町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

パソコン教室 講師は高校生・・・

2007-06-02 00:44:42 | 市町村実践編

 

 これはうれしいニュースです。といいますのは高校生によるパソコン教室が人気を集めているようです。

これを実行しているのは、大田区の都立田園調布高校(生徒数707人)のパソコンサークルが年に3回、初心者向けに開いている講座だそうです・・・

定員20人に対し、毎回倍以上の申し込みがあり、抽選になる。生徒たちは「少しでもわかりやすく」と、教え方やテキストのレベルアップに取り組んでいるようです。

 サークル名は「メディア・サイエンス愛好会」といい、05年、パソコン好きの当時の1年生たちが立ち上げたそうです。

現在のメンバーは13人。パソコンを使ったボランティアが主な活動だそうです。日本の昔話を外国語に翻訳した絵本を作って海外の子どもたちに贈ったり、独自のパンフレットで校内でチャリティーコンサートを開き、ユニセフに寄付したりしてきたそうで、子お様なユニュークな事業を展開してきた実績があり、このような学校なら大人も参加出来る分野もありそうですね・・・

 メンバーのほとんどが、小さい頃からパソコンに親しんでいるそうで・・・松永泰祉(たい・じ)さん(3年)は「子どもの頃のお絵かきは、紙よりもパソコンの画面だった」そうです。だからこの松永さんは職員室のLAN回線の整備を頼まれるほどの「腕前」だとの事です。

この学校の特徴は 「せっかくの知識を、パソコンを知らない人に広めよう」と05年8月に始めたそうです。学校のパソコン教室を会場に、中高年が中心の5日間の講習だそうです。

 電源の入れ方やマウスの動かし方などの基本操作から始め、文書作成ソフト「ワード」の使い方や、インターネットの接続なども教えるそうで・・・私の体験から言うと、インターネットの面白さを最初に教え、ワード、エクセルはさらりと教え、それよりも実際の企業が使う実際に使うものをどんどん参考にした方が、いいのではないかしら?

中高年の世代こそパソコンは必需品だと私は思います。

 「わかりやすい」「気軽に質問できる」と、申し込みが100人を超えたこともあるそうです。

 最初は、初心者にわかるように話すのに苦労したそうです。蛭田悠真さん(3年)は「『次はドラッグして下さい』と言って、全員にきょとんとされちゃいました」と苦笑するそうです。毎回、参加者にはアンケートを書いてもらい、「難しかった」と指摘された点の改善に努めているなんていい授業を行なっていると思います。

 教室が終わる頃には、どの参加者も一通りの操作ができるようになる。松永さんは「最初は『壊したらどうしよう』と震えていたお年寄りが、最終日にはネットで好きなホームページを探して楽しんでいる。教えがいがあります」といってました。教える側も大人を相手に大変でしょうけど・・でもまた別の楽しみが生まれるかもよ・・・・

(朝日新聞記事引用)