ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

あわてんぼうのサンタクロース 楽しい気分でシャララン

2015-12-12 15:41:15 | 歌唱



先生「もうすぐクリスマスだね。
   クリスマス前に来ちゃったサンタクロースの歌を知ってる?」
児童「あーっ、分かった!」「あわてんぼうのサンタクロース!!」
先生「そう!あわてんぼうのサンタクロース。
   あわてんぼうだから、クリスマス前に来ちゃって、あわてんぼうだから、煙突のぞいて落っこちちゃうんだね。歌えるかな?」
児童「大丈夫、知ってる。」
先生「歌集の○ページを開こう。」
児童 ピアノ伴奏に合わせて、歌集を見ながら、5番まで歌う。


次の授業・・・
先生「今日は、絵(イラスト)を見ながら『あわてんぼうのサンタクロース』を歌います。
   どんな場面か、想像しながら歌っていこう。
   歌詞は、だいたい覚えているね。」
児童「はい。」「たぶん・・・」
先生 CDをかける。
   CDに合わせて、1番につき2枚ある絵を黒板にはりながら歌っていく。
   間奏の間に、場面の様子を想像できるような言葉をかける。
児童 絵を見ながら歌う。


*クラスでうたうこどものうた②青い地球は誰のもの 株式会社音楽センターより

上記のイラストを参考に絵を描きました。


1番




2番




3番




4番




5番





次の授業・・・
先生「この前、『あわてんぼうのサンタクロース』を 絵を見ながら歌ったね。
   歌詞をよく覚えていたよ。絵を見て場面の様子を想像しながら歌えました。

   5番の難しいところだけ、もう一回確認します。
   最初は、『りんりんりん』、次は『チャチャチャ』・・・」というように、鳴る音の順番とその回数を歌詞を見ながら確かめる。
児童 絵を見ながら5番まで歌う。
先生「今日は、この歌に打楽器のリズムを入れていこう。
   『りんりんりん』のところは、どんな打楽器がピッタリだと思う?」
児童「トライアングルがいいと思う。」「ミュージックベルがぴったり。」というように、「ドン」「チャ」「シャララン」に合う打楽器を選ぶ。
 *「リン」・・・トライアングル 
  「ドン」・・・ドラムの一番大きいタム
  「チャ」・・・カスタネット
  「シャララン」・・・タンブリン
児童 上記の打楽器を分担して、歌に合わせて、その打楽器の言葉が出てくるときだけ、演奏する。
先生 5番の打楽器の出方が難しいので、タイミングや打つ回数などを先生の指で表したり、向きで示したりして指示する。
 
(打楽器を使わないときは、
  「リン」・・・片手を上にあげて振る
  「ドン」・・・床を足で鳴らす
「チャ」・・・手拍子
  「シャララン」・・・片手を上にあげてフリフリしながら下におろしてくる
  というように、手や足を使って楽しみます。)


 「あわてんぼうのサンタクロース」の他に、「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」も歌う。
大きな歌詞カードに歌い方の工夫を書き込んでいく。

「赤鼻のトナカイ」

 「♪おまえのはながー」でだんだん強くし、「やくに」で一番強く、「たつのさ」でだんだん弱く。
この表現を先生が手を使ってニュアンスを伝える。歌いながら、手をだんだん挙げていき、一番上で強く空中を叩き、だんだん手を下していく。
 歌詞カードの文字と記号、先生の身体表現を見て、児童の表現は、かっこよく盛り上がります。


「ジングルベル」




 この歌の一番難しい部分「ひかりのわがまうー」を何回も練習してから歌います。
前半の音の動きは、下から上がって、また下に戻るの繰り返しです。弧を描いているようです。
楽しい気分がだんだん盛り上がって、「あかるいひかりのはなになるよ!ヘイ!!!」で後半への勢いは完了。
 後は、軽快に「ジングルベル ジングルベル・・・」を歌い、真っ白な雪野原をそりに乗って走り抜けていきます!!

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