サイネリア セネッティ レッド ペンタス。長すぎる名前。
実家の鉢植えです。「よく咲いたでしょう。下手な切り花よりいいかと思って、移動したの。」玄関の切り花の定位置にドーンと座っていました。綺麗。
カルメンの続き。
27日朝。9時までは何もできないと分かっていても、早く目が覚めてしまいました。
荷物を積んだ車で、ピアノのSさんの待っている場所に行くと。時間なのにいない。ちょっと早かったかと思って時計を見ようと携帯を見たら、メールが2通。Sさんから、「美容院が遅れているので5分遅れます。」もう一通はギターのMさんから、「譜面台あった?持っていかないといけないかな?」
遅くなったら嫌なので、車をSさんの家の前に回し、「譜面台はあるから、もって来なくていいです。」
「いつものやつ?」「いえ、いいのをKさんが持ってきてくれます。」「ありがとう。」
Sさんが来たので、ふたりで印刷の心配。「紙を息子に頼もうか?」とSさん。「頼みたいけど、出来上がりの紙を見てないからなぁ。Kさんこだわって選んでたしなぁ。」
「とりあえず、ありそうなところは、一軒しかなくて、10時半しか開かないから、リハの途中で抜けて行くしかないね。」
私は運転中なので、Sさんが「電話番号しらべとくわ。」と調べてくれました。
会場に着いてみると、ダンスの人がもう来ていて、着替えてすぐリハ。
実は、14日のリハの時には照明も照明担当の人も予算が少なくて使えなかったので、今日開演までに決めなくてはなりません。リハの時には、まだ踊りができてなくて、それも合わせてみなければなりません。
12時半にコーラスとこどもたちが来るのでそれまでには充分終わるはずです。
が、全部で18曲。シーンは、曲ごとに違いますし、曲の途中でも、薄暗くなったり明るくなったり、ホリゾントが入ったり。演奏をしなくては、イメージもわかないし、どこでどう変えたらいいのか?も照明の人にもわかりません。
結局、何度もとめて修正をくりかえしたり、色も微妙に変えたりして、結局、印刷に行くどころではありません。休憩時間に、Sさんが、ありそうな文具屋さんに電話して確かめてくれたら、A4はあるけれど、B4は切らなくては無い。あとから来たコーラスの人にお願いして、もう普通紙で予備を50部つくってもらうようにお願いして、お茶を濁すしかありませんでした。
ギターのMさんが11時前に来てくれたので、ギターの部分も入ってもらってしましたが、演奏より、音楽や踊りがあうか、照明がどうか?そういうことしかできません。
そのうち、コーラスと子どもたちが来たので、合唱と、パーカッションが入る曲をもう一度。
「踊りの人がいない。もうこれしか合わせられないよね。」とMさんが言ってくれたので、控え室に帰ったダンスのOさん、Wさんを携帯で呼び出し。
もう一回に入れるようにして、なんとかリハ終了。
「水分。水分。」乾燥して、唇が閉じたらくっついて離れなくなってきていました。
1階の自動販売機でスポーツ飲料を買って、一気飲み。
「私のおにぎり一個あげる。」Sさんが手作りのおにぎりを一つ分けてくれました。ありがたい!
しっかり食べて、気になる受付に行ってみると、もうロビーに人が集まっていました。
楽器店からお手伝いに来てくれたYくんを捕まえて、「席が足りないかもしれないから、足りなかったら出してもらいたいんです。」と伝えていると、たくさん知人が、来ていて、うれしいやら、ご挨拶をしなくてはならないし。
やっと抜け出して、舞台から緞帳の隙間から覗いてみると、もう、残席わずか。よく見えないといっていた3階後列に立っていたり、椅子を出して座っている人ももういます。「まずい。」
「Kさん、やっぱり席が足らないみたい。」紐をかけて使用禁止とかいてある席にももう座っている人もいます。
「端席はだめなんですよね。」
開演直前。「あれ、はずしましょう。」とホールの人が、ルールを破ってはし席を開放してくれました。
それから、通路と、再前列に1列。並べてくれました。受付のYくんも5人いるスタッフも殺到して、席を並べるどころではなかった。
そして開演ベル。ギリギリの判断でした。
おかげで、前列には誰も座りません。
後列にはたっている人もいるのに…。
緞帳があく直前。思い出した!ギター弦が照明が当たると音程が下がるのに、フルートは上がる。チューニングを高めにとってもらうって言っていたんだ!上手のMさんに、「チューナー貸して。」「もう開くよ。」「ちょっと、待って。」
ピアノのAをもらい、打鍵で442HZ、余韻は少し高め。
取って返して、Mさんに、1ポイント高めで取るようにお願いして、ダッシュで立ち位置。すぐ開帳。
間に合った…。
さて、無事に終わるでしょうか?
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