音楽の喜び フルートとともに

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ボーンズ フォー ライフ

2011-01-19 22:05:07 | レクチャー、マスタークラス

今年も出来ました。実家の巨大レモン。
本当にレモンなのか?というのが、ずっと問題でしたが、調べてみると、長い間切らず、木において置くと大きくなるということでした。皮も厚くなると書いてあって、そのとおり。どうやらレモンで、間違いないようです。

今朝はボーンズ フォー ライフを受講しました。
会議室の机を寄せて、あいている所に、自分の持ってきたマットをそれぞれ敷いて始めようとすると、講師に止められました。
「みんな、見てみて。」
「それで、やりやすい?」
私は講師のすぐ横、隣はだいぶ空いて、Yさん、その横に、Fさんが、机がせまって狭い所にマットを敷いています。

「私はどこに行きなさいとか、何も言ってません。なぜそこを選んだの?」みんなに聞いていきました。それぞれに答え、フィードバックがありました。

私は「『なぜ、広い所があいているのに、誰もこないのかな?来ればいいのに。』と思っていましたが、黙っていました。」と言うと、

「あなたは、先生のいるところでは、一番成果を上げるけれど、成功しない。なぜなら、他の人や、仲間に対して無関心。『来ればいいのに』と言うのは、力のある人がみんな言ってきた言葉です。

夫が『何時にいくぞ』
『なんや早く来ればいいのに。』と言った時、あなたは子どものオムツや、お皿洗いや、後始末をしなければならない、やることがたくさんあるから行けなかったでしょ。

一人自分の中で、一生懸命環境を整えて、完璧に準備してもフルートは届けられない。人といる時に、あなたは目的を飛ばしてしまうから。

何のためにフルートを吹いているのか?
テクニックを見せることでも、自分をアピールすることでも、ないでしょ。
人の間にいる時に、自分の意識から目的を飛ばしてしまうから失敗する。

それを克服するためには、その場で一番悪い条件の人と変りなさい。」

日曜のコンサートでの失敗のことは、言っていませんが、言い当てられてしまいました。
今回のコンサートは、練習、ピアニストとの関係、ドレス、食事。全て自分で出来ることは完璧に準備しました。
しかし、お客さんの前に立ったとき、お客さんと繋がり、楽しみ楽しませるということよりも、自分の演奏をすることばかりに気がいってました。

他の位置の人にもそれぞれ課題がありました。

勝手に講師の意図を決めて、自分ではいい条件を選んだつもりで、条件の悪い場所を選ぶ人。

講師も、部屋も、他の人も、自分さえ見えずに、力があって怖いと思う人だけを見て、場所を選んだ人。

「誰にも、そこを選びなさいとか、強制されていないでしょ。
自分で選んだのに、ねたんだり、勝ち誇ったり。そして、成果が上がらない。そして、人とするから、それがわかるんです。一人では見えない。」

それぞれの自爆コース。
今回も、大きな収穫がありました。


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