ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

鍵盤ハーモニカの演奏  こぶたぬきつねこ♫やまびこごっこ

2021-08-08 15:47:05 | 低学年合奏
先生「先生の歌をよくきいて、演奏しよう。
   使う音は、ド、レ、ミの 三つです。」
先生 ピアノ伴奏をつけながら、ドレミで歌う。
  「ドドド・」歌で
児童「ドドド・」鍵盤ハーモニカで
先生「ドレミ・」歌で
児童「ドレミ・」鍵盤ハーモニカで
先生「ミレレ・」歌で
児童「ミレレ・」鍵盤ハーモニカで
先生「ミレド・」歌で
児童「ミレド・」鍵盤ハーモニカで
先生 音程、リズムの変化を付ける。
   速さもゆっくり、速いなど変化を付ける。

先生「先生の歌をよく聞いて、演奏しよう。
   音が、増えるよ。シ、ド、レ、ミ、ファの五つです。」
   ドの下の『シ』を確かめる。

先生「ドッレミ・」歌で
児童「ドッレミ・」鍵盤ハーモニカで
先生「ファッミレ・」歌で
児童「ファッミレ・」鍵盤ハーモニカで
先生「シッドレ・」歌で
児童「シッドレ・」鍵盤ハーモニカで
先生「ミド・・」歌で
児童「ミド・・」鍵盤ハーモニカで

先生「先生のマネをして、演奏しよう。
   音が、増えるよ。ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラの六つです。」
   ソの上の『ラ』を確かめる。

先生「ミファッソ・」歌で
児童「ミファッソ・」鍵盤ハーモニカで
先生「ラッソファ・」歌で
児童「ラッソファ・」鍵盤ハーモニカで
先生「レッミファ・」歌で
児童「レッミファ・」鍵盤ハーモニカで
先生「ソド・・」歌で
児童「ソド・・」鍵盤ハーモニカで

 以上、二つを合わせて、「こぶたぬきつねこ」一曲が
完成しました。
 先生の歌を聞き取って、鍵盤ハーモニカで演奏。

 よく聞いて、音の高さ、リズムを再現します。
クラスの児童全員が、音に集中します。

 演奏が慣れてきたら、楽譜を見ます。
楽譜を見るころには、音程、リズムが分かり、
自然と、階名唱(ドレミ・・)ができます。

 同じような進め方で、「やまびこごっこ」の
学習ができます。

先生「ミミミファソー」歌で
児童「ミミミファソー」鍵盤ハーモニカで
先生「ソラッソラー」歌で
児童「ソラッソラー」鍵盤ハーモニカで
先生「ド・ソー」歌で
児童「ド・ソー」鍵盤ハーモニカで
先生「ラソファミファー」歌で
児童「ラソファミファー」鍵盤ハーモニカで
先生「ファッミレミファラー」歌で
児童「ファッミレミファラー」鍵盤ハーモニカで
先生「ソソラソドー」歌で
児童「ソソラソドー」鍵盤ハーモニカで


 また、旋律作りでも、下記のような表を
黒板にはって、先生の歌唱や児童代表の歌唱で
この交互唱(演奏)しながら、
即興で、鍵盤ハーモニカの演奏をすることが
できるようになります。

どんな言葉で 歌う?   いろいろあるね(⌒∇⌒)

2021-08-07 15:13:33 | 歌唱
1 日本語で 歌う。

先生「『こげよ マイケル』を、日本語で歌おう。
児童「マイケル こげきしへ ハレルヤ
   マイケル こげふねを ハレルヤ」


2 英語で 歌う。

先生「『こげよ マイケル』を、英語で歌おう。」
児童「Michael, row the boat ashore, Hallelujah!
Michael, row the boat ashore, Hallelujah!」


3 ドレミ・・(階名唱)で 歌う。

先生「『こげよマイケル』を ドレミで 歌おう。
児童「ドミソーミソラソー ミソラーソー
   ミソソーミファミレー ドレミーレードー」


4 リズム唱で 歌う。

先生「『こげよ マイケル』を リズムの言葉で 歌おう。
児童「タンタンタータ タタンターン タンタンターーーーターーン
   タンタンタータ タタンターン タンタンターーーーターーン」


5 ラララで(ルルルで)(ハミングで) 歌おう。

先生「『こげよ マイケル』を ラララで 歌おう。」
児童「ラララー・・・」


6 替え歌で 歌おう。

先生「げんきーなこえで」
児童「ハレルーヤ!」
先生「ちいさーなこえで
児童「ハレルーヤ・・

先生「きれいーなこえで」
児童「ハレルーヤ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」
先生「あしたのてんきは」
児童「ハレルーヤ☀(o^―^o)ニコ」

先生の替え歌「もっと小さな声で」
      「〇号車だけで」
      「手拍子つけて」
      「足踏み付けて」

      
 

 「こげよマイケル」の掛け合いを 使って、
楽しい合奏が 出来ます。

 教科書のハ長調の場合・・・


 先生が先に歌う部分を 鍵盤ハーモニカで
演奏。
「ハレルヤ」の部分を、リコーダーで演奏。
 三つの音を重ねると きれいです。

 音楽の友社「マサさんと吹こう!
      すてきな鍵盤ハーモニカ」では、
五つの音を鍵盤ハーモニカで、重ねた演奏に
なっています。





    

何を見て 歌う?   いろいろあるね(⌒∇⌒)

2021-08-05 16:32:11 | 歌唱
1 教科書

先生「教科書を 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」



2 歌集

先生「歌集を 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」





3 プリント

先生「プリントを 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう」





4 歌詞カード

先生「黒板の歌詞カードを 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」

   プリントを拡大して、掲示する。
   ➔表現の工夫を 書き加えていく。
   ➔歌詞の大事な言葉を マークする。



5 板書(1)

