ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

リズム遊び 特別支援学級

2018-05-13 14:38:31 | リズム
♪まねっこリズム①

先生「まねっこリズム!
   タンタンタンウン」手拍子
児童「タンタンタンウン」
先生「タタタタタンウン」
児童「タタタタタンウン」
先生「タッタカタタタンウン」
児童「タッタカタタタンウン」
先生「ターータンウン」
児童「ターータンウン」
先生 三拍の間に、いろいろなリズムを刻む。四拍目は休符。
  「まねっこできたね。すごいね~。」

  「みんなで、上手にまねっこリズムできたので、一人ずつ
   やってみるよ。
   一人ずつ、コンガでやってみよう。」



一つのコンガを挟んで児童と先生が立つ。

   
先生「■先生とやってみるから、見ていてね。」
   ■先生と、コンガを挟んで立ち、先生が演奏したリズムを
   ■先生がまねしてコンガで演奏する。
   何回か、繰り返す。
先生「■先生に拍手ー!
   さあ、やってみようと思う人、いますか。」
児童 挙手。
先生「○さん、前に来てください。」
児童 前に来て、コンガの前に立つ。
先生「まねっこリズム、
   タンタタタンウン」コンガを演奏する。
児童「タンタタタンウン」コンガを演奏する。
先生 一人ずつ、4,5個のリズムを演奏する。
   全員の児童ができるよう、声をかける。
   難しくてできないときは、ゆっくり繰り返し演奏したり、
   言葉で、「タンタタタン」と言ったりする。



♪まねっこリズム②

先生「まねっこリズム、
   どんタンタンウン」
   足踏みと手拍子を組み合わせる。
児童「どんタンタンウン」
先生「どどどどタンウン」
児童「どどどどタンウン」
先生「タンタンどどウン」
児童「タンタンどどウン」
先生「どっこどっこどんウン」
児童「どっこどっこどんウン」
先生 足踏みと手拍子を組み合わせる。

  「足踏みも手拍子も上手にできたね、ばっちり!!
   今日は、ボンゴを持って来ました。」
   ボンゴを出してくる。
  「この楽器は、二つの音が出るんだね。聞いてみよう。」
  ボンゴの二つの音を鳴らす。
  どちらの音が、「どん」になり、「タン」になるかを考えさせる。
  「さあ、今日も、一人ずつ前に来て、やってみよう。」
児童 コンガの時と同じように、一人ずつ前に来て、
   先生のボンゴの演奏のまねっこして演奏する。


♪まねっこリズム③
  

  前回と同じように、まねっこリズムをした後、
  コンガ・ボンゴの二つの楽器を並べて、三つの音が
  出るようにする。
  三つの音でまねっこリズムする。





♪リズムカード①

















先生 上のカードをランダムに児童に示し、手拍子する。
  「いくよ~!そーれ!」
児童 出されたカードのリズムを手拍子する。
   先生の「そーれ!」の後に、どんどん手拍子していく。


♪リズムカード②

 

先生「今日は、リズムカードのリズムを、ボンゴで演奏してみよう。



  このリズムを 演奏するとき、この小さい方で、『こんこん』でもいいし、
  大きい方で『とんとん』でもいいし、両方で『どんどん』でもいいね。」

  リズムカードを持ち、児童とボンゴの前に立つ。
  まねっこリズムの時のように、一人ずつ前に来てリズムカードのリズムを
  演奏する。


 まねっこリズム①②③やリズムカード①②の学習を
それぞれ二回ずつやりました。
 最後のリズムカード②の時には、カードを見て、みんな、すぐに
正しく演奏できるようになりました。

 最後は(リズムカード③)、自分でどうやってボンゴを演奏しようか、即座に考えて
やることができました。「こここんとん」「どどこんこん」など
いろんな音の組合せを楽しみながら演奏できました。



 





   

3月終わりの音楽授業  ♪みんなで楽しく♪

2018-03-28 16:21:10 | リズム
先生「『ゆず』の『タッタ』に合わせて、手拍子しよう。
   これは、出来るかな?」



児童「ターーンタンウン」「あれ?ターーンがキラキラしてる。」
先生「気が付いてくれたね。
   このキラキラは、こうやって。(両手を開いて二拍間キラキラさせて動かす。)
児童 手を動かした後、手拍子する。

