アルザス地方のコルマール市に2泊3日で旅行してきました。
パリ及びコルマールの場所は、↓の黄色の■で示した位置です。
今しがた調べてみて判った事なんですが・・・、
「アルザスに行くのだから、シャンパーニュを通過するだろう」と勝手に決め込んで
いたワタシ。Reims(ランス)の近くを通るだろうとばかり思っていたんですが、
なんだか違うかもしれないぞ?っていう気がしてきて・・・地図をよーく見てみると
わたしが通った場所は Reims(ランス)よりも随分と南であることが判明。
Troyes(トロワ)を通過して Mulhouse(ミュルーズ)で乗り換えをし、Colmar(コルマール)
へ行ったのでした。
コルマールの場所 (by mappy)←左側にある zoom機能を使って見てください。
週末は雨だという天気予報をネットで調べていたワタシ。
それでも「天気は変わることがあるから、もしかしたら、晴れまではいかなくても曇り
ぐらいにはなってくれるかも・・・」という淡い期待を持ちつつ、念のため折り畳み傘を
2本持って旅に出たのでした。
初日の朝。パリを出る時はとても良いお天気でした。
幸先いいな~と思っていたけれど、電車が乗り換え駅のミュルーズに近づく頃には
路面が濡れた地域に入ってしまいました。
「やっぱり・・・雨かぁ。」なんて2人でしょげていたら、なんと、目的地コルマールに
近くなると晴れている!!
「やったぁ!!」
コルマールの駅に降り立つと、少し風が冷たく感じましたが、でもしっかりと太陽が
照っています。晴れだぁ!
コルマール駅です↓
レンガ造りの駅の正面。大きなガラス窓には絵が。
その絵の上のほうを見ると、コルマール市の紋章が。(これが市のマークであることは
後でわかりました。)
あらかじめ入手していたコルマール市の観光地図をもとに、ホテルに向かう。
駅周辺は普通の新しい建物の並ぶ田舎町で、住宅街らしき場所を通りながら
旧市街の端にあるホテルめざして歩く。
こんな感じです。(この辺りは趣きが無い地域。)
八重桜の並木が満開!
このピンクの八重桜が、フランスで一般的なサクラの木です。
日本のソメイヨシノのようなきれいな一輪咲きではなく、八重なので暑苦しい感じが
するのでわたしはあんまり好きじゃないんですが・・・。
↑団子になって咲くのはソメイヨシノも同じですが、こちらは八重なので、ポンポンの
ように見えて、しかもこのピンク色が(桃の花のような可愛い色ではあるけれど)
ヘタすれば下品にも見えるのです。情緒に欠けます。
一枝だけ切り取って見ると、キレイなんですけどね・・・。
↑ここまで近寄ってみると、キレイです。
なんだか子供のバレリーナのチュールみたいな感じ。
八重だけに、葉もすでに出ています。
↑木肌も、ホラ、桜でしょ?
しばらく歩くと、急に旧市街に突入!
観光パンフなどに必ず載ってる写真の風景↑がいきなり目に入ってきました。
コルマールの街には運河があり、そこに観光の船(お世辞にもゴンドラとは言えない)
もあるからか、小ヴェニスと呼ばれているのです。
今回泊まったホテルはこの運河のすぐ近くにありました。
le colombier(ル・コロンビエ)
このホテル、お友達のT子さんのお知り合いの方が定宿にしていらっしゃる所と
聞いたので、宿選びの際に参考にし、ここに決めました。(情報ありがとう~!)
さてさて。
ホテルに付いて、荷物を置いて、一息ついたら・・・いざ、散策に出発!
(一番上の写真が、ホテルの部屋の様子&夫の足、です。)
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コルマール、なんだか素朴なマチのようですね。
駅の建物、ガラスの絵といい、こちらでは絶対お目にかかれない風情、空気感が違いますよね。
行ったことは無いけれど、小ベニスって感じ、判るような…。しかし、旦那さま爽やかで、ハンサムぅ~。
ところで、ソメイヨシノではなくそちらには八重桜の並木があるのですね。
お花に変わりはないし、綺麗ではありますが、私はやはりシンプルな方が好きなので、ちょっと違和感あり、です。確かにアップして、それのみを見れば素敵よね。
ちょっと殺風景なマチであれば、それなりにアクセントになり、良いのでしょうが…。
私の高校時代の美術部の親友の一人は、「八重桜って品が無くて、嫌い!な~んかボタ~っとしててみっともないよねぇ』って、そうとも言える、そうよねぇって感じ。
ごめんなさい、八重桜さん。『過ぎたるは及ばざるがごとし』の感なのです。
さて、次が楽しみ!!
よかったですね。
コルマール、かなりドイツ風ですね。
なんだかエアフルトのクレーマー周辺にそっくりです。
シュトラスブルクもこんな感じかしら~
なにはともあれおかえりなさい。
私はもう少しで出発です!
コルマールは本当にステキな街でしたよ!tikotikoさんをご案内したいです。ウチの両親もいつか連れていこうって思いましたから。のんびりお散歩するのにもってこいの街ですよ。
八重桜に対するお友達の感想、右に同じです・・・。
上では「バレリーナ」などと表現してますが、実のところ、「フランスだから、やっぱりフレンチ・カンカンなんだな・・・」って思ってます(苦笑)きれいなお姉さんがたの御足がにょきっと出てそう。
さてさて、お次は・・・来週になりそうです。
どうぞオタノシミに!
折りたたみ傘2本が魔除けになったんでしょうかね。
エアフルト・・・地図で真剣に探してしまいました。ドイツ中部、ワイマールの側なんですね。(わたしの地図帳にはエルフルトと記載されてました。)
ストラスブールも多分こんな感じだろうと思いますが、戦争で古い建物が破壊された部分が多いらしく、コルマールは戦争の被害を比較的逃れた街なので旧市街面積が広いようです。
あぁ、イスクラさんに直々にドイツ語読みで聞いてみたいです、ドイツの地名。
でも実はわたしもちょっとだけ「さくらもちっぽい・・・美味しそう」って写真見ながら思ってしまいました。マジで。この花の色といい、葉の色といい、まさに!ですよね。(ちなみにワタシ、さくらもち大好きなんです・・食べたい・・・涙)