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ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

オーケストラ鑑賞教室に向けて③  特別支援学級

2018-07-18 16:05:37 | 鑑賞
バレエ音楽「ガイーヌ」より「剣の舞」ハチャトゥリアン作曲


先生「この前聞いた『剣の舞』を聞きます。
   今日は、シンバルの音を聞き取ってね。
   聞こえたら、パッと手を挙げよう。」
児童 CDを聞く。
   1分50秒後に印象的にシンバルが出てくる。
   パッと手を挙げる。
先生「いいね!」
児童 最後まで聞く
先生「パッと手が挙がったね。よく聞き取りました!」



組曲「動物の謝肉祭」より 第12曲「化石」

先生「この『剣の舞』で、木琴が活躍していたね。
   これから聞く音楽も、木琴が活躍しています。
   突然ですが、問題です。
   これから聞く音楽では、あるものが踊っています。
   何が踊っているでしょうか。
   ①猫
   ②骨
   ③蜂
   音楽をよく聞いて答えてね。」
児童 音楽を聞く
   (「動物の謝肉祭」から「化石」を聞く。)
   問題に答える。
先生「正解は・・・・・②の骨です。
   ○さん、正解だったね。どうして、骨だと思ったの?」
児童「なんか、かたい感じで、骨はかたいから。」
先生「木琴のかたい音が、骨の感じがしたんだね。

  実は、猫が踊る音楽や蜂が飛ぶ音楽があります。
  今度、聞いてみよう。」


「ワルツィング・キャット」ルロイ・アンダーソン作曲

先生「今日は、猫が踊る音楽を聞きます。
   『ワルツィングキャット』ワルツを踊る猫です。
   音楽の中で、猫が鳴く声を楽器で演奏しています。
   『ニャ~オ』って鳴いたら、手を挙げよう。」
児童 耳をすまして聞く
   「ニャ~オ」で手を挙げる。
先生 児童と一緒に、真剣に曲を聞き、手を挙げる。
児童 最後の「ワンワン!!」に驚き、目を大きく開けて固まる。
   固まった後、みんなで大笑い(*^_^*)(*^_^*)
  「びっくりした~」「犬?」
先生「そう!最後は猫が犬に追われるの!
   しっかり、聞けたね。」



バレエ音楽「白鳥の湖」より「情景」チャイコフスキー作曲


先生「バレエの音楽『情景』を聞きます。
   情景って心に残る景色という意味です。
   このバレエのお話では、お姫様が呪いをかけられて、
   白鳥にされました。
   でも、あることが白鳥に当たると、その時だけ人間に戻れます。
   突然ですが、問題です。
   何が当たると、人間になるでしょうか。
   ①雨
   ②月の光
   ③煙
   音楽を聞いて答えよう。」
児童 音楽を聞いて考える。(最初の部分を聞く。)
   挙手で答える。
先生「正解は・・・・②月の光です。

   △さん、何で月の光だと思ったの・」
児童「ポロンポロンってきれいな音が光みたい。
   明るい感じじゃなくて、ちょうど月!」
   雨でもいいかもしれないって思ったけど。」
先生「なるほど。
   ポロンポロンってきれいな音だね。光みたいだね。
   このポロンポロンは、ハープという楽器です。
   (写真を見せる。)
   メロディーを演奏しているのは、オーボエです。
   (写真を見せる。)
   二つの楽器の音をもう一度きいてみよう。」
児童 写真を見ながら聞く
  「もう一回ききたいな。」
先生「もう一回、かけるね。エアハープしながら聞いてみようか。」


 ☆次の授業の時、オーボエとハーブが旋律を演奏している先(中間部・後半部)も聞く。
  旋律が、オーボエから管楽器へ、弦楽器へと移っていくのを聞く。
  聞くときには、管楽器と弦楽器の写真を掲示する。
 
   





  

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