先生「これは、出来るかな?」



児童「ウンヘイ!!ウンヘイ!!」手を上げる。
先生「おっ!いいね。勢いよく手を挙げて、『ヘイ!』
   出来たね。
   では、これは?」



児童「?」「え~と・・・」「こうかも・・」体を左右に振りながら、手拍子する。
先生「なるほど、体を右、左に動かしながら手拍子。いいね。
   さらに、右側で手拍子、左側で手拍子してみよう。」
児童 練習する。
先生「では、『タッタ』のCDをかけます。どのリズムを手拍子するかは、先生を見てね。」

   黒板に上記のリズムの他に、「ウンウンウンタン」のリズムもはる。
児童 音楽に合わせて、体を動かしながら手拍子する。

先生 最後の歌詞「さぁ、位置についたらヨーイドン!」のところでは、一旦止まってから、
   「ヨーイドン!」で、手を挙げながらジャンプする。

児童「もう一回、やりたい!」
先生「もう一回、やってみよう!」

  音楽に合わせて、手拍子する。

児童「先生、手拍子じゃなくて、タンブリンでやりたい!」
先生「それは楽しそうだね。次回、タンブリンを用意しておくね。」
児童「ヤッター!」

先生「今日の歌は、『花は咲く』と『大切なもの』の二曲です。」
   どちらの歌も、曲の山を取り上げて、声を響かせて歌う。
児童 歌詞カードを見ながら歌う。




*君とぼくが離れても、つながってるものは何なのかを考える。



先生「『おちたおちた』やるよ。」
   カードを使って歌遊びをする。

先生「みんなは、『ハレルヤ』だけ歌ってね。」
児童 先生の範唱に合わせて歌う。





先生「みんなが歌うハレルヤの前に、先生が歌います。やってみよう。」





*先生と四番まで歌う。

先生「あかるーいこえで」
児童「ハレルーヤ」
先生「おおきーなこえで」
児童「ハレルーーヤ」

先生「げんきーなこえで」
児童「ハレルーヤ」
先生「ちいさーなこえで」
児童「ハレルーーヤ」

先生「もっともっとちいさいこえで」
児童「ハレルーヤ」
先生「きこえないくらいちいさく」
児童「ハレルーーヤ」

先生「○○のひとだけ」
児童「ハレルーヤ」
先生「△△のひとだけ」
児童「ハレルーーヤ」
*○や△に自由に言葉を入れて、数人で歌うようにする。

先生「あしたーのてんきは」
児童「ハレルーヤ」(笑)
先生「あさってのてんきは」
児童「ハレルーーヤ」(笑)

授業の最後は、「茶色の小びん」の合奏。
階名唱→リズム打ち→パート分け→パート練習→クラス合奏




授業のはじめに

2017-08-04 16:29:58 | リズム
 1学期の授業のスタート!
 楽しく、明るい気持ちで始めたいですね❤

 みんなが笑顔になったり、明るい気持ちになったり、
友だちと仲良くなったりできる歌や遊びをご紹介します!




手遊び
☆幸せなら手をたたこう
☆セブンステップス
☆あたまかたひざポン
☆アルプス一万尺
☆おやこどんぶり
☆10人のよい子→ピクニック
☆山びこごっこ
☆なべなべそっこぬけ
☆おちゃらか
☆こいぬのビンゴ

リズム
◎まねっこリズム
◎88442211ポン(かえるのがっしょう)

愛唱歌
★あいうえおんがく
★友よ
★ひまわりの約束
★明日があるさ
★みんながみんな英雄
★にじ


手遊びがついた歌9曲を詳しく紹介

☆幸せなら手をたたこう

 ♪幸せなら手をたたこう●●
 幸せなら手をたたこう●●
 幸せなら態度でしめそうよ
 ほらみんなで手をたたこう●●

 手をたたこう→足ならそう→肩叩こう→ほっぺ叩こう→
  ウィンクしよう→指ならそう→泣きましょう→笑いましょう→
  手をつなごう→とび上がろう

  私が好きなのは、
  →クネクネしよう→腰振ろう→あくびしよう→寝ちゃいましょ(zzz・・)

 体を動かしたり、顔の表情を変えたり、
 思わず笑っちゃうような動きをしたり・・
 楽しめます!


