参院選の民主大敗

ある意味予測通りの参院選民主党大敗である。
ねじれ国会再び状況であり、国会運営は少数党との連携、連立がないとのりきれない状況だ。他方、民主党内は、小沢派の執行部責任追及で秋の党首選の前哨戦のような感じだ。
敗北原因は、各メディアが報道しているとおり、８ヶ月間の迷走と消費税増税の変遷に基づく不信感だ。増税発言、今いわなくてもよかったのにね。これは菅さんの明らかな失敗。たとえ正論でもね。
国会運営に関しては「みんなの党」などとの連携が可能かどうかであるが、自民党含め、政党再編の気負いがでてくると思う。
他方、民主党内での政争は、小沢派による自民党との大連立を狙うのならば、かえって国民世論の支持はえられないであろうし、昨年の自民党政権末期と同様に党内世論が内閣不支持にまわるのならば、民主党瓦解のシナリオは眼に見えている。
先行き不透明、政策、立法の遅延は、国益上問題であり、日本の先は暗くなる。
今のままでは、ねじれ国会が３年継続し、政局、権力闘争が中心となり、国政はとどこおるのみ。解散総選挙をするとも思えないし、３年後、衆参同日選挙すら考えているような感じだ。

こうなると政治に期待せず、自助努力で景気よくしないとダメですな