今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

歯を抜いた~

2005-05-12 00:33:12 | Weblog
歯を抜きました。

もう15年くらいジャマだった歯。
日本で歯医者さんに行くたびに「この歯、抜いたほうがいいんでしょうかね?」と聞いてもなかなか抜いてはくれなかった歯。ヘンな位置に生えてて、いつも舌に当たってジャマだったんです。隣の歯も磨きにくいし・・・と思っていたんですが、歯医者さんは「抜く必要は無いから置いておきましょう。」と。その歯が虫歯になった時も、チョチョッと治療してオワリでした。
ところが今回、こちらで新しい歯医者さんに通うことになり、ひとまず検診。そして最初に言われたことが「この歯、抜きましょうねぇ。」でした。なんとなく嬉しいような、フクザツな気分。

その次の予約日に、「まずはレントゲン撮影を」ということでパノラマ撮影。
そして「じゃ、抜こうねっ」て陽気に言う歯医者さん。
ここはパリ市内の小さな個人医なのですが、それにしてはとても珍しいくらいに(日本並みに)機材が揃っていて、とても手際が良い。(普通パノラマ撮影できるレントゲンなど個人医には無いのです。)

注射を7箇所くらい打たれ、作業開始。
ゴリゴリッ・・・ メキメキッ・・・
隣の歯を傷めないように慎重に作業してくれる。しかし、日本でもこちらでも女性の歯医者さんにばかり診てもらっていたワタシ、男性の歯科医さんの大きな手がワタシの小さい口をグイグイ広げて痛いっ!抜かれる歯はマヒしてて痛くないけど、押さえつけられる唇が痛いのなんの。
「痛かったら言ってくださいね」って言われてるけど、まさか「先生の手が大きすぎて唇が痛い」なんて言えない。だって先生は歯のことで一生懸命なんだから。この際、唇から血が出るまではガマンしよう、と腹をくくるワタシ。(でも真剣に痛かった・・・)

軽く20分以上、歯と格闘していた先生。ようやく抜けたとき、アッサリと「終わったよ」って言われてちょっと拍子抜けでした。で、「歯、持ってく?」と聞かれたので「ハイ~!」と。(以前一本抜いたことはあったんですが、その時は虫歯がひどかった歯なので抜いてる途中で砕けてしまい、もらえなかったのです。)
抜いてすぐの血だらけの歯を、ティッシュにくるんで手渡してくれました。

以前抜いた時よりも麻酔は軽かったみたいで、すぐにマトモに話すことができたし、水もちゃんと飲めた。(でもフランスの歯医者さんって、口をすすぐ水、言わなきゃ出してくれないんですよぉ。なので家で口をすすぎました・・・。)
家に戻って夫に血だらけの歯を見せる。血に弱い夫、おののく。(笑)
(血だらけの歯、ちゃんと歯ブラシで洗いました。)

夕方、義父母がパリに来たので再び歯を出して見せる。「おぉ~」と驚かれる。
で、そこで気が付いたんですが・・・この歯、一体どこに置いておこう?
え~っと・・・(汗)