2015年夏、EOS学園講師・斉藤裕史先生の

「造形花火講座」を受講した。

 

2015年、写真交流サイト「デジブック広場」の

夏のフォトコンテストで、私の造形花火がグランプリを受賞。

斉藤裕史先生にお知らせすると、喜んでくださった。

 

2016年夏、斉藤裕史先生の「造形花火講座」に行くと

先生は笑いながら、「もう受講しなくていい」とおっしゃった。

 

更に2016年夏、EOS学園講師・椎崎義之先生の

「花火講座」も受講した。

 

そして造形花火を4年間撮りまくった。

(2014~2017年)

こんなに写真は楽しいのかと、のめり込んだ。

 

夜空に上がる花火が、得体の知れないものに変わる高揚感。

まるで自分が魔術師になったような気分だった。

 

 

 

            

 

 

 

 

「イマジン」

 

 

 

 

 

「キャラバン」

 

 

 

 

「マスカットの涙」

 

 

童心に

返りて葡萄

摘みし日よ

ツクツクボウシ

遠雷のように

 

 

昨夏の終わり

幼なじみと故郷に帰り

ぶどう狩りしたことを思い出した。

 

大粒のシャインマスカットを

探し回って、ハサミを入れた。

 

 

 

 

 

「うろこ雲 茜色」

 

 

 

 

「八日目の蝉」

 

 

 

 

「湾岸線 ノンストップ」

 

 

 

 

 

「蛍 乱舞」

 

 

 

 

 

「右脳で恋をして」

 

 

 

 

 

「時間を巻き戻せるなら」

 

 

 

 

 

「千本松」

 

 

 

 

 

「花マクロ ダリア」

 

 

 

 

 

「天上を仰いで」

 

 

 

 

「夢幻華 愛」

 

 

 

これが私流の造形花火=アート花火です。

びっくりでしょ?

 

この魅力に、ストーンと落ちました。

過去の煌びやかな思い出。

 

 

 


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海の日

2023年07月17日 | 写真



今日のフォト。 7月17日は「海の日」
国民の祝日です。


1年に4回ある、「ハッピーマンデー」のひとつ。
成人の日、海の日、敬老の日、スポーツの日です。


今日は、「海の日」の日なので
過去picから、私の好きな写真を。


このような写真をアップしていると
海が見たくなりました。






            









今夏は、3年ぶり4年ぶりに
行事やイベントも、開催されるようになり。









行き来することも、自由になり
本当に嬉しいです。
心が軽くなりましたね。









砂浜に
絡めた足跡
消えてゆく
僕たちの海
十八の夏









夏になるとよく使う、海の写真です。
写真教室にも行ってない頃
コンデジで撮った写真ですが、好きです。
心を射止める写真って、ありますね。


暑さに、気を付けてくださいね。
私も健康管理、しっかりとします。







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3枚の写真

2023年05月13日 | 写真



今日のフォト。 たまには、色を抜いた写真もいい。


今日の3枚の写真、何かが共通。
何かで繋がっている。
答えは、分かるかな?






            









俺か
俺以外か
言った男よ
帝王よ
歌舞伎町の
夜は更けて




(31文字)









色が戻って来た。


さて、何で繋がっている写真でしょうか?
ちょっと難しい問題。







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コンデジ

2023年05月10日 | 写真



今日のフォト。 私のコンデジです。
5年半前に購入した「Canon G1x MarkⅢ」


例えば、室内で撮る時
レストランで、グルメを撮る時など


仰々しくなく、違和感なく、スマホのように
手軽に撮れるコンデジに、お世話になっています。






            









メイン機材の一眼は、GW明けから
メンテナンスのため、入院しています。


一眼は、1台しか持ってないから
写真を撮るには
このコンデジか、スマホしかありません。
「ちょっとお休みしなさい」ってことかな。









コンデジも、SNS発信の写真なら
記録写真、日記写真なら、なんとか撮れます。


時々使うコンデジなので
高度な操作が、できません。
それにもう、5年半も使っていて古い。









物足りないけれど・・・。
しばらくコンデジと仲良くしよう。









コンデジを
ポッケに入れて
山の径(みち)
野の花見っけ
槙野万太郎




NHK朝ドラの「らんまん」
槙野万太郎さんの時代に、コンデジがあれば
もっと楽に、植物の標本が出来たかも。


まだ頭も体も回っていない、朝の時間帯。
「らんまん」の主題歌、あいみょんさんの
「愛の花」のメロディーは、耳に心地よい。


そしてオープニングの
花の映像にも、心癒される。







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大和の鹿・サクの物語2022

2022年12月06日 | 写真






2年前に、奈良県・飛火野で撮った写真で
「大和の鹿・サクの物語」を書きました。


今秋、2年ぶりに、若草山に行き
「大和の鹿・サクの物語2022」を書きました。(続編)


