ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

何を見て 歌う?   いろいろあるね(⌒∇⌒)

2021-08-05 16:32:11 | 歌唱
1 教科書

先生「教科書を 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」



2 歌集

先生「歌集を 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」





3 プリント

先生「プリントを 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう」





4 歌詞カード

先生「黒板の歌詞カードを 見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」

   プリントを拡大して、掲示する。
   ➔表現の工夫を 書き加えていく。
   ➔歌詞の大事な言葉を マークする。



5 板書(1)

先生「黒板に書いてある、この部分だけ、見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」


   
   音程を確かめながら、歌う。
   旋律の流れを 見ながら、歌う。
   曲想を付けながら、歌う。



6 板書(2)

先生「黒板に書いてある、この言葉だけ、見ながら、『すてきな一歩』を歌おう。」



   歌詞の内容と 表現の工夫を 合わせながら、歌う。
   歌詞の内容を それぞれが、イメージしながら、歌う。

7 何も無し

先生「歌詞を何も見ないで、『すてきな一歩』を歌おう。」

   児童の視点の方向を 示す。
   ➔黒板のどこか、壁のどこか(歌う姿勢が、よく保たれるような位置)
   ➔指揮者


 『すてきな一歩』は、8小節が三つ、24小節の歌です。

最初の8小節・・・メゾフォルテ 
         同じリズムが、4回繰り返し
         4小節が同じ音程
         ➡語りかけるように
         ➡心の中の言葉
         ➡つぶやき

         ★自分の心の中

次の8小節・・・・メゾピアノからメゾフォルテ
         マイナーコード
         4小節のまとまりの前に、四分休符
         ➡自分の不安な気持ち
         ➡戸惑い
         ➡一歩を踏み出せないところから
          「○○してみよう!」と決意するまで

         ★一歩を踏み出すまで

最後の8小節・・・フォルテ
         交互唱の後、二部合唱
         ➡相手の誰かに向けて、自分の心を伝える
         ➡相手の誰かに向けて、笑顔を送る
         
         ★自分の行動、動き

 いや~うまくできていますね~(o^―^o)ニコ
上記の音楽的な要素も 歌詞の内容も、両方、児童と一緒に
味わいたい歌ですね。

 ほんの小さなことばでいいんですよね~
相手との関係を ちょっといいものにするのには。

 ほんの小さな言葉で、絶大な力があるのは、
あいさつです。

 「おはよう!」「ありがとう!」「おう!」
「ごめんなさい」「また、あした!」
短いけれど、相手に気持ちが伝わります。

 娘がホテルのイタリアンレストランで働いていたとき
の話です。
 料理や飲み物を お客様にサーブすると、外国の方は
かならず、顔を見て「Thank you♡」と言ってくれたそうです。

 日本の方の多くは、サーブする人の顔は見ないし、
何か感謝の言葉をかけることもなかったようです。
まるで、そこに、誰もいないかのように・・・

 顔を見て「Thank you♡」と言ってくれるだけで、
「あなた」と「わたし」の間に、橋がかかります。
サーブする人の存在が、認められる気がします。 


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