☆セブンステップス

 ♪ 1234567●1234567●
  123●123●1234567●
  123●123●1234567●

「ワントゥスリーフォー・・・」英語で歌います。
「●」では、手拍子します。だんだん速くしていきます。
手拍子ができたら、いろいろなポーズをします。
「アイーン」でも「シュワッチ」でも。(古い・・・(*´▽`*))
 1234では、足踏みしたり、歩いたり、
●では、ターンして、向きを変えたり・・・


☆あたまかたひざポン

♪あたまかたひざポン ひざポン ひざポン
 あたまかたひざポン め みみ はな くち

*原曲はイギリスの童謡「ロンドン橋」。

歌いながら、両手を頭、肩、膝、目、鼻、口に置く。
ポンでは、手拍子する。
はじめは、ゆっくり。だんだん速く。
慣れてきたら、今までの逆で。「ひざ かた あたま ポン」


☆アルプス一万尺

最初は、歌の前半だけ、
♪とんぱーとんぱーとんぱーくるりんこ
 とんとんしゅわっちしゅわっちがちゃんこ
 とんぱーとんぱーとんぱーくるりんこ
 とんとんしゅわっちしゅわっちじゃんけんぽん!

言葉と手遊びを合体させます。
とん・・手拍子  ぱー・・右手前
とん・・手拍子  ぱー・・左手前
とん・・手拍子  ぱー・・両手前
くるりんこ・・両手をつないでくるりと返す
とんとん・・手拍子
しゅわっち・・左手を立て、右手をひじに添える
しゅわっち・・右手を立て、左手をひじに添える         
がちゃんこ・・両手を腰→左手まっすぐ出し右手で手首を握る
じゃんけんぽん・・じゃんけんする!

 ゆっくり、手遊びのやり方を見て覚える。
覚えたら、二人組を作って、歌いながら、手遊びする。

 何回も繰り返していると、だんだん速くできるペアが出てきます。
みんなの前で、最速手遊びを見せると、教室が湧きます!

 最後に、前半のジャンケンを「がちゃんこ」に変えて、
「アルプス一万尺」のもとの歌詞を歌いながら、
前半後半通して手遊びする。


☆おやこどんぶり

♪おやこどんぶりおすしにべんとうサンドウィッチ
 ラムネにサイダーぎゅうにゅう

歌いながら手遊びする。

おや・・親指前に
こ・・小指前に
どんぶり・・両手でどんぶりの形をつくる
おすし・・おすしをにぎる
べんとう・・弁当箱の四角を両手で
サンドウィッチ・・両手を合わせる
ラムネ・・両手でびんの形をつくる
サイダー・・両手を下から上へ泡が吹きあがる感じで
牛乳・・右手と左手で乳搾り

歌も手遊びも覚えたら、輪唱できます!

替え歌もあります❤
♪ミルクキャラメル おせんべ あんぱん チョコレート
 カステラ ようかん アイスクリーム

♪ラーメン ぎょうざ ワンタンメンに チャーシューメン
すぶたに シュウマイ チャーハン

美味しそうな言葉の連続に、子どもたちは(*^_^*)ニコニコ


☆10人のよいこ 

♪ひとり ふたり さんにんのよいこ
 よにん ごにん ろくにんのよいこ
 しちにん はちにん きゅうにんのよいこ
 じゅうにんのよいこ
♪じゅうにん きゅうにん はちにんのよいこ
 しちにん ろくにん ごにんのよいこ
 よにん さんにん ふたりのよいこ
 ひとりのよいこ

*原曲は、10にんのインディアンです。

ゆっくり歌いながら、指遊びをします。

 両手を握って前に出します。
「ひとり」で右の小指から立てていきます。
「じゅうにんのよいこ」で両手がパーになります。
「よいこ」の後で、手拍子タンタン!

