先生「『まきばの朝』を歌います。
『まきば』って、どんなところ?」
児童「牛がいるところ。」「ヒツジもいる。」「アイスクリームを食べた。牛もいる。」
「動物を広いところで、放し飼いにしている。」
先生「そうだね、牧場(ぼくじょう)とも言うね。
『まきばの朝』の朝は、どのくらいの時間かな?
ここが牧場だと分かる言葉にも気をつけて聞こう。」
児童 CDで『まきばの朝』1・2・3番を聞く。
先生「牧場だと分かる言葉、あった?」
児童「動く羊。」「牧童。」
先生「よく聞けたね。」
先生が縦書きの歌詞を読み、児童も後に続いて読む。1番ごとに、難しい言葉の意味を教える。
*教育芸術社の教科書では・・・
「立ちこめた」おおっている
「うっすりと」うっすらと
「黒いそこ」夜が明ける前の暗やみ
「いくむれ」いくつものむれ
「日のかげ」太陽の光
「野末」野原の終わるあたり
「牧童」羊や牛などの世話をする少年
先生「朝は、夜が明けてすぐ?日が出てから、しばらくたった?」
児童「あかい光って、きっと、朝焼けだから、朝早い。」「もう起き出したって、起きてすぐだから、早い朝。」「さっき先生が、黒い底は夜が明ける前の暗闇って言ったから、夜のぎりぎり朝に近いとき。」
先生「なるほど。もう一か所、今さしのぼる日のかげは、太陽が昇ってるって感じで、夜明けだね。」
児童「あっ、分かった。1・2・3番って、だんだん、夜から朝になってる。」
先生「本当だ。真っ暗だけど、もうすぐ朝!!という時間から、光が射してくる、日が昇ってくる朝までを歌っているね。
もう一回、CDをかけます。メロディーをおぼえよう。」
児童 楽譜や歌詞を見ながらCDを聞く。
児童 先生と一緒に1番を歌う。♪ポプラなみきのうっすりと♪の音の動きを歌って確かめる。
先生「みんなが、毎朝、『ああ・・朝だなぁ~』と思って聞く音は?」
児童「目覚まし時計の音。」「車の音。」「新聞配達の人のバイクの音。」「お母さんが朝ごはん、作っている音。」「カラスが鳴く声。」「となりの家の人が、雨戸をあける音。」
先生「おもしろいね。人によって、いろんな音があるんだね。
このまきばでは、どんな音が朝の音?」
児童「かねの音。」
先生「どこから?」
児童「たぶん、教会とかお寺とか、何時か知らせるところから。」
先生「なるほど、そうだね。この牧場には、外国の方からいただいたかねがあったそうです。他には?」
児童「ヒツジのすずの音。」「牧童の笛の音。」
先生「みんなが、毎朝聞いている音とずいぶん違うね。」
児童「全然、違う。」
先生「どんな朝の景色、空気、様子の中で、カンカンやリンリン、ピーピーと鳴っているか想像しながら歌おう。」
児童 1・2・3番を通して歌う。
夜から朝へと変化するものは・・・
「暗い」から「明るい」へ明るさの変化。
「何も見えない」から「見えてくる」への視覚の変化。
「シーン」から「生活の音、人の声、鳥の声、動物の声等々」への音の変化。
「夜の冷気」から「朝の霧、靄」への空気の変化。
「眠り、ゆったり、静」から「目覚め、動、意欲」への気持ちや行動の変化。
いろいろなことが、朝の光が昇るときに変化します。
朝のさわかで、美しい空気の中、「動き始めるよー!」「一日が始まるよー!」「新しい朝だよー!」と告げるかのように、カンカン、リンリン、ピーピーと鳴り響く音。
9・10・11・12小節の低い音で細かく動く部分が「踏切り板」とすると、13小節から最後までの音の跳躍や上昇の部分は「跳び箱」になります。この「跳び箱」部分をのびやかに、明るく歌うと「一日のはじまりは素敵」と思える歌になります。
『まきば』って、どんなところ?」
児童「牛がいるところ。」「ヒツジもいる。」「アイスクリームを食べた。牛もいる。」
「動物を広いところで、放し飼いにしている。」
先生「そうだね、牧場(ぼくじょう)とも言うね。
『まきばの朝』の朝は、どのくらいの時間かな?
