本命の彼に最期の決死の決心の大アタックをするならこんな告白文を使え。

　戯言シリーズを読んでいるので少しばかり西尾維新節が紛れ込んでいるのですが(苦笑)、とある女子が『男子がぐっとくる告白文』を募集していたので考えてみた。
　もちろんこれはまったくもってボク個人の感覚であり感情であり感応であり感心であり感傷であり感動であるので、一概にに言えることでは決してないのだが。
　女の子から手紙で告白されるなら、確かにシンプルに「好きです、付き合って下さい」が無難なのだろうけれども、あえてストイックにアグレッシブに攻めるならば、以下のような文章がいい。




『わたしがあなたの事をどれだけ好きか好んでいるか愛しているか愛しんでいるか愛でているか溺愛しているか熱愛しているか、あなたは知らないでしょう。
　わたしにはあなたの想像力の範囲なんてまったくもってこれっぽっちもそれっぽっちもあれっぽっちもどれっぽっちも些細にも微塵にも少しも少々も僅かにも想像がつかないし気持ちなんて知るはずもないのだけれど、これだけは言える。
　あなたが考える以上に、わたしはあなたを好いています。
　あなたを好きです。
　ラブラブ大好き、好き好きちょー愛してる！

　引かれてもいい。どん引きされてもいい。
　でもお願い。
　わたしを召し上がれ。』

　これは一種の賭けでもある、最上級《ハイエンド》の超弩級ハイスペックミラクルラブセンテンスだ(なんのこっちゃ)。
　何と言うか、まぁ。
《当たって砕けろ》。
　裏を返せば、
《人に頼らず己で考えろ》
　ということなのだけど。
　……あぁ、嫌いな女子からこんな手紙貰ったら、きっと一生残るな。
　トラウマとして(笑)。


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