「きゅうにん」の時は、指がうまく立てられなくて
 みんな必死になります。中には、それぞれの指を独立して
動かせることができる児童がいます!ヒーローです!!

「じゅうにん」両手から、逆に指を折っていきます。
「ひとりのよいこ」の後で、小指を立てた手と
グウの手で手拍子トントン!


 同じ旋律を使って「ピクニック」という替え歌を歌います。
10人のよいこは、8小節」ですが、「ピクニック」は12小節
なので、最初の旋律を二回繰り返します。

♪いちとごで たこやきたべて
 にとごで ラーメンたべて
 さんとごで ケーキをたべて
 よんとごで アイスをたべて
 ごとごで おにぎりにぎって
 ピクニック レッツゴー!

いちとご・・右手の指1本、左手の指5本
たこやきたべて・・左手のたこやきを右手の楊枝で刺して食べる
にとごで・・右手の指2本、左の指5本
ラーメンたべて・・左手のどんぶりを右手の箸で食べる
さんとごで・・右手の指3本、左手の指5本
ケーキをたべて・・右手のケーキを右手のフォークで食べる
よんとごで・・右手の4本、左手の指5本
アイスをたべて・・右手のアイスをスプーンで食べる
ごとごでおにぎりにぎって・・両手でおにぎりをにぎる
ピクニック・・かけっこのように両手をふる
レッツゴー!・・片手を頭の上まであげる



☆やまびこごっこ

♪やまびこさーん (やまびこさーん)
 まねっこさーん (まねっこさーん)
 ヤッホー (ヤッホー)
 ヨホホホホ  (ヨホホホホ)
 エヘヘヘヘヘ (エヘヘヘヘヘ)
 まねするな (まねするな)

 やまびこさーん (やまびこさーん)
 まねっこさーん (まねっこさーん)
 パンパーン (パンパーン)
 タタタタターン (タタタタターン)
 トトトントントントン (トトトントントントン)
 じょうずだな (じょうずだな)

 追いかけっこしながら歌うので、初めてでも
すぐに最後まで歌えます。
 最初は、先生が歌って、児童が後を追いかける。
慣れてきたら、先発隊と後発隊に分かれて歌います。

 三番もあります。
♪やまびこさーん (やまびこさーん)
 まねっこさーん (まねっこさーん)
 ララララー(ラー)
 ドレミファソソ(ド)
 ヤッホホホー(ホ)
 ああおもしろい

 中間部のララやドレミのところは、
毎回、旋律を変えてみるとおもしろいかもしれません。


☆なべなべそっこぬけ

♪なべなべそっこぬけ
 そっこがぬけたら かえりましょう

 二人組で、両手をつなぎ、歌いながら
手を前後に揺らします。つないだ手を離さないで
つないだ手の中をくぐって、背中合わせになり、
また、戻る遊びです。

 二人組から、少しずつ人数を増やしていきます。
十人ぐらいまで増やしたら、クラス全員でやってみましょう!

 手を離さない!!ことを守れば、きっとうまくいきます(*^_^*)


☆おちゃらか

♪せっせっせーのよいよいよい

 おちゃらか おちゃらか
 おちゃらか ほい
 おちゃらか かったよ おちゃらか ほい
       まけたよ
       あいこで

二人一組で向かい合います。
 
せっせっせーのよいよいよい・・つないだ手を上下に振って
               重ねる。
おちゃらか・・自分の手を打ち、相手の手を打つ。繰り返し。
じゃんけん ほい・・じゃんけんする。
かったよ・・勝った人は、万歳する。
まけたよ・・負けた人は、おじぎする。
あいこで・・両手を腰にあてる。

 この手遊びを少しずつ、速さを上げていくと
スリル満点で、盛り上がります。


☆こいぬのビンゴ






ビーアイエヌジーオーの部分を手拍子したり、歌ったりします。











 




全音符 二分音符 四分音符 八分音符!