ここが牧場だと分かる言葉にも気をつけて聞こう。」
児童 CDで『まきばの朝』1・2・3番を聞く。
先生「牧場だと分かる言葉、あった?」
児童「動く羊。」「牧童。」
先生「よく聞けたね。」
先生が縦書きの歌詞を読み、児童も後に続いて読む。1番ごとに、難しい言葉の意味を教える。
*教育芸術社の教科書では・・・
「立ちこめた」おおっている
「うっすりと」うっすらと
「黒いそこ」夜が明ける前の暗やみ
「いくむれ」いくつものむれ
「日のかげ」太陽の光
「野末」野原の終わるあたり
「牧童」羊や牛などの世話をする少年
先生「朝は、夜が明けてすぐ?日が出てから、しばらくたった?」
児童「あかい光って、きっと、朝焼けだから、朝早い。」「もう起き出したって、起きてすぐだから、早い朝。」「さっき先生が、黒い底は夜が明ける前の暗闇って言ったから、夜のぎりぎり朝に近いとき。」
先生「なるほど。もう一か所、今さしのぼる日のかげは、太陽が昇ってるって感じで、夜明けだね。」
児童「あっ、分かった。1・2・3番って、だんだん、夜から朝になってる。」
先生「本当だ。真っ暗だけど、もうすぐ朝!!という時間から、光が射してくる、日が昇ってくる朝までを歌っているね。
もう一回、CDをかけます。メロディーをおぼえよう。」
児童 楽譜や歌詞を見ながらCDを聞く。
児童 先生と一緒に1番を歌う。♪ポプラなみきのうっすりと♪の音の動きを歌って確かめる。
先生「みんなが、毎朝、『ああ・・朝だなぁ~』と思って聞く音は?」
児童「目覚まし時計の音。」「車の音。」「新聞配達の人のバイクの音。」「お母さんが朝ごはん、作っている音。」「カラスが鳴く声。」「となりの家の人が、雨戸をあける音。」
先生「おもしろいね。人によって、いろんな音があるんだね。
このまきばでは、どんな音が朝の音?」
児童「かねの音。」
先生「どこから?」
児童「たぶん、教会とかお寺とか、何時か知らせるところから。」
先生「なるほど、そうだね。この牧場には、外国の方からいただいたかねがあったそうです。他には?」
児童「ヒツジのすずの音。」「牧童の笛の音。」
先生「みんなが、毎朝聞いている音とずいぶん違うね。」
児童「全然、違う。」
先生「どんな朝の景色、空気、様子の中で、カンカンやリンリン、ピーピーと鳴っているか想像しながら歌おう。」
児童 1・2・3番を通して歌う。
夜から朝へと変化するものは・・・
「暗い」から「明るい」へ明るさの変化。
「何も見えない」から「見えてくる」への視覚の変化。
「シーン」から「生活の音、人の声、鳥の声、動物の声等々」への音の変化。
「夜の冷気」から「朝の霧、靄」への空気の変化。
「眠り、ゆったり、静」から「目覚め、動、意欲」への気持ちや行動の変化。
いろいろなことが、朝の光が昇るときに変化します。
朝のさわかで、美しい空気の中、「動き始めるよー!」「一日が始まるよー!」「新しい朝だよー!」と告げるかのように、カンカン、リンリン、ピーピーと鳴り響く音。
9・10・11・12小節の低い音で細かく動く部分が「踏切り板」とすると、13小節から最後までの音の跳躍や上昇の部分は「跳び箱」になります。この「跳び箱」部分をのびやかに、明るく歌うと「一日のはじまりは素敵」と思える歌になります。