2年前の物語は、こちらです。
「大和の鹿・サクの物語」2020年版



2020年版も、お時間がある時
併せてお読みくださると、嬉しいです。






            









「大和の鹿・サクの物語2022」






大和の森に、サクという老鹿が住んでいました。
サクは人間と話ができ、未来を予測する力を
神さまから、与えられていました。


2年前
生きることに疲れた旅人が、サクと話をし
自信を取り戻し、元気に帰って行きました。


それからその旅人は、大和の村で成功を収め
村人から、尊敬される人になりました。


旅人だった彼は、大和の国に根を下ろし
立派な男に、なっていました。









ある日
男は、サクに会って
あの時のお礼を言いたいと思い
2年ぶりに、大和の森を訪れました。


けれどサクの姿は、どこにもいない。
男は、何日も何日も、探しましたが会えません。


男は、サクが姿を消したことを知りました。


村の長老は
「サクは、天に還った」と、言いました。










大和の森では
サクの子供たちが、元気に暮らしていました。
幾つもの鹿の家族が、仲良く暮らしていました。


村の長老は、サクに会う方法を教えてくれました。


一念不動、一意専心に、サクに会いたいと願え。


そして風がピタリと止まった、秋の夕暮れ
太陽が西の空に沈む頃、サクが光の道を駆けてくる。


その時、一瞬だけ、サクに会うことができると。









男は、サクに会いたい一心で、山頂に登りました。
小春日和の秋の日、陽は西に傾き始めました。


もしかしたら、今日のような穏やかな日に
サクに、会えるかもしれない。
それは、男の直感でした。


山頂には、サクの子供らしい鹿がいました。


「君は、サクの子供かい?」
「サク、サク、サク・・・」と、呼ぶと









どこからともなく、鹿が集まって来ました。
山頂には、かつてサクが統率していた鹿が
たくさん住んでいます。


大和の森の鹿たちは、人間が大好きでした。
それはサクの教えでした。


サクは大和の森で、人間と鹿が
「共存」しながら、生きてゆくことを唱えたのです。









「サク、サク、サク・・・」
男がサクの名前を呼ぶと、また鹿が集まって来ました。


どこからか、「ピィー、ピィー、ピィー」という
鹿の鳴き声が、聴こえて来ます。


縄張りを持つ雄(オス)鹿が、鳴く声です。
男はその鳴き声が、サクに思えてならない。









「秋の日は つるべ落とし」
陽は、どんどん落ちてゆく。


「サク、サク、サク・・・」
「サク、サク、サク・・・」


「会いに来たよ」
「光の道から、駆けて来い」









風は、微風。
風は、止(や)まない。









あんなにたくさんいた鹿が
一頭、又一頭と、ねぐらに帰ってゆく。


母子の鹿がいます。
何かを待っているような。
父親は、サクだろうか。


風が止(や)んだら、風が止(や)んだら
サクは、ここに来る。


この母子に、会いに。
旅人だった男に、会いに。


まもなく陽は、沈む。









一瞬、風が止(や)んだと思って、振り返る。
母子の鹿も、振り返る。


その時
男は何かが、通り過ぎるのを
見たような 気がした。









「ねえ、あれは、サクだったよね」
「君たちも、サクを見たよね」


遠くから「ピィー、ピィー、ピィー」という
鳴き声が聴こえる。


それはもの悲しくも、聴こえるけれど
自己主張しているようにも、聴こえる。


そして落日。









「サク、あの時はありがとう」
「私はもう大丈夫、しっかり生きてゆくから」









「さあ、おいで。 サクの子供たちよ」
「撫でさせて、おくれ」


「ありがとう、サクにお礼が言えたよ」
「これから真っ直ぐ、進んでゆける」









静寂(しじま)の中で
次第に茜色が蒼色に、呑み込まれてゆく。


「ピィー、ピィー、ピィー」という鳴き声は
更に、遠ざかってゆく。


あの時、サクは地上にいた。
男は今
サクが、天に還ってゆくのを感じていた。




「大和の鹿・サクの物語2022」


若草山撮影2022年11月吉日 マドンナ








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