音楽の喜び フルートとともに

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伊藤公一先生

2024-01-29 21:00:00 | 近代
土曜日の朝は梅田ドルチェ楽器で、伊藤公一先生のマスタークラスでした。

12月の末頃に肩の手術をされるということで、レッスンはお休み。
1月はもうないかと思っていたら、急遽入りました。

お元気なご様子で、フルートも吹いていらして一安心しました。

ただしまだ痛いそうで、リハビリもされていると言うことなので、予後お大事にされてほしいです。

しかし、レッスンは一切妥協無し、こってり絞られました。
正確な音程、メロディと伴奏を明確に分ける、メロディは大きく、伴奏は弱く。 
メロディだけを取り出して確かめて。

レミレミは右小指を上げたまま、左人差し指は速いパッセージは離すゆっくりだと押さえたままでも良い。

シレをスラーで練習、滑らかに正確に取れたら、タンギング。

「あたりまえのことをあたりまえに正確に吹けるように」練習されてきたと言われる伊藤先生の丁寧な音楽の作り方が垣間見えるレッスンです。

あたりまえのことが、あたりまえにできない自分を白日にさらされるレッスンでもあり…油汗が出ます。

ありがたいことにCDを暮れに出されました。
コンサートのチケットやセミナーはすぐに完売するので、手に入らなくなってはいけないと、
早速、手持ちのCDを買わせていただきました。
「マルセル モイーズへのオマージュ」ーフルーティストの黄金時代ー
ピアノは奥様の水野久美先生。


伊藤公一先生

1943年生まれ81歳になられます。
1962年19歳の時に京都市交響楽団に入団。


2年後に首席奏者になります。
1973年ボスヴィル(スイス)でのマルセル モイーズ

マスタークラスにおける演奏はモイーズに賞賛されます。
フレンチスクールを継承する演奏スタイルは今日まで高い評価を受けています。

京都市立芸術大学、相愛大学などで後進の指導、多くの門下生が国内外で活躍しています。

彼らの呼びかけで「デビュー40周年を祝うコンサート」2003年

「フルーティスト伊藤公一50周年を祝うリサイタル」2013年
「80歳を祝う会」2023年が行われました。

2005年から2015年名古屋芸術大学及び大学院教授を務めます。

2013年、2014年にウィリアム ベネットとイタリアのサレマラシノで共演。
2015年にはイタリアで2019年にはシンガポールのフルートフェスティバルでリサイタルを開き、好評を博しました。

(伊藤公一フルートセミナー講師紹介より)

2015年、ウィリアム ベネットフルートサマースクール、イタリア、サレマラシノの教会での伊藤公一先生と水野久美先生の演奏が残っていました。

フランツ フォン ヴェチェイ(1893-1935年)ハンガリー ブダペスト生まれ、イタリア ローマ没

1903年のベルリンデビュー時のフランツ・フォン・ヴェチェイ
によって、1913年20歳の時に作曲された「悲しきワルツ」
彼は才能あるヴァイオリニストで、シベリウスのヴァイオリン協奏曲の再献呈者になっています。
ヴァイオリンのために書かれました。フルートとピアノのための編曲です。







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2 コメント

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ナブッコ (takan32)
2024-01-29 19:34:37
久米さんへ、私のブログにコメントをありがとうございます。
ナブッコ公演でオーケストラにお友達がいて、演奏されていたんですね。
オーケストラの演奏もよかったです。♪
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Unknown (m-fluteangel16??)
2024-01-31 01:17:43
@takan32 さん、こちらこそいつもありがとうございます。
ナブッコ行かれてたのですね。
コントラバスの友だちも喜ぶと思います。
ありがとうございます🙇
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