2017-03-30 10:18:08 | リズム
先生「手拍子!」
児童 提示されたカードを見て、手拍子する。







先生「パーフェクト!!すばらしい!
   今日は、音符を見て、リズムを手拍子します。
   音符の名前を知っているかな。」
児童「四分音符!」「えーと、・・・・」
先生 音符カードを出しながら、「四分音符、タン。」
  「八分音符、タタ。」
  「四分休符、パク(ウン)。」
児童 先生の言葉を復唱する。

先生「では、これは?」
児童 カードを見て 手拍子する。









先生「できました、音符を見て手拍子できたね。では、列ごとにやってみるよ。」

  *列ごとや、グループごとに同じことを繰り返す。


次の授業・・・
先生「音符の名前、四分音符、八分音符。」
児童「四分音符、八分音符。」
先生「今日は、新しい音符を覚えよう。」
   教科書の巻末についている音符表を拡大して、黒板にはる。



先生「全音符、二分音符、四分音符、八分音符。どうぞ。」
児童「全音符、二分音符、四分音符、八分音符。」
先生 ゆっくりから、だんだん速く音符名を言う。
児童 先生の読みの速さに合わせて、音符名を言う。
*音符名の後半は、とても言いにくいです。早口言葉みたいで・・・

先生「全音符を手拍子、そーれ!」
児童 手拍子「ターーーーン」手を合わせて音を出した後、手を空中で伸ばしていく。
先生「なるほど、ちゃんと音が伸びているね。○さんの、手の動き、いいね!
   目で見てわかる!
   二分音符、そーれ!」
児童 手拍子 二拍伸ばす。

先生「曲に合わせて、手拍子しよう。」
   黒板にリズムをはる。
   CDで「にんじゃりばんばん」をかける。




 
上の二枚のカードは、「・・・ばんばん・・・ばんばん」のメロディーのところで、
歌詞と合わせて、楽しく手拍子できるカードです。









 曲のメロディーのリズムに合わせて、リズムを打つ回数を
先生が身振りで示す。
 
 前奏、間奏など、適宜、手拍子しない部分を作る。
休みなしに、手拍子すると、児童の集中力が低くなります。
 曲を聴いているときも、自然に、拍を感じて、体を
動かしている児童を見つけて、目で「いいね!」「楽しいね!」
の視線を送ります。




次の授業・・・
先生「音符の名前。全音符、二分音符、四分音符、八分音符。」
児童「全音符、二分音符、四分音符、八分音符。」
先生 音符表で音符を指さしながら、繰り返す。
   だんだん速くする。
先生「このリズム、できるかな?」



児童 手拍子する。ばらばら・・・。
先生「難しいね。タタンタウンウン。どうぞ。」
児童「タタンタウンウン」
先生「手拍子つけて、タタンタウンウン。」
児童 手拍子する。
先生「おっ、できた。」

先生「次は、休符の名前。四分休符、八分休符。」
児童「四分休符、八分休符。」
先生「八分休符は初めてだね。短いお休み『ウ』。
   このリズムを手拍子しよう。」




先生「曲に合わせて、手拍子しよう。」
   黒板にリズムをはる。
   CDで「おどるポンポコリン」をかける。





 上の二枚のカードが「ピーヒャラピーヒャラ」のメロディーにピッタリ。


 
 上のカードは、「みんーな」「いるーよ」「ボワッと」にピッタリ。


 
 上のカードは、「いーつだってチャチャ」にピッタリ。



 上のカードは、「タッタタラリラ」にピッタリ。


次の授業・・・
先生「秋に学習したリズム(赤丸とグウの絵のカード)も使って、
   今日は、音符のリズムカードをで手拍子しよう。」
   CDで「宇宙ダンス」をかける。















 上記のカードが、曲のいろいろな部分にばっちり合います!
児童が歌いながら(歌詞はどこにも書いていませんが、
みんなよく知っているようで・・・)集中して、音楽の流れに
のりながら手拍子しています。

 この音符、休符を覚える授業の後には、教科書の楽譜を見て、
音符に目が行き、リズムを覚えるのも、メロディーを覚えるのも
早く、上手になりました。

 この学習の途中では、個人評価のリズムレッスンカードと
グループ(4人)評価のリズムレッスンカードを使いました。

 児童一人ひとり、よく練習していました。グループでも、
上と下にパートを分け、グループで集まって自主的に練習し、
よく教えあったり、上と下のコンビネーションが上手くいくよう
工夫していました。





