ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

どんどこどん! 龍神太鼓どん! まとめ

2015-11-24 14:52:07 | リズム
先生「今まで練習してきたリズムを順番に演奏しよう!
   まず最初に、口唱歌で。
   どんどんどんどん どどんがどん!」

先生「どどかかどどかか どどんがどん!」

先生「どどどど、どどどど どどんがどん!」

先生「どこどこどんどん、どこどこどんどん どどんがどん!」

先生「どんどんかかかっ どどんがどん!」

先生「どんかかかっ それ! どどんがどん!」



児童 既習のリズムを順番に演奏する。

先生「みんなしっかり、良い音で打てるようになったね。
   今日は、グループに分かれて、太鼓のリズムを創作します。
   グループで一つのリズムを打ちます。
   ①グループの5人または6人で、リズムを作ります。創作メモに書き込みます。
   ②リズムを作ったら、後ろに置いてあるタイヤで練習します。
   ③タイヤで練習してできるようになったら、前に来て先生に聞かせてください。
   
   リズム作りは、この前学習したカードを使って作るか、言葉を使ってリズムを作るか考えて
   ください。
   長さは、『どんどこどんどこ』の地打ちが4回分。16拍です。
   では、グループに分かれて話しあう前に、自分でリズムを考えてみよう。
   リズムカードを出してもいいです。リズムカードだと、8枚分の長さです。
   言葉のヒントは、ワークシートに書いてあります。」


*学習したリズムカード


*ワークシート
先生「たとえば、『あめ!!ふれ!!しとしとと。』という言葉は、『どどウンどどウンどこどこどん!』というリズムになるね。」
児童 リズムを創作する。

 個人でリズムを考えた後、グループに分かれて相談、練習をする。

 全グループのリズムが創作できたら、龍神太鼓のまとめに入る。


龍神太鼓まとめ・・・・グループの人数5,6人ごとに発表する。使用する太鼓は2台。

  ☆先生の地打ち

①既習のリズムを三つ、順番に演奏する。(2台の太鼓で、一人ずつ演奏する)

  ☆先生の地打ち

②グループの創作(2台の太鼓に2、3人ずつ一緒に演奏する)

  ☆先生の地打ち

④基本のリズム「どんどんどんどんどどんがどん!」を3人(または2人)一緒に、1台の太鼓
 で演奏する。


⑥基本のリズムをだんだん速度を上げて演奏する。


⑦これ以上打てないくらい速くなったら、乱打(出来るだけ速く連打)する。「どこどこどこどこ・・・・・」


⑧最後にゆっくりしっかり基本のリズムを演奏する。


 まとめの演奏のとき、リズムの速さや流れを先生の地打ちでコントロールする。

 ワークシートを見ながらや、黒板に掲示されたリズムを見ながらでは、まとめの演奏ができません。
毎回の授業で、既習のリズムや基本のリズムは繰り返し演奏しているので、すぐに暗譜できます。

 難しいのは、創作の部分です。リズムカードを使って作ることもオッケイと言いましたが、言葉からリズムを作る方が、暗譜しやすいようでした。

 最後の部分は、児童が大好きな連打の「どこどこ・・・」
 細かく、素早く連打し、音量は下げさせます。この連打が続いた後、先生が「そーれっ!!」と叫び、決めの基本リズムの「どんどんどんどんどどんがどん!」の演奏になります。

 ここまで太鼓の練習を続けると、児童のバチさばきが美しくなります。
また、児童の演奏しているときのスッと凛々しい感じ、演奏後の力みなぎる感じが素敵です。
 

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