青森県にとってはいま長勝寺は、弘前藩主津軽家の菩提(ぼだい)寺であり、本堂は1610年に建立されたものだそうです。このお寺は曹洞宗の本堂で現存するものでは最古のものなそうです。
今回の屋根の大修理は、この屋根を元の姿・・・青森ヒバ材で作った薄板(縦36センチ、横15センチ、厚さ3ミリ)を約15万枚張り重ね、こけら葺きの屋根にするそうです。もう約7割の作業を終え、優美な曲線を取り戻しつつある屋根の上では、職人が竹くぎをリズミカルに打ち付けている様はさすが職人芸です。修理作業は2008年末に終了する予定との事です。
今回のこの大修理の有様を一般公開したそうです。多くは保存修理中は非公開が一般的ですが・・・国指定重要文化財「長勝寺」本堂(弘前市西茂森)で20日、屋根の大規模修理の様子が一般公開され蛸とはおぎある事と思います。
それは文化庁が、文化財保存の大切さを知ってもらおうと企画したもので、同寺の修理作業が公開されたのは初めてのことだと聞きました。21日も午前9時半から午後4時半まで公開されるそうです。
長勝寺は、弘前藩主津軽家の菩提(ぼだい)寺で、本堂は1610年に建立されたものです。曹洞宗の本堂で現存するものでは最古とされるそうでそれだけに貴重なものだと思います。青森ヒバ材を使った「こけら葺(ぶ)き屋根」で優美な傾斜を見せていたが1931年の大規模修理では、屋根は銅板葺きに変得られていたのを今回の大修理で元のこけら葺きにかえたそうです。
今回の修理は、この屋根を元の姿に戻す目的で行われており、青森ヒバ材で作った薄板(縦36センチ、横15センチ、厚さ3ミリ)を約15万枚張り重ね、こけら葺きの屋根にする。すでに約7割の作業を終え、優美な曲線を取り戻しつつある屋根の上では、職人が竹くぎをリズミカルに打ち付けていた。修理作業は2008年末に終了する予定。作業を眺めていた弘前市新寺町の今井美喜枝さん(73)は、「普段見られない現場の作業に感動した」と話しておりました・・・