MacTiger!

Mac、IPOD、音楽、映画、時事問題などについて、疲れたときのストレス発散ブログです。

映画評論43「リンダ リンダ リンダ」(2005年 日本)

2006-04-01 21:16:21 | Weblog
(ストーリー)
 文化祭での公演3日前、メンバーのけが、仲違いでバンドのメンバーが足りなくなった軽音楽部の恵(香椎由宇)、響子(前田亜季)、望(関根史織)の女の子3人組は、演奏曲を急遽、ザ・ブルーハーツの「リンダ リンダ リンダ」に変えて、公演を行うとする。欠けたボーカルの代わりに恵が誘ったのは韓国から留学生ソン(ぺ・ドゥナ)であった。残り時間わずか2日しかない状況で猛特訓がはじまる。徹夜で練習に励む彼女たち。高校最後の文化祭は淡々と経過していく…文化祭の徹夜騒ぎの高揚感、高校生活の単調さをザ・ブルーハーツの曲にのせ、ガールズバンドの少女たちの淡泊な青春ストーリー。

DVD


(評論)☆☆
 ガールズバンドの女の子を主人公にしためずらしい映画。「ローレライ」とは異なりクールな女の子を演じた香椎由宇の表情が役柄のせいか硬く感じられた。美形ながらきつい顔立ちなので、他の女の子中で浮いた感じになってしまうのは残念。
 本映画の一番の活躍は、天然ぼけかつ不思議ちゃんのソンちゃんを演じたぺ・ドゥナであろう。彼女がいないとこの映画は地味なものになったと思う。
 それにしてもザ・ブルーハーツの歌がもう彼女たちにとってはコピー曲たる古典なんだな。時代を感じます。そうそう、屋上で漫画喫茶していた先輩がいいあじだしましたね。物語の背後に語られないいろんなエピソードがありそうで、連続ドラマで続編をつくるとおもしろいかもしれない。

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