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もっと深く「知りたい!」フィギュアスケート

2008-11-16 21:40:11 | 
もっと深く「知りたい!」フィギュアスケート
阿部 奈々美
東邦出版

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フランス大会、真央ちゃんの逆転はなりませんでした。残念。しかし、去年よりも高度なことをやろうとしているのがわかります。曲もずっとハイテンションのアップテンポで、おまけに濃いというか、印象的というか、耳にこびりつく強烈な曲。音負けしないだけでも立派なものかも、なんて思ってしまいました。スピン、ステップともに去年より難しいことをやってますし、解説の伊藤みどりさん(数年前は、イマイチだなあ、と思っていたのに、去年あたりから大変よくなった気がするのは気のせい?今や結構楽しみにきいてたりします)解説とは大違いによると、ジャンプもこれまでにないサルコウを跳んでいるらしい。あと2週間滑り込んで、ジャンプを安定させれば、かなりよいプログラムになるのかもしれない、と思ってみました。

明らかに去年よりもレベルアップした今年のプログラムは、今年のみならず、再来年のオリンピックを見据えてのものなんでしょう。う~む。なかなか遠大な計画かも。

こちらも逆転はできなかったとはいえ、小塚くんのファイナルが決まったし、去年、順位のせいでファイナル進出をのがして気の毒だったロシェット選手も今年ははやばやと出場を決めましたから、まあ、よしとしますか。

とはいえ、これだけ毎年、グランプリシリーズから世界選手権までをしつこくみてると、4ヶ月間、コンディションを保つことが難しいことがよくわかります。去年、グランプリシリーズではまったくさえなかったジェフリー・バトルは、世界選手権ではすごかった 逆に、ファイナル以外のグランプリでは安定していて無敵か、とさえ思えたウィアーは先細り気味だったかな。

つまり、年間通じていい選手なんてのは、まずいない、といってよいにちがいありません。

長丁場は本当にたいへんですね。

さて、好きでよくみているわりには、イマイチ技術的なことがわかっていないので、写真の本を買ってみました。Q&A方式になった「知ってそうで知らなかった」フィギュアスケートの疑問に答える、という形式になっています。図解入りで、ジャンプ、スピンなど技術の説明がしてあるのはもちろん、新採点方式、レベル4をとるための条件など採点にまつわる解説、振り付け、コスチューム、試合のときの決まり事、世界選手権をはじめとする大会の歴史なども書いてあります。まだまだ続くグランプリシリーズをみるときのお供にぴったりです

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