先生「この前、筝を紹介して、みんなで筝を弾きましたね。今日は、曲に挑戦してみよう。」
児童「やったー!」
先生「今日弾く曲は、『たこたこあがれ』の最初。
うたってみよう。」
児童「♪たこたこあがれ」
先生「どこで音が下がるか意識して。もう一回。」
児童「♪たこたこあがれ」
先生「♪たこたこあがれ」全部同じ高さで歌う。
児童 苦笑・・・
先生「どこで音を下げる?」
児童「『こ』のところで。」
先生「そうだね。♪たこたこあがれ」『こ』で音程を下げて正しく歌う。
「糸が13本あります。真中は何番?」
児童「6?」「7?」
先生 筝の糸を見せながら、真中を確認する。「端から、1,2,3,4,5,6、7だ!!」
「この糸から曲はスタートします。『こ』は、6の糸。今日使うのは、この7と6の二本の糸です。」弾いてみせる。
「7676777♪歌ってみよう。」
児童「♪7676777」教師の筝の演奏に合わせながら歌う。
先生「今日は3面、筝を出します。筝は、1面、2面って数えます。
先生のところで一回弾いたら、後ろの筝で自分で二回練習して席に戻ります。」
教室の後ろに二面、前に一面筝を準備する。椅子二脚に筝を渡して置き、座って演奏するための椅子ももう一脚置く。爪のサイズを大小二つに分けて、缶に入れ置いておく。近くに濡らしたタオルを置き、爪をつけるときに、指を軽くぬらす。(爪が抜けにくくなります。)
「先生のところで弾く、自分で二回弾く、席で友達の演奏を聞くの流れです。」板書する。
「筝の爪はーーっ?」
児童「爪のない方につける!」
先生「オッケイ!今日は、3列目からどうぞ。」
『弾いたら次の糸(弦)で止める』ことをひとりひとり指導する。
7の糸には、あらかじめ赤の油性マジックで軽く印をつけておく。
「たこたこあがれ」の調弦は、下記。
「たこたこあがれ」の短い旋律ができるようになったら、伴奏をつける。使う糸は、1と2。
旋律は6,7を使い、伴奏は1,2を演奏する。二人並んで演奏する。
筝の演奏に慣れたら、「さくらさくら」に挑戦!!
「さくらさくら」の調弦は、下記。
最初は、グリッサンドと「さくらーさくらー」の「778-778-」だけ練習して、『次の糸(弦)で止める1』感覚を意識させます。
爪のつけ方、弾き方の基本が身に着いたら、曲の糸番号を覚えて弾きます。高学年は、自分でどんどん音を追って、演奏していくことができます。
中学年は、もう少し丁寧に区切って指導します。
本校は、筝の数に恵まれているので、筝一面に2,3人の割り当てです。
全員が最後まで「さくらさくら」を弾けるようになる間に、以下の「こと上手の道①②③」を指導します。
児童は筝の演奏が好きです。
音色が心地いいのか、糸番号を追えば曲ができあがっていくからいいのか、今までにない経験を楽しんでいるのか、まだ、好きな理由を分析していません。
とくに、男子が筝の演奏に夢中になることが多いです。聞いていると、指の力があるからなのか、男子の弾く筝の音は、糸がしっかり震え、その震えが共鳴胴を通って、よく響きます。
今回は、時間的な制限と場所の制限があり、筝を椅子の上に置いて、椅子に座って演奏しました。
数年前は、半畳の畳がたくさんあったので、それを敷いて、正座をして演奏したこともありました。
児童「やったー!」
先生「今日弾く曲は、『たこたこあがれ』の最初。
うたってみよう。」
児童「♪たこたこあがれ」
先生「どこで音が下がるか意識して。もう一回。」
児童「♪たこたこあがれ」
先生「♪たこたこあがれ」全部同じ高さで歌う。
児童 苦笑・・・
先生「どこで音を下げる?」
児童「『こ』のところで。」
先生「そうだね。♪たこたこあがれ」『こ』で音程を下げて正しく歌う。
「糸が13本あります。真中は何番?」
児童「6?」「7?」
先生 筝の糸を見せながら、真中を確認する。「端から、1,2,3,4,5,6、7だ!!」
「この糸から曲はスタートします。『こ』は、6の糸。今日使うのは、この7と6の二本の糸です。」弾いてみせる。
「7676777♪歌ってみよう。」
児童「♪7676777」教師の筝の演奏に合わせながら歌う。
先生「今日は3面、筝を出します。筝は、1面、2面って数えます。
先生のところで一回弾いたら、後ろの筝で自分で二回練習して席に戻ります。」
教室の後ろに二面、前に一面筝を準備する。椅子二脚に筝を渡して置き、座って演奏するための椅子ももう一脚置く。爪のサイズを大小二つに分けて、缶に入れ置いておく。近くに濡らしたタオルを置き、爪をつけるときに、指を軽くぬらす。(爪が抜けにくくなります。)
「先生のところで弾く、自分で二回弾く、席で友達の演奏を聞くの流れです。」板書する。
「筝の爪はーーっ?」
児童「爪のない方につける!」
先生「オッケイ!今日は、3列目からどうぞ。」
『弾いたら次の糸(弦)で止める』ことをひとりひとり指導する。
7の糸には、あらかじめ赤の油性マジックで軽く印をつけておく。
「たこたこあがれ」の調弦は、下記。
「たこたこあがれ」の短い旋律ができるようになったら、伴奏をつける。使う糸は、1と2。
旋律は6,7を使い、伴奏は1,2を演奏する。二人並んで演奏する。
筝の演奏に慣れたら、「さくらさくら」に挑戦!!
「さくらさくら」の調弦は、下記。
最初は、グリッサンドと「さくらーさくらー」の「778-778-」だけ練習して、『次の糸(弦)で止める1』感覚を意識させます。
爪のつけ方、弾き方の基本が身に着いたら、曲の糸番号を覚えて弾きます。高学年は、自分でどんどん音を追って、演奏していくことができます。
中学年は、もう少し丁寧に区切って指導します。
本校は、筝の数に恵まれているので、筝一面に2,3人の割り当てです。
全員が最後まで「さくらさくら」を弾けるようになる間に、以下の「こと上手の道①②③」を指導します。
児童は筝の演奏が好きです。
音色が心地いいのか、糸番号を追えば曲ができあがっていくからいいのか、今までにない経験を楽しんでいるのか、まだ、好きな理由を分析していません。
とくに、男子が筝の演奏に夢中になることが多いです。聞いていると、指の力があるからなのか、男子の弾く筝の音は、糸がしっかり震え、その震えが共鳴胴を通って、よく響きます。
今回は、時間的な制限と場所の制限があり、筝を椅子の上に置いて、椅子に座って演奏しました。
数年前は、半畳の畳がたくさんあったので、それを敷いて、正座をして演奏したこともありました。