ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

全音符 二分音符 四分音符 八分音符!

2017-03-30 10:18:08 | リズム
先生「手拍子!」
児童 提示されたカードを見て、手拍子する。







先生「パーフェクト!!すばらしい!
   今日は、音符を見て、リズムを手拍子します。
   音符の名前を知っているかな。」
児童「四分音符!」「えーと、・・・・」
先生 音符カードを出しながら、「四分音符、タン。」
  「八分音符、タタ。」
  「四分休符、パク(ウン)。」
児童 先生の言葉を復唱する。

先生「では、これは?」
児童 カードを見て 手拍子する。









先生「できました、音符を見て手拍子できたね。では、列ごとにやってみるよ。」

  *列ごとや、グループごとに同じことを繰り返す。


次の授業・・・
先生「音符の名前、四分音符、八分音符。」
児童「四分音符、八分音符。」
先生「今日は、新しい音符を覚えよう。」
   教科書の巻末についている音符表を拡大して、黒板にはる。



先生「全音符、二分音符、四分音符、八分音符。どうぞ。」
児童「全音符、二分音符、四分音符、八分音符。」
先生 ゆっくりから、だんだん速く音符名を言う。
児童 先生の読みの速さに合わせて、音符名を言う。
*音符名の後半は、とても言いにくいです。早口言葉みたいで・・・

先生「全音符を手拍子、そーれ!」
児童 手拍子「ターーーーン」手を合わせて音を出した後、手を空中で伸ばしていく。
先生「なるほど、ちゃんと音が伸びているね。○さんの、手の動き、いいね!
   目で見てわかる!
   二分音符、そーれ!」
児童 手拍子 二拍伸ばす。

先生「曲に合わせて、手拍子しよう。」
   黒板にリズムをはる。
   CDで「にんじゃりばんばん」をかける。




 
上の二枚のカードは、「・・・ばんばん・・・ばんばん」のメロディーのところで、
歌詞と合わせて、楽しく手拍子できるカードです。









 曲のメロディーのリズムに合わせて、リズムを打つ回数を
先生が身振りで示す。
 
 前奏、間奏など、適宜、手拍子しない部分を作る。
休みなしに、手拍子すると、児童の集中力が低くなります。
 曲を聴いているときも、自然に、拍を感じて、体を
動かしている児童を見つけて、目で「いいね!」「楽しいね!」
の視線を送ります。




次の授業・・・
先生「音符の名前。全音符、二分音符、四分音符、八分音符。」
児童「全音符、二分音符、四分音符、八分音符。」
先生 音符表で音符を指さしながら、繰り返す。
   だんだん速くする。
先生「このリズム、できるかな?」



児童 手拍子する。ばらばら・・・。
先生「難しいね。タタンタウンウン。どうぞ。」
児童「タタンタウンウン」
先生「手拍子つけて、タタンタウンウン。」
児童 手拍子する。
先生「おっ、できた。」

先生「次は、休符の名前。四分休符、八分休符。」
児童「四分休符、八分休符。」
先生「八分休符は初めてだね。短いお休み『ウ』。
   このリズムを手拍子しよう。」




先生「曲に合わせて、手拍子しよう。」
   黒板にリズムをはる。
   CDで「おどるポンポコリン」をかける。





 上の二枚のカードが「ピーヒャラピーヒャラ」のメロディーにピッタリ。


 
 上のカードは、「みんーな」「いるーよ」「ボワッと」にピッタリ。


 
 上のカードは、「いーつだってチャチャ」にピッタリ。



 上のカードは、「タッタタラリラ」にピッタリ。


次の授業・・・
先生「秋に学習したリズム(赤丸とグウの絵のカード)も使って、
   今日は、音符のリズムカードをで手拍子しよう。」
   CDで「宇宙ダンス」をかける。















 上記のカードが、曲のいろいろな部分にばっちり合います!
児童が歌いながら(歌詞はどこにも書いていませんが、
みんなよく知っているようで・・・)集中して、音楽の流れに
のりながら手拍子しています。

 この音符、休符を覚える授業の後には、教科書の楽譜を見て、
音符に目が行き、リズムを覚えるのも、メロディーを覚えるのも
早く、上手になりました。

 この学習の途中では、個人評価のリズムレッスンカードと
グループ(4人)評価のリズムレッスンカードを使いました。

 児童一人ひとり、よく練習していました。グループでも、
上と下にパートを分け、グループで集まって自主的に練習し、
よく教えあったり、上と下のコンビネーションが上手くいくよう
工夫していました。





*小さな丸は、合格シールをはるところです。