*小さな丸は、合格シールをはるところです。

 




どんどこどん! 龍神太鼓どん! 最初

2015-10-30 17:36:54 | リズム
先生「今日は、『龍神太鼓』の一部を 和太鼓で演奏します。」
   黒板に「龍神太鼓」と書く。
先生「『龍神』は、雨や水をつかさどるといわれる、龍の形をした神様です。農業をする人が、雨が降っ   てほしいと祈りながら、演奏したものです。
   このリズムを覚えよう。」
   黒板に、リズムをはる。



先生「どん どん どん どん ど どんが どん それ!
   みんなも一緒に言ってみよう。」
児童「どん どん どん どん ど どんが どん それ!」

先生「これを和太鼓で演奏してみます。聞こう。」
和太鼓「どん どん どん どん ど どんが どん 」
先生「右手、左手の動きも見よう。」
和太鼓「「どん どん どん どん ど どんが どん両手 」
先生「みんなも両手を出して。右手から。最後は両手で。いくよー!ソーレー!」
和太鼓「「どん どん どん どん ど どんが どん両手 」
 *何回も両手を動かして、エア和太鼓で覚える。

先生「このリズム、覚えたね。
   では、和太鼓でやってみよう。前回、和太鼓の演奏で気をつけたことは・・・?」
児童「しっかりバチを持つ。」「腰を落とす。」「足を開く。」
先生「よく覚えていたね。」前回、掲示したものを黒板にはる。

*イラスト・・・音楽指導ハンドブック(24)日本の音楽の授業 音楽之友社より

先生「今日は、全員が和太鼓のところにきて、繰り返し演奏します。
   やり方を説明するよ。○列の人、前にきてください。」



 *バチの受け渡し、演奏が終わった時の動き、バチを渡したあとの動きなど説明する。
  見本のために出てきてもらった児童を動かして、演奏の流れを理解させる。
  (バチが全員分ないので、バチ渡しが必要です。)

先生「○列の人、ありがとう。では、机といすを後ろにつけて、前を広くします。」
   黒板に、和太鼓の位置と列の番号を書き、机といすを動かした後の立つ位置が分かるようにする。



  列の一番目、二番目の児童に、バチを渡す。
  教師は地打ちする締太鼓を準備する。
  地打ちは、「どんどこどんどこ、どんどこどんどこ・・・・」繰り返す。
先生「準備はいいかなぁ。演奏していない人は、どんどんどんどんどどんがどんって言ってね。
   いくよー!!ソーレー!」
和太鼓「「どん どん どん どん ど どんが どん両手 」

児童 次々、演奏者が変わり、同じ速さで同じリズムを繰り返す。
先生 多少、リズムのずれや、演奏後の動きがぎこちなくても、続けることが可能な限り、続けていく。
児童 演奏を続ける。

先生「はい、止めます!座って。
   すごいねぇ、みんな。初めてなのに、つなげることができたね。
   △列のみなさん、演奏が終わったら、パッと左に動こうね。
   こうやって、パッと。(太鼓の前で、素早い動きを見せる。)

   もう一回、やってみよう。今度は、最後のどんは両手で、頭の上から振り下ろそう。」


*イラスト・・・音楽指導ハンドブック(24)日本の音楽の授業 音楽之友社より

児童 今日のリズムを繰り返し、演奏する。
先生 上から振りおろすのが、上手にできている児童には、「うまい!」「いいね」「よし!」など、短い言葉で、評価する。(地打ちしながら。)


 演奏の流れがうまく出来てきたら、だんだん、地打ちのテンポを上げていく。
ほぼ全員、地打ちのリズムに合わせて、打つことが出来ます。いけるところまで、テンポを上げてみる。



 テンポを上げていくと、不思議なことに、演奏の前後、子どもたちのからだが、リズムにのって動いてきます。自分以外の人の演奏も楽しんでいるようです。

 クラス全体が、一つのリズムに陶酔?するために、先生の地打ちは欠かせません。

 さらに、リズムの終わりの「それ!」の声のトーンが、子どもたちと先生と、盛り上げモードに入ると
楽しさが倍増します。