先生「黒板に書いてある、この部分だけ、見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」


   
   音程を確かめながら、歌う。
   旋律の流れを 見ながら、歌う。
   曲想を付けながら、歌う。



6 板書(2)

先生「黒板に書いてある、この言葉だけ、見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」



   歌詞の内容と 表現の工夫を 合わせながら、歌う。
   歌詞の内容を それぞれが、イメージしながら、歌う。

7 何も無し

先生「歌詞を何も見ないで、『すてきな一歩』を歌おう。」

   児童の視点の方向を 示す。
   ➔黒板のどこか、壁のどこか(歌う姿勢が、よく保たれるような位置)
   ➔指揮者


 『すてきな一歩』は、8小節が三つ、24小節の歌です。

最初の8小節・・・メゾフォルテ 
         同じリズムが、4回繰り返し
         4小節が同じ音程
         ➡語りかけるように
         ➡心の中の言葉
         ➡つぶやき

         ★自分の心の中

次の8小節・・・・メゾピアノからメゾフォルテ
         マイナーコード
         4小節のまとまりの前に、四分休符
         ➡自分の不安な気持ち
         ➡戸惑い
         ➡一歩を踏み出せないところから
          「○○してみよう!」と決意するまで

         ★一歩を踏み出すまで

最後の8小節・・・フォルテ
         交互唱の後、二部合唱
         ➡相手の誰かに向けて、自分の心を伝える
         ➡相手の誰かに向けて、笑顔を送る
         
         ★自分の行動、動き

 いや~うまくできていますね~(o^―^o)ニコ
上記の音楽的な要素も 歌詞の内容も、両方、児童と一緒に
味わいたい歌ですね。

 ほんの小さなことばでいいんですよね~
相手との関係を ちょっといいものにするのには。

 ほんの小さな言葉で、絶大な力があるのは、
あいさつです。

 「おはよう!」「ありがとう!」「おう!」
「ごめんなさい」「また、あした!」
短いけれど、相手に気持ちが伝わります。

 娘がホテルのイタリアンレストランで働いていたとき
の話です。
 料理や飲み物を お客様にサーブすると、外国の方は
かならず、顔を見て「Thank you♡」と言ってくれたそうです。

 日本の方の多くは、サーブする人の顔は見ないし、
何か感謝の言葉をかけることもなかったようです。
まるで、そこに、誰もいないかのように・・・

 顔を見て「Thank you♡」と言ってくれるだけで、
「あなた」と「わたし」の間に、橋がかかります。
サーブする人の存在が、認められる気がします。 

歌の伴奏  いろいろ あるね(⌒∇⌒)

2021-08-03 16:49:43 | 歌唱
伴奏パターン1

先生「『あの青い空のように』を 覚えよう。
   教科書を見ながら、聞こう。」

   歌入りCDを かける。

   こんな時に・・・
   ◎歌を 覚える。
   ◎情景を 思い浮かべる。
   ◎児童の様子を 見る。


伴奏パターン2

先生「『あの青い空のように』を 歌おう。
   交互に、歌うところは、先に先生が歌います。」
  
   カラオケCDを かける。

   こんな時に・・・
   ◎音取りできていないところを 知る。
   ◎歌の曲の感じを 作る。
   ◎児童の様子が 見る。

伴奏パターン3

先生「『あの青い空のように』を 歌おう。
   このテンポ(速さ)で 歌うよ。」

   先生が、ピアノで伴奏する。

   こんな時に・・・
   ◎表現を 工夫する。
   ◎テンポ(速さ)、強弱の変化を 付ける。
   ◎繰り返し、同じところを 練習する。

   交互唱のところは、先生が先になったり、
   児童が先になったり・・・

   慣れてきたら、座席の列ごとに、
   児童間で交互に・・・


伴奏パターン4

先生「『あの青い空のように』の ♫あの青い♫の
   ところだけ 歌ってみよう。」
   
   先生が、片手で、メロディー(旋律)を弾く。

   こんな時に・・・
   ◎旋律(メロディー)を 覚える。
   ◎音の高低を 聞き取る。

伴奏パターン5

先生「『あの青い空のように』を 歌おう。
   ウンタンウンタンと 手拍子をしながら、
   歌ってみよう。」

   先生、児童ともに、2拍目、4拍目に 
   手拍子しながら、歌う。


   こんな時に・・・
   ◎拍の流れにのって 歌う。

   慣れてきたら、教師用伴奏の、右手のリズムに
   合わせて、手拍子するとカッコいい!




 「この青い空のように」の表現の工夫では・・・

①1,2,3番、歌詞の内容に合わせて、歌い方を変える。
 1,3番~メゾフォルテ
 2番~メゾピアノ

②♫ぼくたちだーけーど♫を クレシェンドで歌う。

③♫あのあおーいー♫を クレシェンドで歌い、
 曲の山の♫あおーいー そら♫を フォルテで歌う。

④5小節目の♫ちいさな♫を ピアノで 歌ってみる。
 その後、曲の山に向かって!

 この歌の歌詞「すみきった 心になるように」は、
「にごりのない心になるように」
「曇りのない心になるように」
「まっさらな心になるように」
「ピュアな心になるように」
「明るい心になるように」
と、言い換えることが 出来ると思います。

 自分の身の回りに起こることを すべて
「すみきった心」で、見ることが出来たら、
穏やかな気持ちで、過ごせるのかな?

 過去の気持ちや気分、考えにとらわれて、
今の「この時」を、いろいろな色を付けて
見てしまいます。

 まさに、色眼鏡で、「この時」を見たら、
本当のこと、事実、大事なことを見逃して
しまいます。

 あらためて、
素敵な歌だな~(⌒∇⌒)