音楽の喜び フルートとともに

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ソノリテについて

2008-06-24 01:11:37 | 音楽

「ソノリテについて」モイーズによって書かれたこの本は、フルートを吹くものにとってはバイブルのようなものです。
毎日どこかを使います。音質に悩んだら、体が使いにくかったら、とにかくソノリテに戻ります。

この頼りにされている本の一文目は、
「この著書から美しい音を得る確実な方法を見つけようとすべきではない。」・・・そんな

「・・・フルートの美しい響きを得ることができるように、規則だった練習によって学習者各自の能力を発展させ、修正し、作り変える方法を与えることなのである。」

あらゆる良い教師が言っていることでした。「魚ではなく、釣り方を教えよ。」

使える全ての音からの跳躍。
アタックと音の連結のところでは、「音が最小の時間に最大の命をもつようにすること」
「バッハにいては各々の音は、こういうアタックによってなされるべきである。」

これを練習すると、唇の筋肉が短い時間で、動かしやすくなり、緊張が取れていくのがわかります。
バッハの音って本当にフルートにとっては難しい、でも一時間もこれをすれば、かなり改善します。
ほんと、感動する

みんな苦労するHIF#なんかは、16ビートでこれをすると、かなり気分よく出るようになります。
基本って本当に大切。骨が通る感じ。自分の体の中心が定まる。って感じ。
2週間指を全て動かせなかっただけで、もう音も、指も連結が悪い。こんなときは、基本に返って練習です。自分の体の中心が、かなりぶれているのがわかります。
でも、大丈夫ソノリテがあるから。モイーズ先生ありがとう



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