ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

雪のおどり こんこんずんずん☃合奏

2018-01-27 18:25:48 | 低学年合奏
先生「雪がいっぱい降ったね。」
児童 笑顔☺
先生「『ゆき』を歌おう。前に歌ったね。」
   伴奏なしで、先生が歌をリードしながら
   みんなで歌う。

 



先生「歌を思い出してきたね。弾むリズムのところを
   歌ってみよう。
   ♪ゆきや こんこ あられや こんこ」
児童 先生の後について歌う。

先生 何か所か付点のリズムのところを
   ピックアップして歌う。
  「わたぼうしって知ってる?」
児童「なんだろう・・」「ぼうし?」
先生「綿で作った帽子、かぶるものだけど、
   花嫁さんが被るこの帽子もわたぼうしです。
   木や草や塀やいろんなものがわたぼうしを
   かぶっているようだね。」
   写真を見せる。


左はわたぼうし、右は角隠し。

先生「二番も歌ってみよう。」
児童 二番を歌う。
先生 犬と猫のところでイラストを出す。




  「駆け回りのところ、速く歌ってみようか。
   丸くなるのところは、ゆっくり。」
児童 二番は速さを自在に変えて歌う。



先生「『雪のおどり』という歌を歌います。
   初めてなので、みんなは、赤丸のところで
   手拍子をしてください。歌を聞きながら。」
児童 黒板の歌詞を見ながら、手拍子する。



先生「いいね、上手にできました。
   音の高さに合わせて、手拍子も上、下と高さを
   変えて打ってみよう。」
児童 上で手拍子、下で手拍子、繰り返す。

先生「音の名前をつけるよ。」
児童 手拍子したところを音名で歌う。



先生「今日は、最初のレラレラを木琴で演奏してみよう。」
   黒板にラシドレと書き、レとラに丸をを付ける。右左も書き込む。



先生「レは右手、ラは左手。エア木琴するよ。」
児童 両手を出して、歌に合わせてエア木琴を演奏する。

   順番に木琴にチャレンジする。 


次は、ファレファレの部分を演奏する。





さらに、鉄琴部分を練習する。

黒板に、レミファソラと書く。←左に矢印を書き、音階を下りていく感じを
つかませる。エア鉄琴で練習する。





これで、木琴と鉄琴のパートができるようになりました。





音名が付いていない歌詞の部分は、リコーダーや鍵盤ハーモニカ、キーボードなどで演奏する。

「ふれふれゆき」→「ラソファソララ」
「りずむにのり」→「ファミファソララ」
「いつまでも」→「ファミファソラー」





こんなリズム遊びもしました。



先生と児童の手拍子の掛け合いです。
「せんせい、みんな、せんせい、みんな、
 せんせい、せんせい、みんな、みんな。」と言いながら始めて
徐々に言葉を抜いて手拍子だけの掛け合いにします。

これを使って、雪のおどりでは・・・


赤丸と青丸を付けて、リズムの掛け合いをしながら、歌います。

青丸は、トライアングルやクラベス、ハンドドラムなどで演奏。
赤丸は、スズやタンブリンなどで演奏。

これで、打楽器も入りました!


ラ・バンバ  簡単☆楽しい☆繰り返し

2018-01-21 20:18:26 | 特別支援学級合奏
先生「私が歌った後、みんなは『シーソー』って歌ってね。」

先生「ドーラー」児童の方に手をどうぞ!と向ける。
児童「シーソー」
先生「ドドララ」児童の方に手をどうぞ!と向ける。
児童「シーソー」
上記の掛け合いを何度か繰り返す。

先生「いいね!できたね。」
   黒板にメロディーをはる。


先生「黒板を見ながら、もう一回歌ってみよう。」
   黒板の旋律の部分を指さしながら、リズムがはっきり分かるように歌う。
児童 シーソーだけ歌う。

先生「シーソーのところを、リコーダーで吹いてくれる人いますか。」
児童 四人、手を挙げる。リコーダーの準備をする。
先生「では、皆さんはリコーダーと歌をお願いします。
   二回繰り返します。」
児童 リコーダー演奏と歌に分かれて、二回繰り返す。

先生「上手にできたね。シーソーの音の伸ばし方がいいね。
   では、このシーソーを鉄琴でも演奏してみよう。
   チャレンジしたい人は手を挙げて!」
児童 希望者は順番に、シーソーの部分を鉄琴で演奏する。

  * 希望者が多いときには、繰り返しはなくし、多くの児童に
    演奏の機会があるように配慮する。
  * 鉄琴には、シとソの音名を書いたシールをはっておく。
   



先生「この前のシーソー、覚えてる?
   今日も歌ってみよう。」
児童 掲示された音名を見ながら歌う。

先生「今日は、私が歌っていたドーラーとドドララをみんなも
   歌ってみよう。」
児童「ドーラーシーソードドララシーソー」歌う。
先生「歌に合わせて、手拍子してみよう。」
児童 歌に合わせて手拍子する。
先生 ドーラーの音の伸びる音とドドララの細かい音の違いを
   手拍子のオーバーアクションで知らせる。

先生「ドーラーとドドララは木琴で演奏します。
   今日は、鉄琴と木琴で合奏します。○○先生と私でやってみます。
   聞いてね。」
   二回繰り返す。
先生「木琴に挑戦したい人?鉄琴を演奏したい人?」
   児童の希望を聞いて、それぞれエア木琴、エア鉄琴で練習する。
児童 自分の希望した楽器を演奏する。二回繰り返し、次の児童にバチを渡す。
    
  * それぞれの楽器に、先生が付く。
  * 木琴に、ドとラの音名をはっておく。

  時間があったら、もう一度、ピアノの伴奏を付けて演奏する。

ピアノの伴奏


 このベースの動きにコードC→F→Gを付ける。
二回繰り返した後(前奏)、児童の合奏に合わせて二回繰り返し、
最後に「終わりだよ!」の合図になるようなCコードを二回ならす。





 

 木琴・鉄琴・ピアノの次に、飾りの旋律をリコーダーで演奏する。



 さらに、打楽器を加える。

 
 赤丸・・・タンブリン・スズ
 パーマーク・・・マラカス


 児童の実態に合わせて、木琴パートを鍵盤にしたり、ピアノのベースラインの音を鍵盤にしてもグッドです。

 また、変化のある繰り返しにするために、
①前奏
②木琴と鉄琴
③前奏を間奏に使って
④鍵盤ハーモニカ
⑤前奏を間奏に使って
⑥全部の楽器で
⑦終わりだよ!の音

または、
①前奏
②木琴と鉄琴
③鍵盤ハーモニカでピアノのベースライン演奏
④木琴と鉄琴
⑤鍵盤ハーモニカでピアノのベースライン演奏
⑥終わりだよ!の音
というふうに、演奏をつなげていくと楽しいですね❤

 この旋律は、この楽器でなければいけないという制約はないので、
児童の実態に合わせて、ミュージックベル、ハンドベル、キーボードなどを
使ってみるのもいいかもしれません。