音楽の喜び フルートとともに

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今日リハ

2011-04-12 20:31:30 | 音楽

花ニラは、葉がニラに似ていて、匂いもすることから、花ニラというそうです。英名はspring star flower。今の時期、満開です。

今日は2回目の合わせ。厳しいスケジュールの中、時間を合わせるのは大変。
茨木からKさんに来てもらい、午前中、ピアノのTさん。午後は、Kさんと、22日当日のホールを借りてリハーサル。

時間が無いので、移動中車の中でコンビニで買ってきたおにぎりやパンを食べました。
いよいよ、近づいてきたと言う感じです。

音楽をしていると、一人一人の人が持つ影響力を強く意識させられます。

同じ曲でも、デュオになると、一人で吹いている時とは、全く違う色が現れます。そこにピアニストが加わると、またまた、違う色が混じって、全体の色が変ります。

管楽器は、他の楽器と合わせて一つの曲を演奏することの方が多いです。それは、本当にありがたいことだと思います。
一人の力では、成し得ないことがある。ということを常に意識させられます。

それは、自分が一人では不完全であるということでもあります。

人は一人一人存在としては、完璧ですが、言動や、行為、表現において完璧な人は一人も居ません。

不完全な私達が、紙の上に書かれた楽譜を読み取り、求めるのは?
音楽の再現?演奏家の意志の代弁?完璧な演奏?

どれもある程度までは、追求すべきです。が、一番は、人が力を合わせた時の、おもしろさ。わくわく、ドキドキする楽しさ。

音楽は、CDに入れて飾っておく展示物のような類のものではなく、もっと、生々しい、生き生きした人間臭いもの。

人の細胞一個の動きで、息遣い一つで、変化していく音の変化を楽しむ。

そういう意味において、テクニックは自由に変化するために必要なことであって、絶対条件では無い。ともいえます。

今もっているテクニックを少しでも上げる努力を、することも大事ですが、今もっているそれぞれの持ち味の中で、力をあわせることで、わくわくする、生々しい演奏を目指したいと思います。 


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